新型Amazon Fire HD 10を買った

前々からAmazon Fireは欲しかったんですが、コストパフォーマンス重視でスペックが控えめだった事で購入に至らなかったんですが、先日発売されたAmazon Fire HD 10は実用に足ると判断して購入。

何故にAmazon Fireが欲しかったというと、私はAmazonのプライム会員なのですが、プライム会員だと限定的ではありますが毎月無料で電子書籍が読めるんですよ。ただその対象書籍を読むには端末がAmazon FireかKindle PaperWhiteのどちらという制約がありまして。

先日Prime Readingというサービスが開始されたので上記のような制約は殆ど無くなっちゃったんですが。

もう一つの購入動機としては、Amazonのアプリストアで課金したかったから。

アプリにもよりますがGoogle PlayでリリースされているアプリがAmazonのアプリストアにもリリースされてたりします。

つまりスマホアプリがAmazon Fireでも購入、インストール、利用が出来るわけですね。

なら最初からAndroidタブレット買えよって話ですが、Amazon Fireを使うメリットとしては安くアプリが買えるんですよ。アプリ内課金も同様に。

万単位の課金だとAmzonコインの購入タイミング、アプリへの課金タイミングを見極めればGoogle Playで課金するより3、4割もお得になります。

Android端末にもAmazonのアプリマーケットアプリをインストールすると同様の事が可能なんですが、システムのセキュリティーレベルを下げる必要があるし下げたくないので専用端末が欲しかったのでした。

ハードウェアや機能など

一番下がiPad Pro 12.9、次がAmazon Fire HD 10、iPad Miniです。

iPad Pro12.9と比べるとかなり画面サイズが小さく感じますが動画鑑賞だとアスペクト比的に余白無く画面表示可能です。

スピーカーは左辺(長辺)に二つ配置されており、横置きした時にステレオになります。音質は良好でiPad Proに迫ります。

これは便利だな、と感じた点がボタン配置です。デバイス上辺に電源ボタン、音量ボタンが配置さえています。動画を観るときは必ず横置きになりますが、その際にどちらの回転方向でもボタンを塞ぎません。また画面の回転方向に応じて小音量、大音量の割り当てが切り替わるのが地味に便利。

HDMI出力機能なし

画面が大きいので本体で観ればいいじゃないか、って話ですが、やはり残念な点ではあります。miracastも無理っぽい…

超コスパタブレットなのである程度割り切りは必要かもですが。

ホームアプリがPrime専用仕様

Fireタブレットを単に格安タブレットという位置付けで買うと不満の出るホーム画面だと思いますが、目的がPrimeの関連サービスを使いたい、という事でしたらそれなりに使いやすいですね。各サービスへのアプローチがホーム画面からダイレクトです。

標準ブラウザがかなり不安定

使ってると普通に落ちます。システムもろとも再起動が掛かる事も^^;

まとめ

Prime会員なら購入時割引もありさらに安く買えますし、利用用途もマッチすると思うので一台持っておいても損は無いデバイスだと思います。

しかし単純に格安タブレットが欲しいという目的なら「ちょっとまって」という感じですね。Androidとは違いますので使いたいアプリが使えるとも限らないし、標準ブラウザがなんか腐ってるし。

家で使うリムーバブルTVとしてはかなり優秀です。iPad Proよりかなり小さいので取り回しやすいというメリットがあるのと、アスペクト比的に画面一杯に動画を再生できるので迫力あります。

逆に書籍を閲覧する場合は縦持ちしても横持ちしても余白ができてしまい、勿体ないな、って感じるのですが。

Fire HD 10 タブレット (Newモデル) 32GB、ブラック
Amazon (2017-10-11)
売り上げランキング: 16

via PressSync

漫画向けAmazon Kindle Paperwhiteを買ったんだけどパワーアップしてるのは容量だけではないかも?

妻が旧モデルのセルラー版を占有してますので自分専用に追加で買っておきました。

サイズは旧モデルと全く同じですのでケースがそのまま使いまわせます。

既に持ってるのがブラックでしたのでホワイトを入手しておきました。
純正のレザーケースとなかなかマッチしてる気が。

連続ページターンについて

ファームアップデートにより旧モデルも使えるようになる機能だそうですが、漫画モデルで高速ページターンを使える書籍が、最新ファーム化した非漫画モデルでは使えないケースがあって、法則性がわからん状況です。

ひょっとして漫画モデルと非漫画モデルの差異って容量だけじゃない?

Kindle PaperWhite 2015年版と2016年版の漫画モデルの差は、容量だけだと思ってたんですよ。

でも2015年版に最新ファームを入れて実際使い比べてみたところ、同じ書籍でも連続ページターンが出来る出来ないの差がありますし、通常動作も漫画モデルの方が快適に動作している気がしたので、ひょっとしたら密かにCPUがパワーアップしてるとか、もしくは画面の応答速度が上がってたりするのかもなーって思ってます。

左側が漫画モデルで右側が2015年モデルです。2015年版にはパソコンでファームファイルを送り込んで最新化して漫画モデルと同じバージョン(5.8.5.0.1)にしております。

2015年度版は描画が遅れていますね。画面タップの取りこぼしは無いようですが。

まとめ

漫画モデルを必要とするユーザーって実は非常に限られてるよね、とはおもいます。

新型ファームウェアで、さらに漫画が読みやすくはなっていますが、漫画を読むにはやはり少し画面が小さい。

漫画を読むデバイスとしてはiOSとかAndroidのタブレットとモロに競合するんですよね。

2015年モデルと比較すると若干快適に動作するようになった?とは思うんですが買い換えるほどでは無いだろうなぁと思います。

私は2台目が欲しかったので買いましたけど。

via PressSync