個人的にネイティブHLGモードに期待していたのですが実際このモードで撮ってみたところ、ビットレート不足のような映像で期待外れでした。
スマホで見るには十分綺麗だとは思うのですが4Kに対応したテレビとかPCモニターで見ると残念画質。
折角の旅行中のドライブ動画なのですが、普通にノーマルモードのFLATとかNaturalで撮っておけばよかった💦
というわけでGoPro でのHLGモードでの撮影は諦めました。
“GoPro Hero13を4カ月ほど使ってみて至った結論” の続きを読むExperimental field of PressSync
個人的にネイティブHLGモードに期待していたのですが実際このモードで撮ってみたところ、ビットレート不足のような映像で期待外れでした。
スマホで見るには十分綺麗だとは思うのですが4Kに対応したテレビとかPCモニターで見ると残念画質。
折角の旅行中のドライブ動画なのですが、普通にノーマルモードのFLATとかNaturalで撮っておけばよかった💦
というわけでGoPro でのHLGモードでの撮影は諦めました。
“GoPro Hero13を4カ月ほど使ってみて至った結論” の続きを読む世の中Osmo Action5 Proの話題で持ち切りで私も欲しくてたまらんのですが、現時点で私の運用ではGoPro(アクションカム)はOsmo Pocket3との棲み分けができているので我慢しております。
棲み分けといえば、やはりGoProは暗所に弱いので、撮影環境の光量がOsmo Pocket3へスィッチするかの条件になってくるのですが、10bitに対応したGoProは、Hero11以降、日の出や日没といったトワイライト直前迄ならギリギリな撮影環境ではありますが、かなり綺麗に撮影できるんですよね。
HLGに対応したHero13であれば更に綺麗に撮影できるのでは?という事で、夕暮れ時にテスト撮影をしてきました。
以下は5.3K 30FPS HLGで撮影した動画をDavinci Resolveで4Kでコントラストを調整して出力しなおした動画です。
Hero12以前はGoPro LabsでLOGBとかWIDEオプションを指定して無理くりHDR化してたのですが、Hero13は直接HLGで出力してくれるようになったので楽です。輝度調整だけでよい。
Hero13でちょっと惜しいなぁと思う点は、画角をFull Frameで指定すると4Kが最大になってしまう、というのと露出のマニュアル指定が不可なんですよね。
4Kが上限になっちゃうのは負荷がかかる撮影方式だからなかな?という事で納得できるのですが、露出設定不可なのは何で?って感じです。
解像度に関しては画角を16:9に指定すれば5.3Kも指定できるので、最初からビシッと構図を決めて撮れれば問題ないのですね。
露出指定に関してはファームウェアアップデートはよって感じです。
結論から書くとHero12と比べると大幅進化、11から比較するとマイナーアップデート、という感想です。
やはりHero12が酷すぎた。
Hero12はGPS未実装、リサイクル素材のようなユーザーは何も得しないちゃちい外装。ふざけとんのかと。
Hero13はこの点が改善しており、ソフトウェアが使いやすくなっています。
外装はレンズの下にヒートシンク?っぽいパーツが増えたくらいで旧モデルと同じなのでメディアモジューラやVoltaといった純正オプションは引き続き使用できます。
Maxレンズモジューラ1.0は非対応で2.0から対応。ケチだなぁ。
バッテリーが大型化しました。これに伴いHero9~12まで使用できていたバッテリーが使用できなくなり、既存のGoProユーザーはバッテリー資産を活用できません。
既存のGoProユーザーが他社に逃げるきっかけになりかねないのでは?と思ってしまうのですが、それをGoPro自身が予測できていないとは思えず、
このリスクを冒してでもカメラをあるべき方向性に進化させる道を選んだ事は評価したい、
先週末に岐阜の中山道に旅行に行って来たのですが、やはり旅行となるとGPS非搭載のGoPro Hero12は戦力外通告になっちゃうんですよね。。。
私の使い方だとHDR、GP-Logモードで撮影する事はないのですが、このようなユーザーにとっては画質的にHero11とHero12は同等なんですよね。
オーバーヒート耐性に関してはHero12の方が大幅に向上してはいるのですが、Hero11もGoPro Labsの拡張設定で、「DLRV=1(プロキシーファイルを書き込まない)」に設定すると、かなりオーバーヒートしにくくなる事に先日気がつきまして。
GoPro Hero11で画質を一切落とさずに電池持ちをよくする方法
試しに先日の中山道ハイキングでHero11をリュックのショルダーベルトにPOVマウントを行い、画質設定は
というかなり高画質設定で撮りっぱなしでハイキングしてみました。
ネガティブな所からまず書いておきますが、前モデルと比較して大きくなったのが若干不満なのと、街歩き撮影している時に、フォーカスがレンズ周辺の手前の電柱やポールに持っていかれる事が多々あるんですよね。中央部の視界が広く開かれている状況であるにも関わらず。
というかパンフォーカス時に、微妙に合焦していないような気がする?
