Osmo Pocket3 の1週間使用レビュー

ネガティブな所からまず書いておきますが、前モデルと比較して大きくなったのが若干不満なのと、街歩き撮影している時に、フォーカスがレンズ周辺の手前の電柱やポールに持っていかれる事が多々あるんですよね。中央部の視界が広く開かれている状況であるにも関わらず。

というかパンフォーカス時に、微妙に合焦していないような気がする?

意図としては中央にフォーカスを合わせたいのに合わない事が多々あります。

2023/11/01にファームウェアアップデートがリリースされており「フォーカス」に関しての改善にも触れられていたので、また数日使い込んでみて改善がみらええるか確認しよう、という状況です。
センサーサイズが大きくなった事に対する贅沢な悩みですけどね。

以下はファームウェアアップデート後に撮った動画

にしても現状(初期ファームウェア?)のフォーカスのアルゴリズムは何か変な気がする。

あと急速充電をOffに出来ないのも使っていて気になるポイントですね。
いや、いいんですよ、急速充電。めちゃくちゃ速くて便利。

ただ急速充電は一般的にバッテリーに対する負荷が大きいので「いたわり充電」みたいなモードも設けてほしいなぁと。

1週間旅行などで使ってみた感触だと急速充電は目茶苦茶便利。だがこんな使い方を続けていると可也早い段階でバッテリーの劣化が進むことが予想されたので、後付けでメーカーの追加保証(2年)をケイヤクしました。まんまとDJIの策略にハマってしまった。

“Osmo Pocket3 の1週間使用レビュー” の続きを読む

Peak Design Everyday Back Pack V2にDJI RS3 Miniは入るのか?

結論から言うと入るのですが、ベースプレートなどを外して可能な限り小さく折りたたんだ状態でないとスペースを取り過ぎてしまいます。

DJI RS3 MIniを紹介されている方の多くは、サイドポケットに刺してベルトで留める、、、みたいな運用を紹介しているケースが多いのですが、個人的に金属部分を剥き出しで持ち歩くのは怖いんですよね。

なので私はジンバルもリュック内に納めたかった。
あくまでも以下の写真は私のパッキング方法になります。良い方法があればコメントなので教えていただけると助かります。まじで。

“Peak Design Everyday Back Pack V2にDJI RS3 Miniは入るのか?” の続きを読む

SONY FX30用にDJI RS3 Mini購入

今まではMoza mini PにFujiのミラーレスやFX30を載せて使っていたのですが、最近メインで使いたいFX30はボディー自体が結構重いのでレンズを選んでペイロード(900g)ギリギリって感じなのですよね。

ペイロード内に収まったとしてもギリギリで運用するのもあまりよくないのかなぁ、とは思っていまして、ちょっとしたバランス調整ミスがモーターの過負荷を引き起こしてしまい、もうちょっと余裕のあるジンバル が欲しいなぁという事でDJI RS3 Miniの購入に至ったのでした。

“SONY FX30用にDJI RS3 Mini購入” の続きを読む

DJI Mini 3 Proが旅行用途に最適なドローンだった

2022年6月20日にドローンの登録義務化が開始されたのですが、これを機にリモートIDに対応している新しい機体に買い替えてみました。

Air2SではなくDJI Mini 3 Proを選んだ個人的理由

価格があまり変わらないのでMavic Air2Sと悩んだのですが、 「インテリジェントフライトバッテリー Plus」を使用した場合の連続フライト時間がAir2Sが34分に対してDJI Mini 3 Proが47分(約1.4倍) とめちゃくちゃ長く、私としてはこれが一番の魅力でDJI Mini 3 Proを選んだのでした。

私は「凝った空撮をしたい」みたいな欲求は初代Mavic Airを飛ばしていた時に殆どやり尽くしていて、 「そこまで高画質を求めていない、とうかドローンでやりたい事は限定されている」というのもDJI Mini 3 Proを選んだ理由の一つでした。

