初代機はモバイル充電器として評価した場合不満があったのですが後継機?はその弱点を補う良品でした。
カテゴリー: 電源
USB Power Delivery互換(Quick Charge4.0)のASUS Zenfone6が素敵すぎた
先日、国内版のASUS Zenfone6を入手したのですが、このデバイスは「メーカーのフラグシップモデルなら当然備えているであろう」と思われる色んな機能が省かれて低価格化が図られています。
具体的には「カタログスペック的に重要なSoCにSnapdragon 855を採用したい」っていうのがありきで、色々引き算で設計しているように感じます。
高性能なSoCを採用したからと言って機能をフルに引き出すかはメーカー次第なのですが、例えばZenfone6はHDMI出力(DisplayPort)非対応などが低価格モデルの弊害なんだろうなぁと。
3Dゲームがヌルヌル動く性能なのにもったいない。
しかし充電に関してはQC4.0をきっちり実装していました。
※純正のAC充電器はおそらくカタログスペック通りの数値なので特に計測してません。
Apple 61W USB Type-C充電器(PD)で充電してみたの図。約14Wで充電できてます。
Anker PowerCore20100(PD)で充電してみたの図。15W近く出てる。誤差の範囲か。
Anker PowerCore10000(PD)で充電してみたの図。約14W。普段持ち歩くモバイルバッテリーはサイズ的、充電効率的にこれですね。
Anker PowerCore II Slim(QC3.0?)で充電してみたの図。約12.8W。電圧が上がっており後方互換を確認。
まとめ
充電機器を選ばずに急速充電が可能なのはめちゃくちゃ便利です。
ただ急速充電は温度管理されているとはいえ熱を持つので「出先でどうしても空中給油したい」というシーン以外ではあまり使わない方がいいと思うんですよね、個人的には。
夏場にQC2.0のZenfone2の充電で負荷をかけすぎて電源周りがおかしくなったことがあるんで^^;
就寝中に使う充電器はわざと低スペックな充電器でゆっくり充電するのがエコなのでは?とおもいました。
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GoProとANKER Powercore 10000 PDが意外とポンコツな組み合わせでした
何かとお高いGoPro純正のオプションですが電源周りも例にたがわずなんですよね。
とは言えGoProとその関連機器の充電方式は独自規格じゃなくてUSB Power Delivery(以下PD)に準拠しているので純正の充電器を使わなくても急速充電は可能なのです。
しかしPDは最大100Wもの電力を供給できる規格なのでGoProのようなウェアラブルデバイスを充電する用途としてデザインされている製品は少ないんですよ。
という状況を作り出して顧客に純正品を買わせるのがGoProの狙いだと思うのですが、最近ではPDはNintendo Switchも採用していたりとわりと身近な存在になってきました。
UGreenのUSB Type-C延長ケーブルの品質が素晴らしい
テレビにANKERのUSB Type-Cハブを接続して母艦化した日記を先日書きました。
便利ではあるのですがUSBハブのPC側に接続するケーブルが短かいのが、リビングで使う用途としては使いにくかったのです。
目標としてはテレビ台からリビングのテーブルの上に置いたMacBookに接続できるまでケーブルを延長すること。
USB Type-Cケーブルは高速データ転送、高い電力を流す仕様の為だと思いますが、良い品質のケーブルを使わないと動作不安定になるという話はネット上の至る所で聞くことができますので、ケーブルの延長は難易度が高いと覚悟は決めておりました。
延長コネクターを試してみたが
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Type-Cケーブルのオス同士を接続するコネクターを使用して延長してみました。
(もっとも低コストで試せる方法がこれだったので先ずはこれを試しました)
これが成功すれば延長に使用するType-Cケーブルは自分の好きな物を選べますし長さも自由自在で素敵やんと期待していたのですが、これ、めちゃくちゃ不安定です。
たまーにUSB接続のHDDが認識します。HDMIは認識しません。
充電も不可です。
この方法は時代を先取りしすぎたらしい。却下。
UGreenの延長ケーブルがめちゃくちゃ高品質っぽい
とりあえずUGreenの延長ケーブルを一本買って試してみたところ、見事全ての機能(USB HDD、SDカードスロット、HDMI、MacBookへの給電)が正常に動作しました。
素晴らしい!
