GoPro Hero7+Karma Gripを海外旅行で4K 60FPSハンディーカムとして使ってみた

GoProは撮影解像度を4K 60FPSに設定するとSuperSmoothがOffになり手ブレ補正が効かなくなるのでこの撮影モードでハンディーカム的な撮影をしたい場合はジンバルが必須になります。

私は純正のKarma Gripを使用しています。

一般的なハンディーカムと違って光学ズームが出来ないという弱点がありますが、自撮り棒みたいな構造なので、真上に掲げて高い視点から撮影したり、逆に低空で撮影したり、被写体スレスレを通過するような撮影をしやすかったり、ある意味ハンディーカムを超える面もあります。

Karma Gripはパンした時の反応が一拍遅れる(仕様)ので、思い通りにカメラの向きを変えたい場合に血圧が上がる感じですが、撮れた映像を後から見返した場合、左右に迷っているシーンが軽減されているので映像作品としてみた場合は、これはこれでアリかな?と思えます。

連続撮影可能時間は極めて短し

4K、60FPSで撮影を行うと本体の発熱が大きいです。

(雪山とか以外の)大抵の撮影シーンでは発熱量が自然放熱量を大きく上回る為、時間経過により限界温度に達して自動的にシャットダウンします。

今回検証した場所はハノイ(ベトナム)とバンコク(タイ)だったのですが、連続で撮影できた時間は15〜20分と言った所でした。
(恐らく直射日光下だともっと短くなる)

シャットダウンのたびにバッテリーを抜いて人肌で急速に冷ます、という運用になります。
冷却ジェルみたいなのがあれば便利だろうなと思いました。

という状況ですのでKarma Gripをリュックベルト等に固定しての街歩きPOV撮影を行うには解像度を落とすしかないんだろうな、というのが個人的な結論です。

寒冷地なら高解像度撮影でも長時間撮影できるんでしょうけど。

Karma Gripは暗所の動画撮影に威力絶大

GoPro Hero7のSuperSmoothの効果は絶大で「ジンバルいらず」という宣伝文句は誇大広告ではなく事実だと思うんですよね。

しかしSuperSmoothは暗所撮影に非常に弱く、ノイズが出まくるのは有名で、私的にはGoPro単体での夜間の動画撮影は諦めていました。

しかしKarma Gripを使えばその弱点をも補えます。しかも4Kクロップ無しで撮れる。

下の動画はハロン湾のとある島の洞窟を撮影(4K 30FPS)

トンロー辺りの夜を歩きながら撮影(4K 60FPS)

ハノイで泊まったホテル(4K 60FPS)


ハロン湾のクルーズ船(4K 60FPS)

いずれの動画もISO上限800、カラーはフラットで撮っています。

Karma Gripは静止画撮影のブレ抑制にも(多少は)効く

Karma Gripを使えばグリップ部の押しやすい場所のシャッターボタンが使えるので、ボタンを押し込んだ瞬間のブレも少なくていい感じです。

まとめ

Karma Gripを使うと同時に極小のウェアラブルカメラであるというアイデンティティも失うわけですが、オプション品の取捨選択でいかなるシーンでも対応可能である、というのはqGoProの強みではないかと思いました。

GoProは不安定なカメラなので使っていてイライラする事も多いですが、この汎用性の高さはその不満を上回ります。

余暇旅行の場合、プールで泳いだりシュノーケリングをしたりする事もあるので、単体で防水機能のあるGoProはマジ使えるヤツです。

4K 60FPS撮影に関してはクールダウンタイムを設けるとか意図的な温度管理が必要です。
この撮影モードを使い込んで、どの辺りがGoProの限界か?を肌感覚で分かるようにならないと実戦投入は厳しいなぁというのが正直な感想です。

ただ高画質録画を長時間行うと排熱が問題になってくるのはGoProに限った話ではないのです。
最高画質で保存されるファイルは極大サイズで、編集に高スペックマシンが必要だったり、共有が難しくなったり、熱暴走は数多くある問題の一つに過ぎず、色んなデジタル機器が高性能化している現代においてもカジュアルに撮影するモードではない、と思うんですよね。