現状ドローンでやりたいことは、マスターショットを使用した旅行記用の記念撮影とか、 垂直に打ち上げてのスフィアバノラマ撮影(Googleストリートビュー用)くらいなのですよね。
Googleストリートビューの最大アップロード画質は12Kなのですが、DJI Mini3 Proのスフィアバノラマモードで撮ったRAW静止画を後から手動で結合すれば凡そ20Kくらいの画像に仕上がるので解像度的には余裕を持って写真を仕上げれるので精神衛生上よいですね。

ちなみにアプリ任せで自動的に作成されるスフィアパノラマ写真は約9Kです。これでも十分綺麗です。

ドローンは飛行申請の都合、夜間飛行の敷居がめちゃくちゃ高いので、アマチュアバイロットが一般的に飛ばすような環境なら暗所性能が求めれるようなシーンは殆どなく、Air2Sの1インチセンサーはオバースペックであろう、という判断もあったのでした。

“DJI Mini 3 Proが旅行用途に最適なドローンだった” の続きを読む

DJI Pocket2レビュー

2020年10月の発売日に購入していたのですが、その後すぐに武漢で新型SARSかな?みたいな話が出回り、あれよあれよという間に 現在のCOVID-19蔓延という流れになり、このカメラをフルで活用する機会が少なかったんですよね。

そういった世界情勢のお陰で2年近くたった今でもDJI Pocket2がシリーズ最新機種なのかもしれませんが。
ちょっとずつ使い込んできて、大体このカメラの特性がわかってきたので雑にレビューします。

良好な暗所性能

機械式ジンバルなのでシャッタースピードを1/24まで落としても映像が破綻しないのが素晴らしいです。
シャッタースピードを落とすとそれだけでかなり明るく撮れる為、低ISOでノイズを抑えられます。

またDJI Pocket2はセンサーサイズが1/1.7インチと大きめでISO感度を上げてもノイズは控えめ。
到底小型カメラとは思えないほど、暗所での動画撮影で良好な動画を記録してくれます。

DJI Pocket2の弱点(内蔵バッテリー)

DJI Pocket2

アクションカムや小型カメラといえば着脱式バッテリーが採用されている事が多いと思うのですが、 DJI Pocket2はバッテリー内蔵式なのですよね。 この点は、カメラを極限まで小型化できたり、必ずしも悪い点ばかりではないのですが。手のひらよりも小さいサイズはとても魅力。

高画質設定で撮影すると1時間前後しか電池が持ちませんので、これ以上の連続撮影を行う場合は モバイルバッテリーなどで充電しながら使用する必要があります。

DJI Pocket2の弱点(GoProと比較するとパワー不足)

DJI Pocket2の最大解像度、最大フレームレートは4K/60FPSなのですが、この設定で撮影した場合、 「高画質モード」(おそらくこれは高ビットレート設定)に設定できません。
これが設定できないと何が起きるかというと、大きくカメラの向きをパンして急激な映像変化のあるシーンでブロックノイズが入るんですよね

下記動画終盤で湖にカメラを向けるシーンなどで盛大にブロックノイズが発生しています。

60FPSという高フレームレートならモーションブラーがなくても映像に違和感を感じないので光の足りているシーンでは4K/60FPSで撮景したいな と思う所なのですが、DJI Pocket2の4K/60FPSは使えんなー、というのが個人的結論です。

設定を4K/30FPSに落とす事によって「高画質モード」に設定できるので、私はこの設定で撮影する事が多いです。
ただし30FPSだとモーションブラーが入らないと違和感ありすぎですので、以下の動画のように明るさに応じてNDフィルター(ND8,16)を付け替えて撮影しています。

GoProは画質設定を一切落とさずに高ビットレート撮影の行えるので、明るい場所での撮影のしやすさという点においてはGoPro最強かなぁ、と思う所です
(※但しGoProは暗い場所では非常に非常に使い辛い)

まとめ

画質に拘ると色々撮影方法を考える必要のあるカメラですが、何も考えずにオートで適当に撮っても旅行記用の記録映像ならば十分な画質かな、と思います。
モバイルバッテリーの併用は必須になってくるかとは思いますが、 カメラ本体のコンパクトさも相まって旅行カメラとして非常に使いやすいです。

