Garmin Fenixシリーズ & GPSナビ搭載モデルのナビ機能活用術

はじめに

GarminのFenixシリーズやその他のGPSナビ搭載モデルは、登山やアウトドアでの利用が一般的ですが、市街地や旅行先でのナビ機能はどれほど実用的なのでしょうか? スマートフォンのナビと比較しながら、実際に試した結果を紹介します。


1. Garminのナビ機能は2種類ある

Garminのスマートウォッチには、「POI(目的地)ナビ」と「コースナビ」の2種類のナビ機能が備わっています。これらはスマートフォンのナビとは異なる特徴を持つため、まずはその違いを理解しましょう。

1.1 POI(目的地)ナビ

  • 目的地(POI)を指定すると、Garminがルートを自動計算して案内。
  • ルートを外れると、自動的にリルート(再計算)。
  • Googleマップのように最適なルートではなく、距離優先や直線的なルートになることがある。
  • 自転車やバイク、車両での移動に適している。

1.2 コースナビ(事前作成ルート)

  • 事前に作成したGPXコースに沿ってナビゲート。
  • ルートを外れると「コースオフ」と表示され、リルートされない。
  • 登山やトレイルラン、サイクリングなど計画的なルート向き。
  • 元のルートに戻ることを前提としたナビ機能。

この2種類の違いを理解し、適切に使い分けることが重要です。

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時計をInstinct2からfēnix7x Proに買い替えました

2025年、fēnix8・Instinct3が登場

2025年に入り、新モデルであるfēnix8とInstinct3が発売されました。私はこれまでInstinct2を愛用していたので、順当にいけばInstinct3シリーズへの買い替えが妥当だったかもしれません。

しかし、スペックを調べてみるとInstinct3の光学心拍計は1世代前のものを採用しており、7〜8万円の出費に見合う進化を感じることができませんでした。

さらに、Instinct3にはAMOLED(有機EL)ディスプレイ搭載モデルも登場。しかし、Instinctシリーズのシンプルさを愛してきた身としては、「Instinctのコンセプトから逸脱しているのでは?」という疑問が湧き、購入意欲が揺らいでしまいました。

もしAMOLED版のInstinct Crossoverが発売されていたら、少し心が動いていたかもしれません。(←どっちやねん)

この投稿はスマートウォッチの価値はロングバッテリーである、という価値観の人間が書いているため、通常サイズやSモデルについては一切言及しません。一番サイズの大きなXモデル(51mmモデル)についてしか言及しませんので、トータルの情報を求めている方は、この時点でブラウザバック推奨です。

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冷凍宅配弁当サービス主要5社 徹底比較レポート

近年、自宅で手軽に栄養バランスの取れた食事ができる冷凍宅配弁当サービスが人気を集めています。今回は、特に注目度の高い以下の5つのサービスを中心に比較しました。

  • ナッシュ(nosh)
  • 三ツ星ファーム
  • オイシエダイニング(Oisie Dining)
  • マッスルデリ(Muscle Deli)
  • 食宅便(しょくたくびん)

それぞれ「料金」「品質(味・食材・栄養)」「顧客対応」「配送や利便性」「メニューの多様性」「健康・ダイエット対応」「その他の特徴」の観点で詳しく検証し、必要に応じてランキングや評価も交えて解説します。サービス選びの参考にしてください。

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GoPro Hero13をシャッタースピードAutoに設定した時の画質について

最近、アクションカム系で有名な方の動画で「明るい環境で低ISOでもシャッタースピードをAutoで撮影すると映像にノイズが乗る」という現象を知りました。

視聴させて頂いて、確かに設定によるノイズが出るようだ、という事は分かったのですが、自分でも確認しないと納得できない面もありまして、自身の端末でテストしてみようと思った次第です。

GoPro13単品のテストだと時間が勿体ないので、Hero10,11,12,13同時に同じ設定で撮影テストしてみました。

確かにシャッタースピード設定による差はあるように感じるのですが、カラーノイズまでは私には判別できませんでした。

Hero11,12,13では、イメージセンサーがSONY IMX677からJabilに変更されたので11以降は撮影モードがノーマルであれば画質に差異は無いにだろうな、と思い込んでいたのですが、実際にサイドバイサイドで比較してみたら差があった、というのは新たな気付きでした。