この辺の問題をトータルに解決しよう、という意気込みのある人なら、GoProの4K 60FPS撮影は十分に使いこなせる範囲の撮影モードではないかと思いました。

P.S.
Osmo Actionが発表されましたね。正直GoPro Hero7は熱問題に関係なく不安定なカメラなので、Osmo Actionの安定性如何では乗り換えは検討したいなと思います。

しかしGoProはメーカー純正のジンバル(Karma Grip)があるのに対し、Osmo Actionは将来的にどうなんだろ?ってのが気になる点ではあります。

GoProに滅んで欲しいわけではないのですが、GoProに真面目に仕事する気にさせる程度には脅かす存在になって欲しい所です。



via PressSync

GoProとANKER Powercore 10000 PDが意外とポンコツな組み合わせでした

何かとお高いGoPro純正のオプションですが電源周りも例にたがわずなんですよね。

とは言えGoProとその関連機器の充電方式は独自規格じゃなくてUSB Power Delivery(以下PD)に準拠しているので純正の充電器を使わなくても急速充電は可能なのです。

しかしPDは最大100Wもの電力を供給できる規格なのでGoProのようなウェアラブルデバイスを充電する用途としてデザインされている製品は少ないんですよ。

という状況を作り出して顧客に純正品を買わせるのがGoProの狙いだと思うのですが、最近ではPDはNintendo Switchも採用していたりとわりと身近な存在になってきました。

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GoPro Hero7を旅カメラとして使ってみた感想

二泊三日で鹿児島に旅行に行った際にGoProを使ってみたのですが、その感想をば。

私にとっては初GoProなので、今更何を言ってるのだ?という内容になりそうですが。
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GoPro用のサードパーティー自撮り棒がコスパ最高でした

純正はちょっと高かったんですよね。というか自撮り棒って使った事が無いのにいきなり1万円近い物を使って価値が分かるのだろうか?という不安もあったのでAmazonで評価の高い安めの自撮り棒を入手したのでした。


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GoPro Hero7のHyperSmooth機能が意味が分からないくらい凄い

意図的なパンニングの自然さスムーズさはジンバルの方が勝っているのは間違いないのですが、物理的な3軸ジンバルではどうしようもない縦揺れの補正が凄すぎて漏らしそうです。

歩きながら撮影すると人間はどうしても重心が上下してしまいカメラの高さも上下してしまいます。(それを軽減する為に摺り足移動するわけです)

これが映像の縦揺れの原因なのですが、GoPro Hero7は何も考えずに手持ちで歩きながら撮っても撮れた映像にほぼ縦揺れが認められません。これは凄い事です。

GoProは超広角レンズですので、映像として記録される記録される画角よりも大きい範囲にバッファー領域をとして、その範囲でブレ補正をしてるのだろうな、とは想像できるのですが、それをこんな小さなアクションカメラでリアルタイムに実現しちゃうのは驚きです。

まだ買って間もないので歩き撮影のサンプルは無いのですが、自転車での撮影サンプル動画を上げておきます。使用した自転車はDahon Dash Altenaです。

琵琶湖サイクリングの動画では最後のほうにかなり路面状態が悪いのですが、自転車のフレームはガタガタ揺れているのに全景としてはブレが軽減されている、という不思議な映像になっています。

武庫川のサイクリングロードも舗装が古くて一定間隔でひび割れがあるのですが、それを全く感じさせないスムーズな映像として撮れていますね。

純正のバイクマウントを買おうと思ったのですが、高いのと商品到着が遅すぎたので却下して汎用的な雲台マウントとSmatreeの雲台アダプタを入手して代用しました。

GoPro Hero7

GoPro Hero7

装着感はこんな感じ。
GoPro Hero7



まとめ

GoPro Hero7は電子ジンバルがめちゃくちゃ強力ですのでスマートフォンの録画機能を超える超小型のホームビデオ機器としても使えそうな気がします。

レンズが超広角なので手持ちでセルフィーやウィフィーも楽勝ですし。

いやー、いいおもちゃを入手しました。


via PressSync