最近ではノートパソコンの電池持ちが良くなってきたし、スマホ充電用のモバイルバッテリーも小型で大容量の製品が多いので長距離長時間の旅行でも「ウォールチャージャーまでは手荷物として持ち運ばなくていいな」という判断になりがちなんですよね。
ただしこれって航空機のディレイとか、確率的に起こりにくいことに対する備えとして、使うか使わないか分からない荷物を一個余計に持ち歩く手間、コストを考慮した結果「持ち歩かない」というトレードオフ的な判断であり、実際はウォールチャージャーを持ち歩いていた方が精神衛生上良いという事は間違いないのです。
しかし先日のタイムセールで購入してみたANKERのウォールチャージャーがめちゃくちゃ小さくて荷物として無視できる程のサイズ感、重量感だったのでテンションが上がってこの日記を書いている次第。
似たスペックの充電器との比較
- Nano II 45W
- PowerPort Atom PD 1
この辺りが対抗馬かなぁ、と思うのですが、「PowerPort Atom PD 1」はコンセントが折り畳めないので携行用途として問題外、「Nano II 45W」は似た仕様で非常に惜しいが、サイズ重量が511Chargerの2倍近く、いざという時の保険で持ち歩くウォールチャージャーとしては野暮ったいデカさだと常々感じていました。
実用時の安定感が最高
コンパクト性、携行性を追求した製品って実用上どこかしら問題が出てくるものですが、511Chagerに関してはさにあらず。
他にもANKERのPowerPort Atom Slimシリーズのウォールチャージャーを私は非常に気に入って使用しているのですが、この製品は「手荷物としての持ち運びやすさ」というよりはフラット形状であるがゆえの、スーツケース内でのパッキングのしやすさが便利で使ってるんですよね。
このフラットタイプは確かに手荷物としても持ち歩きやすいのですが、移動中に利用可能なコンセントって不安定な箇所に設けられている事が多く、利用時に全然安定しないんですよ。ウォールチャージャーを挿すことを想定したコンセントではなく、昔ながらのノートパソコンのAC充電器を挿す事を想定している、と言えばいいのかしら。
特に機内のコンセントは、何度もコンセントから外れてイラッとさせられるわけです。
というわけでスーツケース内で固定レギュラー化したという経緯もあります。
その点、この直方体に近い511Chargerは爪をはねあげると正方形の中心に近い位置から爪が伸びる形になり、どっしりと壁に接地します。
30Wという必要十分なハイパワー
30WといえばMacBook Airに標準で付属する充電器と同じ出力なので個人的には十分なパワーです。
実計測したところ28Wくらいが上限のようですが。
一応下記にそれぞれMacBook Proに対して給電した計測結果を貼っておきます。
PowerPort Atom PD 1は511 Chargerとほぼ同等。511 Chargerは上位互換機と言って差し支えないですね。
まとめ
キューブタイプのウォールチャージャーは実際の体積は小さくても「その形状故に鞄の中に収まりが悪い」という事になりがちなんですよね。
511Chargerくらいの小ささであれば、その辺は超越した感があります。
当分はこの充電器がよき相棒になってくれそうな予感です。
via PressSync