差が認められたのは画質だけではなく、シャッタスピードをAutoに設定した時の、シャッタースピードの上がり方が、最新モデルになればなるほど高速シャッターになるんですよね。この差はいったい。。。

Hero13固有の違いとしては、
Hero12まででは、手動でできるシャッタースピードは1/960までなのですが、Hero13では1/7680まで指定可能です。
Hero13ではノイズ除去(デフォルト:高)という項目が増えました。

今度はターゲットをHero13に絞って、ノイズ除去設定を変えた時の画質検証を行ってみようかな?と思うのですが、、、

個人的にGoProは、GP-LOGでビットレートを上げた時の画質に満足してしまってるので、常にこのモードで撮ってりゃいいかー、となってしまってるので、あまり気乗りはしないですが💦

御堂筋イルミネーションをSONY FX30 + SEL15F14Gで手持ち撮影してみた

ジンバルを持ってきてなかったので手持ち撮影にチャレンジしてみました。
FX30の手振れ補正はアクティブで撮影、Gyroflowで追加でブレ補背を行いました。
撮影モードはS-LOG3 でF値をF1.4、ISOを2500で固定。
光学ブレはGyroflowではどうにもならない(光の点が滲んだようになっちゃう)ので、フレームレートは60FPSに設定し、シャッタースピードが1/60未満に下がらないようにしました。

日没前からどんどん暗くなっていくシーンだったのでシャッタースピード(Auto)で露出調整しました。
後半の暗いシーンの雑に歩いている個所はシャッタースピードが上がりすぎて露出不足になってる個所が多々あります💦

歩行時の衝撃を吸収するような歩きやすい靴を履いて、もっと丁寧に歩きながら撮影すれば、もっとブレの少ない撮影ができそうです。
あと身体(体幹)を鍛えるのも効果的かと。。。

イルミネーション撮影や夜桜などの撮影はジンバル推奨ではあると思うのですが「手持ちでもこの程度は撮れる」という事が分かっていれば、いざという時に助かるというか、撮影を諦めなくて済む事もあるかもです。

2022年に発売されたSONYのAPS-Cレンズを旅行用に一通り購入して使ってみた

2022年に発売された、SEL11F18, SEL15F14G, SELP1020Gについての感想になります。

全レンズ共通的な仕様、特徴をまず述べておきますと、

  • レンズ内手ブレ補正(OSS)に非対応
  • ブリージング補正に対応
  • 全モデルAFが非常に速い

という点を挙げる事ができます。

OSS非対応の点は全て広角レンズなので問題ない(意味ない?)と思われます。
私はこれらのレンズをボディー内手ブレ補正のあるFX30で使用していますがアクティブ手ブレ補正は良好に効いています。

「ブリージング補正」に関しては3モデルと大きな性能差は感じません。

AFの速さは流石SONYといった所で、AF乗り移り感度、AFトランジション速度の設定をフルに引き出せます。

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GoPro Hero13を4カ月ほど使ってみて至った結論

個人的にネイティブHLGモードに期待していたのですが実際このモードで撮ってみたところ、ビットレート不足のような映像で期待外れでした。
スマホで見るには十分綺麗だとは思うのですが4Kに対応したテレビとかPCモニターで見ると残念画質。

折角の旅行中のドライブ動画なのですが、普通にノーマルモードのFLATとかNaturalで撮っておけばよかった💦

というわけでGoPro でのHLGモードでの撮影は諦めました。

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GoPro Hero13のHLGモードが面白い

世の中Osmo Action5 Proの話題で持ち切りで私も欲しくてたまらんのですが、現時点で私の運用ではGoPro(アクションカム)はOsmo Pocket3との棲み分けができているので我慢しております。

棲み分けといえば、やはりGoProは暗所に弱いので、撮影環境の光量がOsmo Pocket3へスィッチするかの条件になってくるのですが、10bitに対応したGoProは、Hero11以降、日の出や日没といったトワイライト直前迄ならギリギリな撮影環境ではありますが、かなり綺麗に撮影できるんですよね。
HLGに対応したHero13であれば更に綺麗に撮影できるのでは?という事で、夕暮れ時にテスト撮影をしてきました。
以下は5.3K 30FPS HLGで撮影した動画をDavinci Resolveで4Kでコントラストを調整して出力しなおした動画です。

