GoPro Hero13を4カ月ほど使ってみて至った結論

個人的にネイティブHLGモードに期待していたのですが実際このモードで撮ってみたところ、ビットレート不足のような映像で期待外れでした。
スマホで見るには十分綺麗だとは思うのですが4Kに対応したテレビとかPCモニターで見ると残念画質。

折角の旅行中のドライブ動画なのですが、普通にノーマルモードのFLATとかNaturalで撮っておけばよかった💦

というわけでGoPro でのHLGモードでの撮影は諦めました。

私がGoProに求めている事は、明るいシーンでの競合他社製品の追随を許さない圧倒的画質なのですが、なんだかんだいってシリーズ最高の耐熱性(高負荷耐性)を持っていると思われる最新機種なので、カメラに負荷をかける設定でも多少の無理がきくし、設定を追い込めばどれくらいの映像が撮れるのだろう?

という事で以下の設定を試してみました。

  • 天候:晴天
  • 撮影シーン:自転車
  • GPS:ON
  • ビデオプロファイル:GP-LOG
  • 解像度:4Kフルフレーム
  • レンズ:ワイド
  • フレームレート:60FPS
  • 手ブレ補正:OFF(Gyroflowで補正前提)
  • ビットレート:BITR=180(Labs使用)

※特記なき項目はAuto

この設定で撮った素材をDavinci Resolveで適当に色を付けた動画が以下になります。

うーん、綺麗な気がする。というかHLGモードで撮った動画よりも随分といい。

HDR(HLG)モードは色々と制限があるのですが、GP-LOGモードは制限ゼロなので、あらゆるシーンに対応可能です。
今後GoPro で撮影する、際は常時GP-LOGでいいかな?というタイトル回収の結論です。

GP-LOGはHero12から新たに追加されたビデオプロファイルで、Hero12で同じ設定を行えば同じ映像が撮れるはず。
もしGPSが要らなくてGP-LOGだけ使いたいなら、安価なHero12を選ぶという選択肢もありかなと。

まとめ

Hero12がハズレ機種だった上にリリース当初のGP-LOGがあまりにもポンコツすぎたのでノーマークでしたがGP-LOG使えますね。

ポストプロダクション前提にはなりますが、GP-LOGで素材を残しておけば、Davinci Resolve内でいったんDWG(DaVinci Wide Gamut color space)にさえ変換できてしまえば、あとはRec709でもRec2020でも、煮るなり焼くなりご自由にって感じで使い勝手良いですね。

他社のアクションカムのユーザビリティーを追求した進化を目の当たりにするとHero13に言いたいことは多々あるんですが、正式にLog撮影をサポートしたGPS搭載機、ということでHero13はGoPro最新モデルとしては不満はないレベルの製品に仕上がっているのでは?という感想です。

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