GoProの純正パススルードアに最適なUSB Type-C L字コネクター

GoPro純正のバッテリーカバーであるパススルードアは横に飛び出てる形状であるため、運用上邪魔っけに感じる事が多いです。

しかし構造上、ケーブルを挿した状態の密閉性が非常に高く、ウェザープルーフ性能としては申し分なく、上方向からの漏水はほぼ防いでくれるので無駄なデザインとも言い切れないのですよね。

サードパーティーの類似製品はツライチなデザインでUSBポート部に孔が開けられているだけで非常にスッキリするのですが、ウェザープルーフではなくなる、というのと、Voltaで使用する場合にコネクター部が浮いて非常に不安定になるんですよね。

というわけでGoPro純正のパススルードアを活用する方向性で少しでも便利に使える方法はないものか?と模索して見つけたアイテムがタイトルのものになります。

純粋にL字コネクターとしては首の部分が長い無駄の多いデザインのように見えるのですが、これのおかげで純正のパススルードアとジャストフィットします。

USBケーブルと本コネクタの結合部に養生テープでも巻いておけばウェザープルーフ的には完璧ですかね。

GoProを汎用的に使いたい場合はQRControlが必須かも?という話

GoProって小型軽量なのに動画画質がかなり綺麗という旅カメラにもってこいと思われがち?なアクションカムだと思うんですよね。

しかし「暗所に弱い」というセンサーサイズの小さなカメラの宿命があるので、夜間の活動時間の長い旅行での利用だと「全シーンの半分くらいにしかまともに対応できない」というのがGoProに対する個人的感想なのですよね。

とはいえ旅程にウォータースポーツの予定がある場合にGoProはマストアイテムとして持って行かざるを得ないし、それなら何とか頑張ってGoProだけを持っていって全てのシーンをGoProで撮れれば「荷物が減って素敵やん?」というスケベ心も芽生えてくるわけです。

実際、登山とかロングライド用途になってくると自分が持ち歩ける体力との相談になってくるわけでカメラはGoPro(とスマホ)だけで旅に出かける、という事はあり得るんですよね。

というわけで私なりにGoProを汎用的に使う場合の運用方法を色々と模索して固めてきてたのですが、それのご紹介記事になります。

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VLOGの2強カメラ、GoProフラット、D-Cinelikeで撮った動画のDavinci Resolve簡単カラーコレクション

GoProとDJI Pocket2にはそれぞれ後工程で色調整をしやすい撮影モードがあります。

GoProはフラットモード、DJI Pocket2はD-Cinelikeというカラーモードになります。
このモードで撮った映像は、彩度やコントラストが低い映像で録画されます。

そのままの状態でも使えない事は無いのですが、せめてSNSに上げる際には、普通のカメラで撮ったようなノーマライズした色に変換したい。。。
DJI Pocket2とかのLUTを無料で配布してくださってる方もおられるのですが、仕上がりがどれもシネマティックな感じで個人的に「コレジャナイ」って感じなのですよね。

これを一から手動で調整すると手間はもとより知識がない事には不可能なのですが「どうしたものかな」と悩んでいたのですが、個人的に楽な解決方法を見つけたのでご紹介。

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SONY FX30用にDJI RS3 Mini購入

今まではMoza mini PにFujiのミラーレスやFX30を載せて使っていたのですが、最近メインで使いたいFX30はボディー自体が結構重いのでレンズを選んでペイロード(900g)ギリギリって感じなのですよね。

ペイロード内に収まったとしてもギリギリで運用するのもあまりよくないのかなぁ、とは思っていまして、ちょっとしたバランス調整ミスがモーターの過負荷を引き起こしてしまい、もうちょっと余裕のあるジンバル が欲しいなぁという事でDJI RS3 Miniの購入に至ったのでした。

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Falcam(Ulanzi)のGoPro用マウントが神だった

Ulanziというメーカーについてですが私は、低価格、お値段以上に高品質(但し超が付くような高品質ではない)というバランスが気に入って同社の製品をいくつか使っています。

今回、Falcamシリーズのベースマウントとクィックシューをいくつか購入してみたのですが、これがUlanziらしからぬ「超」高品質でびっくりしました。

剃刀一枚入らぬ結合部

安物のGoProマウントを買ってから後悔しがちなのが、ベースマウントとクィックシューの結合部のがたつきなのですよね。

ここがガタついていると撮影時に雑音が入ったり実際以上に余計なブレが発生してしまい、よい事が何もありません。

GoPro用のマウントは基本的に樹脂製なので多少安物でもそこまでガタつくモノは少なくのですが、GoPro純正品や、ちゃんと作っているサードパーティー製品は「かちっ」とクィックシューを嵌め込んだ後に、更に脱落防止のゴムで圧着度を高めています。

これがFalcamのような金属製のベースマウントとクィックシューだとどうだろうなぁ?と不安だったのですがそれは杞憂で、結合部は一切の隙間がなく、固定してしまえばあたかも最初から一つの塊のパーツだったのでは?と思わせるほど。

精度が高すぎる故に手探りで装着するのはやや難度が高く、ある程度真っ直ぐな角度でスライドしないと装着に梃子摺る事はありますが慣れれば問題無いかな。
外すのはGoPro純正タイプよりも明らかに楽になります、