Hero12以前はGoPro LabsでLOGBとかWIDEオプションを指定して無理くりHDR化してたのですが、Hero13は直接HLGで出力してくれるようになったので楽です。輝度調整だけでよい。

Hero13でちょっと惜しいなぁと思う点は、画角をFull Frameで指定すると4Kが最大になってしまう、というのと露出のマニュアル指定が不可なんですよね。
4Kが上限になっちゃうのは負荷がかかる撮影方式だからなかな?という事で納得できるのですが、露出設定不可なのは何で?って感じです。
解像度に関しては画角を16:9に指定すれば5.3Kも指定できるので、最初からビシッと構図を決めて撮れれば問題ないのですね。
露出指定に関してはファームウェアアップデートはよって感じです。

GoPro Hero13ってどう?

結論から書くとHero12と比べると大幅進化、11から比較するとマイナーアップデート、という感想です。

やはりHero12が酷すぎた。
Hero12はGPS未実装、リサイクル素材のようなユーザーは何も得しないちゃちい外装。ふざけとんのかと。

Hero13はこの点が改善しており、ソフトウェアが使いやすくなっています。

外装はレンズの下にヒートシンク?っぽいパーツが増えたくらいで旧モデルと同じなのでメディアモジューラやVoltaといった純正オプションは引き続き使用できます。
Maxレンズモジューラ1.0は非対応で2.0から対応。ケチだなぁ。

バッテリーが大型化しました。これに伴いHero9~12まで使用できていたバッテリーが使用できなくなり、既存のGoProユーザーはバッテリー資産を活用できません。
既存のGoProユーザーが他社に逃げるきっかけになりかねないのでは?と思ってしまうのですが、それをGoPro自身が予測できていないとは思えず、
このリスクを冒してでもカメラをあるべき方向性に進化させる道を選んだ事は評価したい、

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GoProの非公式Log撮影とカラーグレーディングに対する雑感

色の標準化(カラーコレクション)が難しかったのですが、めちゃくちゃ綺麗に撮れるなぁ、仕上がるなぁという感想です。

色深度10bitに対応したHero11、12以降の画質は圧巻です。

カラーグレーディングに関しては試行錯誤したんですが、なかなかうまくいかなかったんですよね。

入力カラースペースをRec.2020とかRec.2100とかS-Logとかを選ぶと一見色が標準化してるように見えるんですよ。

色域もパレードを見る限りRec.2020の範囲にうまく広がってくれているようで。

しかしやはり微妙にカラーマトリクスがズレているみたいで比較的奇麗な色が出ているS-LogはSpecularの箇所が幻海突破しちゃってるのかピンク色に出力されちゃって。

となるとRec.2020,2100あたりを当てた状態からのスタートが妥当かな?って感じなのですが、ここから普通の色味に持っていくのは素人にはとても難しい。。。

明らかに自分の意図しない雰囲気に仕上がることによって、逆に何か制作意図があるんじゃないか?みたいな思わせぶりな仕上がりにはなるんですけど。

##カネの力で解決しました

GoPro LabsのDiscussionのやりとりでサードパーティーLUTについて語られていて、試しにgithubに無料配布されているのをDavinci Reaolveで使ってみたんですよ。

私の知識、スキルではLUTはうまく当てれなかったのですが、ACES方式ならば配布元が公開されているYouTube動画を参考にすればいい感じに。

色々試しているうちに同配布元のxtremestufさんが商用のGP−Tune TransformというDCTL(DaVinci CoぉrTransform Language)をリリースされている事を同チャンネルで知り、解説動画を見ていると沙羅に簡単そうに使えそうな雰囲気。

お値段お手頃だったので購入して早速試してみました。

うお、なんだこの簡単さはwww

私が撮影した素材はめちゃくちゃロシュツを上げる必要額あったが若干気になったのですが、最終的な仕上がりは全く問題なさそう。

上の動画はDCTLで露出を上げてトーンカーブを長生しただけです。

今までの九龍は何だったの。。。まあ色々と学ぶことも出来たのでいいけど。。。

##まとめ

今後、GoProの新機能が発売されたときの購入判断は、現状のLabsのLOGBとかWIDEオプショ等を引き続きサポートしてくれるか?って事が重要な判断基準になりそうです。個人的に。

ポストプロダクション前提にはなりますが、HLG(HDR)動画の作成ステップが数ステップで可能なGoProに惚れ直しました。

Amazon プライム対象