意図としては中央にフォーカスを合わせたいのに合わない事が多々あります。
2023/11/01にファームウェアアップデートがリリースされており「フォーカス」に関しての改善にも触れられていたので、また数日使い込んでみて改善がみらええるか確認しよう、という状況です。
センサーサイズが大きくなった事に対する贅沢な悩みですけどね。
以下はファームウェアアップデート後に撮った動画
にしても現状(初期ファームウェア?)のフォーカスのアルゴリズムは何か変な気がする。
あと急速充電をOffに出来ないのも使っていて気になるポイントですね。
いや、いいんですよ、急速充電。めちゃくちゃ速くて便利。
ただ急速充電は一般的にバッテリーに対する負荷が大きいので「いたわり充電」みたいなモードも設けてほしいなぁと。
1週間旅行などで使ってみた感触だと急速充電は目茶苦茶便利。だがこんな使い方を続けていると可也早い段階でバッテリーの劣化が進むことが予想されたので、後付けでメーカーの追加保証(2年)をケイヤクしました。まんまとDJIの策略にハマってしまった。
満を持してという感じで発表来ましたねー、DJI Pocket3。というかOsmo Pocket3なのか。
早速注文しました。
旧モデルのDJI Pocket 2は神カメラと言って差し支えない名機だと思うのですが、2023年現在となっては「色深度10bit非対応」というのが、いくら小型カメラというジャンルの製品とは言え非力に感じる部分でした。
一応DJI Pocket2はD-Cinelikeには対応しているのでLog撮影っぽい事は出来るんですけど、8bitであるが故にトワイライトの空のバンディングとかが気になって、「なら最初からノーマルカラーで撮って出しすればいいか、DJIカメラのホワイトバランスは自然だし」みたいな風になっちゃってたんですよね。
最新ドローンのDJI Mini4がHLGに対応可能しているのでDJI Pocket3にも実装されるのだと期待しておったのですが、
期待通りHLG対応来ました。
カット編集以上のややこしい編集を行いたい場合はHLGはLog素材並みに難度の高い素材ですが、私みたいな初心者がカラーグレーディングに挫折したとしても、HLGなら生の素材としてもそのままでも使えるので、これで保存できるのは非常にありがたい。
HLGは意識の高い初心者向きの保存形式だという認識。
更に高みを目指すユーザーは10-bit D-Log Mで記録する感じなのでしょうか。
1インチセンサー化も非常にありがたい対応で、ここはちょっと嬉しい誤算でした。
というのも私はDJI Pocket3(Osmo Pocket3)のスペックは、DJI Mini4 Proのカメラの流用だと予想してたのでセンサーサイズは1/1.3inchだと思っていたんですよね。
Mavic Airといった1インチセンサー搭載のドローンで撮影した事はないので、どれくらいの画質向上が見込めるのか手元に届いてみたいとわからないのですが、今から楽しみです。
旧モデルから比較してF値がF1.8からF2.0と少し暗くなっているのが気になりますが、この辺はセンサーサイズの大型化でカバーできる感じなのでしょうか。
あと、回転式のタッチディスプレイはスペックを見るまではキワモノだと思っていたんですが、
スペックを見ると輝度が700nitsに対応していて、単にちょっと表示サイズが大きくなっただけではなさそうなのが好印象です。
やはり撮影中にライブビューで確認できる映像が綺麗に表示されるほど、テンションがあがりますので。
続きは実機が手元に届いてから色々と試してみたいと思います。
色の標準化(カラーコレクション)が難しかったのですが、めちゃくちゃ綺麗に撮れるなぁ、仕上がるなぁという感想です。
色深度10bitに対応したHero11、12以降の画質は圧巻です。
カラーグレーディングに関しては試行錯誤したんですが、なかなかうまくいかなかったんですよね。
入力カラースペースをRec.2020とかRec.2100とかS-Logとかを選ぶと一見色が標準化してるように見えるんですよ。
