GoPro Hero12の高ビットレート撮影が安定動作で楽しい

個人的にGoProは自転車とかアウトドアで使う事が多い私は Hero12はGPS未実装なので利用シーンが限定されるなぁ、という結論です。

しかしながら従来モデルと比較して熱で落ちにくくなった事は、オーバーヒートとの兼ね合いで常にパワーセーブして使用せざるを得なかったGoProにとっては福音だと思うんですよね。というか私にとっては福音でした。

初回のボロクソに書いたレビューは何だったのだ?というくらい 、Labsで設定できる高ビットレート設定「BITR」が楽しくて色々とテスト撮影をしているのでした。

上の動画の撮影場所は神戸の港。心持ち額縁構図になっていて、明部と暗部、水面の煌めきや天井に反射する揺らめくと言った色んな撮影テストが一気に行える欲張りセットみたいなお気に入りの撮影ポイントなのでした。

ほとんどは海上保安庁の船なので、じろじろ見てたら怪しまれそうですけどね😅

彩度の調整はDavinci Resolve任せで一切行っておらず露出の調整のみ行なっています。
(HDRパレットでSpecularとHighlightの露出を下げる感じ)

そのままの状態だとやはり白飛び黒潰れ感のある映像なので微調整は要る感じです。

船体の暗部ノイズが厳しかったので軽くノイズリダクションをかけましたが、そのままでも問題ないレベルでした。

後から自分の上げた動画を見返して、もうちょっと暗部を持ち上げた方がいいかな?って感想ですが、YouTubeにHDR動画を上げると輝度情報が若干変わるみたいなんですよねぇ。PQで書き出すかHLGで書き出すかでも若干差が出るらしく。

1分程度の4K動画でもHDRが反映されるまでに半日くらい時間を要する為、気軽に試行錯誤、トライアンドエラーすることも出来ず悩ましい所です。

上の動画は夕暮れ時に撮影した動画。GoProはこれくらいの明るさになってくると既に厳しいですね。。。

空だけがいい感じにSpecularの領域で分離されていたので少しだけ彩度を上げてみたけど不自然だったかな?
辛うじて空の一番明るい所の階調の情報が残っている感じでした。

この感じだと、これくらいの明るさならジンバル に載せて撮ればめちゃくちゃ綺麗に撮れるんだろうなぁ、という感触です。

手ぶれに関しては最低シャッタースピードをある程度の速度で固定する(GoPro Labs必要)、という手段もあるのですが、これは「静止したシーンなど露出をもっと上げれるシーンで上げれなくなる」という弊害もあるので、使うのを躊躇しています。

上の動画はもはや説明の要らないGoProの真価を発揮できる明るい撮影シーン。
露出の設定も簡単です。

まとめ

夕方以降は手ぶれの対処は必要として、これだけ綺麗に撮れればYouTuberさんがよく言ってる「Bロール撮影」にも十分使えそうな気がします。

私は垂れ流し動画しか撮らないので知らんけど。

GoProが他のカメラと一線を画すのは、明るいシーンならば、この高画質でアホみたいな手ぶれ補正が効く、というところだと思いました。

via PressSync

投稿者:

aroooy

I am a systems engineer freelance. I love digital devices such as smart phones. I make the iOS app by using the spare time.

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