Mavic Airの送信機に取り付けるオプション色々

※以下のブツは送信機の形状的にMavic Proでも使えるはずです。

ネックストラップ

先日買ったPGYTECHのネックストラップは一体何だったのだ?と感じる程に実用性に富んだネックストラップです。

2点で吊り下げるため、手を離した時の安定性が非常に良いのです。

Mavicの送信機は収納時(折りたたみ時)に本体部とハンドル部が凸と凹で噛み合うような機構なのですが、その形状に模したプラスチック製の吊り下げ具を装着します。

これは目から鱗のアイデア商品ですよ。

この部品単体での送信機との固定は緩いので、スマートフォンを装着して本体スマートフォンで挟み込み形で固定力得ています。

注意点としては、使用するスマートフォンが5インチクラス以上の大画面端末だとガッチリ固定されるのですがiPhone SEみたいな小型端末で、送信機の溝にスマホ角だけをはめて固定せざるを得ないような場合だと、このストラップを使用するのは危険だと思われます。


タブレット用ブラケット

雑に説明すると、スマートフォンに模した板(これを送信機に固定する)を台座として、その上にタブレットスタンドが取り付けられてる感じです。

台座とタブレットスタンドは取り外してコンパクトに折りたためるようになっており 、これもよく考えられたアイデア商品だなと感心します。

固定板に三つ穴が設けられているのでここにストラップを通せます。(こういう使われ方を想定しているかは不明ですが)

このタブレット用ブラケットを使う際の注意点は、送信機の向き角度によってはアンテナとドローン本体の間にタブレット端末が割り込んでしまう為、常にドローンの方向を向いて操縦を意識しないと電波状態が悪くなるかもって事です。


タブレットサイズのサンシェード

先日別メーカーからiPhone SE用のサンシェードを買っていたのですが今回はiPad miniサイズのサンシェードを入手してみました。

なんでメーカーを違えたのかというと単に安かったからです。(サイズが大きくなるほどメーカー毎の値段差も大きくなるので)

先述したタブレットブラケットの併用も問題ありません。


アンテナレンジブースター

山とか携帯電話の電波の届きが悪い場所で天ぷらガードを使うと電波の受信状態がよくなる、という理屈を商品化したブツです。

お椀をドローン本体に向けることにより本来よりも広い面積で受信出来ますので、遠距離操縦中の電波状態は劇的に改善されますが、逆に向きを間違えると電波を遮断する危険物に一変しますので利用には注意が必要です。

二本のアンテナにゴム穴を通すだけの簡単な取り付け方法ですが、ゴム穴はアンテナに固く固定されるくらいの経なので強風でも安心して使用できます。


構造上、このアイテムを装着した状態で自分の真上を飛ばすのは(電波の向き的に)危険なのですが、もしそういうシーンになっちゃって電波が不安定になった場合、咄嗟に取り外せるだろうか?と言った逆の心配があります。

ある程度Mavicの操作に慣れてから使うべきアイテムだと思いました。


まとめ

サードパーティメーカーが色々面白い実用的なアイデア商品を販売して選び放題ですね。

当たり外れもありますが、こういうアイテムを買い漁って色々試行錯誤するという楽しみもあります。

ドローン業界がDJI一色なのは少し気になりますけど、サードパーティメーカーは物を作りやすいですし消費者としては統一的なインターフェースのオプション類が手に入りやすい、というメリットはありますね。

民間向けドローン業界は、現在とても面白い時代ではないでしょうか。

via PressSync

Mavic Airの操作に慣れてきたから言えるMavic Airのウィークポイント

Mavic Airの操作に慣れてきたからというか空撮に慣れてきたからというべきなのかもですが。

ポータビリティーに優れていながら胸のすくような飛行性能(スポーツモード時)、更に前後の衝突センサーなどを備えているMavic Airはここ数年の中で屈指の名機といっても差し支えないと思います。

誰でも(初心者でも)簡単に飛ばせて4K撮影も行えるので、入門機としては最高、むしろ少々オーバースペックでは?とすら思えます。

しかし逆に空撮用機体として評価した場合「入門機どまりかな?」とも思えるのです。

プロポの操作性が硬い

レバーを着脱して収納可能なMavic Airのプロポはポータビリティーの向上に一役買っているのですがPhantomと比べるとかなり硬いんですよね。

斜め方向が入れ辛い。

DJI GO4アプリで感度調整をすればってのもあるのですが、DJIにメンテに出した後とかに別の機体とみなされて設定が初期化されたりとか、これの設定ってめんどくさくって…

広大なエリアを空撮する場合はPモードでは遅すぎるのでスポーツモードで飛ばす必要が出てくるのですが、スポーツモード時の感度設定は一つしか持てず、これをマイルド設定にしちゃうと危険かな、って。