しかしこの延長ケーブルの長さは50cmしかなくって微妙な長さであります。
(長さにバリエーションがあれば迷わず1m以上の物を選んでいたのですが50cmしか無いのが残念です、、、)
もう50cmあればテーブルの上に置いたMacBookにギリギリ届くのにっ!って感じで歯痒い思いをしてたのですが、「ならもう一本延長ケーブルを買えばいいんじゃない?」という結論に至るには時間はかかりませんでした。
しかしUSB Type-Cケーブルとは、かなりの品質を求められるケーブルだという事は実体験として学習済みでしたので、更に延長して動作が不安定にならないだろうか?という懸念はあったんですよね。
懸念はありましたが杞憂でした。
2本で延長した状態で私が求める全ての機能が正常に動作しておりMacBookへの充電も40Wほど出ておりますので実用上問題なしです。
欲を言えば60W出てほしいところですが。
まとめ
先日、同社のUSB Type-CのSDカードリーダーを購入していたのですが、これも品質が高くて感心していた所でした。
今回の延長ケーブルも文句の付けようがない良品ですしUGreenというメーカーは個人的に大注目メーカーになりました。第二のANKERになれるかな?
延長ケーブル2本ではまだ微妙に短いので3本目の延長をしてみようかな?と思うのですが、どなたか似たような事をしていて3本(1.5m)の延長に成功された方がおられたらコメント欄で教えてくれると嬉しいです。
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Anker PowerPort Atom PD 1が驚くほど小さいPC充電器なのだけど爪が折り畳めないのが残念な件
めんどくさいので結論から書きますが。
小さくてパワーも申し分無いのですがコンセントの爪が折り畳めず、本体が立方体に近い形状なのが、旅行とか出張時のパッキングする上での大きなマイナスポイントのように思えます。
この小ささでMacBook Pro 13インチが充電出来るの?と、感動を覚えるくらいのサイズ感ではあるので、従来の30ワットのPD充電器と置き換えれば結果的に荷物の総量は数十グラム減るかもしれないのですが、この四角い形状、この飛び出した爪はパッキングの難度を上げる為、旅行にはあんまり持っていきたくないかな?というのが正直な感想です。
しかしコンセントに挿した状態の外見はPCも充電可能なハイパワー充電器とは到底思えないミニマルな見た目で、家具との調和をはかりたい、とかそういった用途では非常に有用だと感じました。
それと本体が小さいのでスペースに余裕の無い場所でのたこ足配線にも対応しやすいかと。
大きさの比較
Apple純正の28W充電器とこの比較。ぱっと見Atomの方が圧倒的に小さいですが、Atomの方が厚みがあるし爪は折りたためないしで、正直どっちがいいか?と問われたら個人的には悩むかな。
MacBook Pro 2018 13インチに付属の61W電源。これも大きの違いは明らかだけど、パワーが全然違うので大きさで比較するのはフェアではないかな。
以下は念のため充電性能の測定
MacBook Pro 2018 13インチ
まずまずです。
iPad Pro 12.9インチ
これもいい感じの高速充電になっています。というかこのUSB-Cからライトニングに変換するケーブルが今のところAppleからしか発売されておらず、やたら高いんですよね…
この流れでその他iOSデバイスを充電していきます。
iPad 2018
これはPD充電ではないですが2.65Aという大きな電流が流れてますね。問題なし。
iPhone 6S Plus
Anker PowerCore 20100 Nintendo Switch Edition
Anker製品同士ですので、これも問題なさげ。
GoPro Heroの急速充電器
PD充電にしては珍しく、電圧が5V固定で電流を上げる系の変態仕様。これも特に問題なし。
Zenfone Zoom S(口だけType-C)
このスマホはインターフェースはUSB Type-CなのですがQuick ChargeにもPDにも対応してません。昔ながらの電圧は5V固定で電流を上げて急速充電するタイプです。これは流石に遅くなるんじゃ?と思っていましたが、この機種におけるベストの電流で充電できてますね。
まとめ
変な癖もなく、検証した機器全てに対して卒なく急速充電を行える良い充電器だと思います。しかもこの大きさでそれを実現しているのですから凄い時代になったものです。
タイトルにも書いていますが、コンセントの爪が折れない事のみが個人的残念ポイントでした。次のモデルに期待したいです。
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MacBook Pro2018をリビングで使う為のUSBケーブルを購入
MacBook Pro2018はUSB Type-C Power Delivery充電ですので互換性のある充電器と充電ケーブルで代用する事ができます。有難い事です。
リビングでMacBookを使用する際、MagSafe式の充電コネクタだった頃は足元までタコ足コンセントを延長してそこから電源を取る、というあまり美しくない形だったのですが、PD充電であれば好みの長さの充電ケーブルが使えますので壁のコンセントからテーブルまで届く長さの充電ケーブルを買ってみました。
GoProの純正チャージャーが評判がいい割にはイマイチな件
GoProがバッテリーに関してサードパーティーを排斥しようとしている姿勢は、実際にサードパーティーのバッテリーを使用すると実感する事が出来ます。
サードパーティー製バッテリーで動くは動くのですが、純正より電池の持ちが悪いとか電圧不足な感じで突然落ちちゃったりとか。
それはそれで責められるべき事ではないと思うんですよね。
メーカーが自社バッテリーしか動作しないって事は当たり前の事なので。
でもそれをソフトウェアなり回路の制御で「使えなく」しちゃうのはやり過ぎじゃないの?と思うのです。
と思うんですが我慢してお高い純正品を買ったわけですよ。高くても高品質な品だから幸せになれるんでしょ?という幻想を抱いていた時期が僕にもありました。
急速充電するには更に純正のウォールチャージャーが必要。だと、、、
らしいです。
が、ひょっとしたらQuickCharge互換でANKERの充電器をそのまま充電出来るんじゃないかしら?という一縷の望みを託して入手してみたんですわ。
純正バッテリーが一個付属してるみたいだし最悪ゴミにはならんだろうと。
しかしQC対応充電器で充電してみたところ、、、4.88V/0.88A。遅くは無いけど急速充電と呼ぶには心許なさすぎる数値…
まさかと思い、PD対応充電器で充電してみたところ2A以上出てる。お、これは結構大きな電力で充電出来てる!