色域もパレードを見る限りRec.2020の範囲にうまく広がってくれているようで。
しかしやはり微妙にカラーマトリクスがズレているみたいで比較的奇麗な色が出ているS-LogはSpecularの箇所が幻海突破しちゃってるのかピンク色に出力されちゃって。
となるとRec.2020,2100あたりを当てた状態からのスタートが妥当かな?って感じなのですが、ここから普通の色味に持っていくのは素人にはとても難しい。。。
明らかに自分の意図しない雰囲気に仕上がることによって、逆に何か制作意図があるんじゃないか?みたいな思わせぶりな仕上がりにはなるんですけど。
##カネの力で解決しました
GoPro LabsのDiscussionのやりとりでサードパーティーLUTについて語られていて、試しにgithubに無料配布されているのをDavinci Reaolveで使ってみたんですよ。
私の知識、スキルではLUTはうまく当てれなかったのですが、ACES方式ならば配布元が公開されているYouTube動画を参考にすればいい感じに。
色々試しているうちに同配布元のxtremestufさんが商用のGP−Tune TransformというDCTL(DaVinci CoぉrTransform Language)をリリースされている事を同チャンネルで知り、解説動画を見ていると沙羅に簡単そうに使えそうな雰囲気。
お値段お手頃だったので購入して早速試してみました。
うお、なんだこの簡単さはwww
私が撮影した素材はめちゃくちゃロシュツを上げる必要額あったが若干気になったのですが、最終的な仕上がりは全く問題なさそう。
上の動画はDCTLで露出を上げてトーンカーブを長生しただけです。
今までの九龍は何だったの。。。まあ色々と学ぶことも出来たのでいいけど。。。
##まとめ
今後、GoProの新機能が発売されたときの購入判断は、現状のLabsのLOGBとかWIDEオプショ等を引き続きサポートしてくれるか?って事が重要な判断基準になりそうです。個人的に。
ポストプロダクション前提にはなりますが、HLG(HDR)動画の作成ステップが数ステップで可能なGoProに惚れ直しました。
GP-Logについては初回レビュー時にも少し触れていたのですが、まだ使用期間が短かったのでやんわりと評価してたんですよね。
しかし、いくら試行錯誤しても撮れる映像素材は煮ても焼いても使えないんですよ。。。
ぱっとみた感じビットレートが足りてないのかな?みたいな感じでディテールが溶けています。
2023年時点の最新モデルであるGoPro Hero12の電池持ちは、旧モデルであるHero11よりも若干よくなっていますし、オーバーヒート耐性に関しては2、3割向上しているかな?というのが個人的感想です。
Hero11とHero12、両者のハードウェア的な違いはHero12の方がGPSを取っ払ったくらいで、それ以外の差異はないのだろうな、と思っているのですが、
とすると燃費向上とオーバーヒート抑制はソフトウェアの改善でやってるとしか考えれないんですよねぇ。
しかしソフトウェアで改善しているわりには同じ設定で撮影した際の両者のカメラの画に差がなさすぎる、というか全く同じカメラで撮った映像のように見えるんですよね。
エンコードプロセスの効率化とかなら多少なりとも映像に差異は出そうなものですが。
という事は実はもっと単純な事なのでは?と考えたわけですが、一つ単純な挙動の差異を見つけました。
個人的にGoProは自転車とかアウトドアで使う事が多い私は Hero12はGPS未実装なので利用シーンが限定されるなぁ、という結論です。
しかしながら従来モデルと比較して熱で落ちにくくなった事は、オーバーヒートとの兼ね合いで常にパワーセーブして使用せざるを得なかったGoProにとっては福音だと思うんですよね。というか私にとっては福音でした。
初回のボロクソに書いたレビューは何だったのだ?というくらい 、Labsで設定できる高ビットレート設定「BITR」が楽しくて色々とテスト撮影をしているのでした。