夕暮れから夜間にかけては高価な大きなカメラであっても綺麗な動画を撮影するのは非常に難しいので、こんなに小さなカメラで殆ど全てのシーンをカバーしてくれるのは、まさに旅カメラといった所。

次期モデルがいつ発売になるのかはわかりませんが、多少大型化してもいいのでNを内蔵してほしいな

via PressSync

DJI Pocket2月にサードバーティーのNDフィルターを入手

安かったので買ってみたのですが、価格、品質的に申し分のない品でした。
吸着用の磁力は純正のワイコンレンズよりも強く、めちゃくちゃ薄いのでちょっとした衝撃くらいでは脱落しません。

しかもこのNDフィルターを装着したままワイコンレンズを装着可能という優れもの。このNDフィルターの磁力が強いため、ワイコン単体で装着するよりもワイコンの装着性が安定するという不思議な状態。純正品の立場が。。。

もちろん映像にムラが現れることもなく、純粋にNDフィルターとしても申し分なしです。 下の動画はND16を装着して、FPS30、SS:1/60で車窓の外を撮影した動画。

“DJI Pocket2月にサードバーティーのNDフィルターを入手” の続きを読む

GoPro Hero10をMoza mini Pに乗せてイルミネーション撮影してみた

GoPro Hero7まではKarma Gripという純正ジンバルがあり、このジンバルの安定性は最強だったのですが、 Hero8以降、純正ジンバルの発売は無く、サードパーティ製品でなんとかしなければならない状況です。

そうなるとペイロードギリギリの1万円台くらいのアクションカム専用ジンバルを使う事になるのですが、どうにも安定性が不足しがちなのですよね。
確かにアクションカム専用ジンバルは、めちゃくちゃ小さくて軽くて使いやすいんですよ。 明るい場所での撮影ならばジンバルの安定性と電子手振れ補正の相乗効果で手で直接持って撮影するよりもはるかに安定的な動画が撮影できます。

しかしシャッター速度を落とさざるをえない暗所撮影では少しの微振動が望まぬモーションブラーになってしまい、 撮影後に手振れ補正をかけるにしてもモーションブラーの補正は不可で、所々光点が滲んだような動画になってしまいます。

光学的な手振れを補正できればDJI Pocket2以上の画質で暗所撮影が行えそうなのになー、という事でもうすこし大型のシンバル(Moza mini P) で試してみることにしました。以下はMoza mini Pにメディアモッドを装着したGoProを載せて撮った動画です。

GoProでペイロードに余裕のあるジンバルを使用する利点は、メディアモッドやその他オプションが併用可能な事ですね。 安定性も良好です。

“GoPro Hero10をMoza mini Pに乗せてイルミネーション撮影してみた” の続きを読む

実際にOsmo Mobile 3を旅行で使ってみたら、やっぱり良かった話

Osmo Mobile 3は1,2,3と出てますけど3に関しては系譜を無視したカジュアル設計になっています。

持ち運びやすい、組み立てやすい反面チルト幅が異様に狭い「3軸ジンバル の内1軸を犠牲にする」という正気か?とも思える大胆な設計。

「グリップを水平に持って正面を撮ることが出来ない」っていうジンバル としてはかなり残念な制限がかかるのですが、それを差し引いてもポータビリティーのよさ、組み立ての容易さと言った長所がそれを上回ります。

以下はOsmo Mobile 3とZenfone6で雑に撮った作例。


“実際にOsmo Mobile 3を旅行で使ってみたら、やっぱり良かった話” の続きを読む

DJI Osmo Mobile 3がコンパクトに折りたためて旅行用に良さげ

Zenfone6のカメラが超広角側も含めて動画が綺麗に撮れるので旅行用に新製品のOsmo Mobile3を買ってみました。

実は前世代のOsmo Mobile2は所有しておりまして、Osmo MobileシリーズのAndroid用の接続アプリがイマイチ出来が悪い事は知ってたんですよね。スマホの性能を活かしきれないとか。

私は標準カメラアプリを使う前提で入手しました。

“DJI Osmo Mobile 3がコンパクトに折りたためて旅行用に良さげ” の続きを読む