手動でATTIモードに切り替えれない

Mavic Airは手動でATTIモードに切り替えれません。

スポーツモードでも常にGPSが働いておりレバーをニュートラルに戻すと制動がかかります。これは滑らかに繋がる動画を撮りたい時に非常にマイナスでして、、、

慣性で機体流す、という事が出来ませんので、こういう飛ばし方をしたい場合、逆に操作難度が上がります。

先述したようにMavic Airはプロポのレバーが硬いので指が疲れて一瞬ニュートラルに戻したい、って事があるんですが、その瞬間に急減速が掛かって動画が破綻しちゃうんですよね。

Mavic AirはPモードに対してシネマティックモードという別の操作設定があるのですが、スポーツモードにもシネマティックモードが欲しい所です。

ジンバルカメラの可動域が狭い

Mavic Airの外観をパッと見ただけでも判るのですがカメラが本体に埋没してるんですよね。初心者にとっては直接ジンバルカメラを手で触って負荷を掛けて壊してしまう、というリスクを軽減してくれるので、フライト時以外は非常に取り回しが良いのですが。

Pモードで飛ばしている内は殆ど気が付かないのですが、スポーツモードで飛ばす場合、機体の傾きが鋭角になるのでジンバルカメラの可動域を超えた瞬間、映像がそれにつられるんですよ。

下の動画だと23秒辺りにカメラが下にブレています。この地点で加速したのだな、という演出として受け取れない事もないのですが。


あとどうしようもないのがノーズインサークルとか横移動撮影が非常に弱い。上の動画だと54秒目辺り、下の動画だと1分59秒目辺り。下の動画は向かい風を抜けた瞬間、機体の傾きが水平方向に近づいてガクッとなってます。

低速のPモードで飛ばしていたとしても進行方向から強めの向かい風があるとカメラが斜めになります。

これも空撮映像として臨場感ある映像として受け取れない事もないですが、ドローンを飛ばした事のある人にしか伝わらない演出かな^^;

機体が軽い分、風に抵抗するには大きく機体を傾ける必要があるのですが、こういう理由も合わさって、カメラがブレる要因になっています。

まとめ

「Mavic Airはスポーツモード時の、ブレない動画撮影を想定していない」これは断言できます。

Mavic Airは「機体が小さく軽いので風に弱い」というのが一般的なプロの方の評価だと思いますが、これは動画撮影を念頭に入れた場合のことを主に指しているのだと思います。

しかしMavic Airの飛行性能自体は「こんな強風でも安定して飛ぶの?」というくらいの性能ですので、注意報以上の天候でない限り「小型機だから風が吹いている日は飛ばすのは危険」という事は殆ど気にしなくていいとは思います。

先ずはフライト自体を練習する必要がある入門機としてMavic Airは最高の機体だと思います。

全てのドローンパイロットが最高速度でビュンビュン飛ばすようになるのか?と言われるとそうじゃないと思いますので、普通はMavic Airで満足出来るんだろうな、とは思います。

カメラワークの限界はビデオ編集の動画早回しとかでカバー出来る点もありますし。

これだけコンパクトに纏まっている機体ですので荷物の制限があるような環境でプロが利用する、って用途にも十分耐えうると思われ、唯一無二の尖った個性を持った機体であることは間違いないです。


via PressSync

SmatreeのMavic Air専用ケースがホームストレージ用として便利だった

本格的に涼しくなるまでは飛ばさないかな?って事でホームストレージ用のケースを探していたのでした。

家での保管用に使いたかったので、多少持ち歩きに不便でもいいのでプロペラガードや充電器を全部引っくるめて収納できるタイプで探していたらSmatreeのDA600がいいかなって。



ぱかっと開けて本体、プロポ、その他オプションが俯瞰的に見れるのが便利です。オプションの不足にも直ぐに気がつけそう。私はリポバッテリーを一つ追加で買っており合計4個所有しているのですがこのケースは最大4個まで収納可能なのがありがたい。

機密性のあるケースという事なので空気弁があります。

ショルダーベルトを通す穴?がコーナーに設けられてるのですが、ここに紐を通したら開閉が困難になるのでは?って思います…私は前述した通り家の保管に使いたいので問題ありませんが。

まとめ

ショルダーベルトが装着しづらそうですし、コンパクト性にそこまで拘ってるケースではないので持ち歩きには向いてなさそうです。

家での保管や車での移動時などは、このような大きめの容量のハードケースは活躍しそうですね。

これだけの面積があれば離陸台としても使えそうです。

我が家ではこの形で涼しくなるまで、しばし封印です。

via PressSync