けど、2本同時に充電したとしても2500mAhにも満たないバッテリーの急速充電をPD(だけ)にしちゃうのか、理解に苦しみます。
嘘、理解はできます。
この純正チャージャーの発売時期は、まだPD対応のモバイルバッテリーは少なかったから「独自規格だ」とか誹りを受ける事なく市場を独占したかったんですよね、、、わかります。
最近でこそPD対応のモバイルバッテリーやウォールチャージャーは増えてきておりますが、PDという規格は最大100Wの大きな電力供給を目的としていますから、GoProバッテリーの充電器としては、何を選んでもオーバースペックな感じで組み合わせ辛いのです。
電力の入出力くらいWebのカタログに記載してくれ
きょうび怪しげなメーカーですらAmazonの商品詳細なりに記載してるわけですが、GoProは一切記載がなく。
日本でこういう売り方って法律的に大丈夫なの?って心配になっちゃいます。
まとめ
GoProはバッテリーに関しては純正品じゃないとへんな動作をしますのでバッテリーは純正品を使うしか無いかな?と思いますが、バッテリーチャージャーに関してはサードパーティー製の方が使いやすい、という感想です。
PD以外だと低速充電になってしまう純正チャージャーの挙動は流石に使いにくすぎです。
GoProってサードパーティのオプション類が充実していて、GoPro自体に利益が還元される仕組みではないものの、エコシステムとしてはいい感じに成立してると思うんですよね。
GoProに直接利益は無くたって、サードパーティーを巻き込んで盛り上がり感を演出出来ている事についてはGoProにとってはプラスだよね?って。
ただでさえ業績が悪いのに、この辺でシナジーを出していかないとジリ貧じゃ無いの?って思っちゃいます。
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MacBook Pro(2018) 13インチをANKER製PD対応充電器各種で充電してみた
Appleが対応製品を販売する事によってデファクトスタンダードになった感のあるUSB PDですが、統一が更に進めば機器ごとに異なる充電器やケーブルを用意しなくて済みますので、消費者としてもメリットがあります。
とはいえ大容量バッテリーを備える機器(例えばMacBook Pro)などへの充電は相応のパワーを備えた充電器でないと効率よく充電出来ないはず、、、なのですが「遅いけど充電可能」と「充電不可」の間には意味的に大きな隔たりがありますので、まずは互換性を調べるという目的で、手持ちの充電器を一通り調べてみました。
A(アンペア)の値がMacBookの稼働状況で揺らぐのですが、できるだけ大きな数字が出ている部分を記録しています。
外出先で便利だと思うトイドローン のモバイルハブ充電について
法規制の掛からないサイズで外で飛ばしたいと思えるドローンを私は持っていないので私はこれから紹介する充電方法を使っていないですが。
普通にコンセントで充電しています。
さて、大抵のトイドローンはUSB充電が可能ですのでモバイルバッテリーを利用すれば出先での充電には困りません。
しかし充電本数が5本、6歩もしくはそれ以上に多い場合は?
Mavic Air用携帯充電器 Smatree DP160その後
Mavic Airをリポバッテリー3本分飛ばすと、そこそこのフライト時間でお腹いっぱいになるので、実は今のところSmatreeはそれほど活躍してなかったりします。
一応、実地テストはしてみたのですが、ちょっと気にしておかないと駄目そうな挙動を見つけたので記しておきます。