工具なしでトルクをかけてサムスクリューを締め付けれるようにレックマウントのGP-Nezi2を利用してみました。これもいい感じ。

via PressSync

SONY FX30のオーバーヒート耐性について

https://connect.garmin.com/modern/activity/11054629932?share_unique_id=280

先日、猛暑の撮影環境で使う機会があったのですが、全く問題なく使えました。
やはりファンを内蔵するモデルはオーバーヒートに強い。

撮影設定は4K/60FPS HLG 4:2:2 10bitです。

直射日光がカメラに直接当たる上に風が殆どなかったので撮影終了時にはカメラがかなり熱くなっておりましたが。

私はこれ以上過酷な環境で動画を撮るつもりは無いので私の用途ならFX30使用時に関して熱問題は完全に無視できるな、と判断しました。

via PressSync

ZV-E1が発表されたけどFX30を買った話

コロナ禍も収まりつつあり海外旅行も気軽に行けるようになってきたのでスマホや小型カメラではカバーしきれないレベルの「暗所の動画」をある程度撮れるカメラが欲しいなぁと近年では思っていた所でした。

軽さだけを求めるならZV-E10がベストオブベストなのですけど、私のヘビーな使い方では安定稼働性に難ありだと容易に想像ができるので却下。
ZV-E1のS-Log撮影は8bitという点も引っかかる点で、ZV-E10は用途に合わない理由がいくつもあるにも関わらず、2021年の発売当初から現在に至るまで気になって仕方がない魔性の魅力を持つカメラ。

先日ZV-E1が発表された事で色々と自分の中で整理が出来て、逆に欲しいと思っていたけど買おうか迷っていたFX30の購入に踏み切れたのでした。

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GoPro Hero 11 Mini用のサードパーティー製バッテリードアと現在の私のMiniの運用について

Miniの発売当初はサードパーティー製の販売がなかったので仕方なくお高い純正のUSBパススルードアを購入したのですが最近見たらサードパーティ製のも販売されていたので改めて入手してみました。

レビューが全然無かったので人柱な気持ちで買ってみたのですが素材はアルミでしっかりとしていて当たりでした。

MiniのUSBポートは標準GoProと比較して浅いので、このようなツライチのバッテリードアを取り付けた状態でL字型のType-C USBケーブルが挿せるのがいい感じです。

ついでに最近の私のMiniの運用方法をご紹介しておくと、基本的には旅行でしか使用しておらずリュックのショルダーベルトに取り付けたPOV撮影がメインになっています。

Miniは全く風のない固定撮影環境では比較的早めにオーバーヒートしちゃうのですが、徒歩などで移動する際に発生するそよ風レベルでも背面ヒートシンクが有効に働いてくれるので、実用シーンにおいては個人的には標準GoProよりも耐熱性が高い、と評価しています。

4K/30FPS ビットレート高という撮影設定で3月ピーカン宮古島で数時間連続撮影してみましたが一度もオーバーヒートしませんでした。

肝としては必ず外部電源で使用するという点と、空調の効いた部屋でも定点撮影になると10分くらいでオーバーヒートするのでそれを気をつけるくらいですかね。

屋内の定点撮影でも携帯USB扇風機を使えば全然大丈夫ですけどね。

外部電源必須なので純正のウェザープルーフ機能の為の飛び出た形状のバッテリードアではなく、今回入手したようなツライチのバッテリードアの登場を待ち望んでいたのでした。

この形状ならケーブルを取り付けたままケースが干渉せずにのケースの着脱ができるので便利なのです。

もともと私はPOV撮影に対してあまり興味はなかったのですが、Miniの特性的にPOV用途に非常に向いており、俄然活用している所なのでした。

via PressSync

ANKER 511 Charger(Nano3 30W)は旅行好きには必携アイテムだと思う

最近ではノートパソコンの電池持ちが良くなってきたし、スマホ充電用のモバイルバッテリーも小型で大容量の製品が多いので長距離長時間の旅行でも「ウォールチャージャーまでは手荷物として持ち運ばなくていいな」という判断になりがちなんですよね。

ただしこれって航空機のディレイとか、確率的に起こりにくいことに対する備えとして、使うか使わないか分からない荷物を一個余計に持ち歩く手間、コストを考慮した結果「持ち歩かない」というトレードオフ的な判断であり、実際はウォールチャージャーを持ち歩いていた方が精神衛生上良いという事は間違いないのです。

しかし先日のタイムセールで購入してみたANKERのウォールチャージャーがめちゃくちゃ小さくて荷物として無視できる程のサイズ感、重量感だったのでテンションが上がってこの日記を書いている次第。

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GoPro分割動画の正しい結合(マージ)方法について

GoProで撮影した動画ファイルは(GPMF : GoPro Metadata Format)というメタデータが含まれています。
これは写真データのEXIFに相当する撮影時の属性情報なのですが、動画ファイルのメタデータに関しては各社独自フォーマットで統一化されていないのですよね。

GoProに関してはアクションカム固有の加速度、ジャイロ、GPSといったセンサー情報も含まれるため、かなり特殊フォーマットと言えるのですが、メーカー独自フォーマットであるこれらの情報を一緒にがっちゃんこしてくれる動画編集ソフトなど存在するはずなどなく、ユーザーが動画編集ソフトなどで結合した動画ファイルは、もれなくGPMF(メタデータ)が欠落してしまうのでした。

このGPMFが欠落すると何が困るのか?と問われると、 GoPro Player + ReelSteadyによる補正が行えなくなるんですよね。
それとGPS情報もなくなるので、将来的に速度計とか地図をオーバーレイ表示するような動画も作れなくなります。

なんだたったそれだけか、と思われる人もいるかと思いますが、全く関係のない話とも言い切れないのです。。。

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