長期使用レビューを書こうとは思っていたのですが、なかなか纏まらず今日に至ってしまいました。
M1 MacBook Airに対する私の評価は、殆どケチの付けようが無い最高の評価なのですよね、それどころかデジタルデバイスを触ってここまでの衝撃を受けたのは何年ぶりだろう?みたいな。
こんなApple信者みたいなテンションでレビュー日記を書いても何も伝わらないだろうなぁ、という懸念がありまして。
細かい事は他の誰かが書いてると思うのでふわっとした感想を以下に記します。
意味不明のハイパフォーマンス
自社製CPUに変わりパフォーマンスが向上している、という点ですが、この点ってCPUの仕組みとかに詳しい人ほど懐疑的になるのかな?って思うんですよね。
何かの処理に最適化した場合、それ以外の箇所で影響が出る可能性があるみたいな。
またAppleは新製品が出るたびに「世界最速のCPU」などと広告を打っていた前科がありますし。
私もその説には概ね賛成なのですが、M1 MacBook Airに関しては「それ以外のパフォーマンス低下」に未だ遭遇した事がないのですよね、、、
現状、全てのアプリがApple Siliconにネイティブ対応しているわけではないので、非対応アプリは自動的にRosetta2というエミュレータを介して動作するのですが、多くのアプリは本家Intel Macで動かすより速いというぶっ壊れ性能。
試しにIntel版しか存在しないフォートナイトを動かしてみたのですが、高熱にもならないしヌルヌル動くし、逆に「何か動かし方を間違ってるのかな?」と不安になります。
以下M1 MacBook Proで検証されている方の動画を参考として使わせて頂きます。
以下の動画はM1 MacBook AirでWorld of Warcraftを動作させたサンプル動画。このゲームはApple Siliconにネイティブ対応しています。
意味不明の省電力、低発熱
MacBookシリーズは薄さやデザインを重視するあまり排熱に関しては「うんこ性能」なのです。これはM1 MacBook Airも例外ではなく。
私も一応MacでLightroomとPhotoshopを行ったり来たりみたいな一般的な使い方をする事があるんですよ。
画面の輝度を上げて2時間くらいぶっ続けでこのような操作を行っても表面がほんのりと温かくなるくらいで、がっつり負荷をかける使い方をしているのにバッテリー残量は80%くらい残っている。
単体でデスクトップ級のパフォーマンスを有しているにも関わらず、異次元の電池持ちという、ラップトップの使い方について私に中で再定義を余儀なくされている状況なのでした。
熱くならないから夏場の熱対策も不要だし、熱くならないから膝の上に乗せて操作しても不快じゃない。電池が持つからリビングに放置みたいな使い方をしても数日電池が持つし、何せ手がかからない子です。
充電ケーブルもスマホと共用可能なので、充電の手間も少ないですしね。iPadがPC化したようなイメージ。
まとめ
ディスプレイサイズが13インチクラスのラップトップの重量といえば1kg前後で、荷物の重さに見合ったベネフィットが求められる機器だと思うんですよね。
(M1 MacBook Airは1.29kgで重量級)
このサイズ重量、価格でここまでのハイパフォーマンス機を私は他に知らない。
更に省電力、低発熱、低騒音(というか無音)が加わりプライスレスな価値に。
私みたいに「Windows、Mac、両方そこそこ使える」と言える人間だから言える事かもしれないですが、「ラップトップはM1 MacBook一択だな」という結論に至ってます。
出先でWindowsが使いたい場合はリモートで自宅のPCに繋げばいいかなって。
IntelがApple Siliconに対する対抗広告を打ちまくってるのはこう言う事なんですよね。
Apple信者でもない人間に、ここまで言わせるまでに水をあけられてしまって。
Adobe系のアプリはどんどんApple Siliconにネイティブ対応してますし、私もLightroom、Photoshopなど写真のRAW現像で恩恵を受けることができています。
この辺のアプリをメインで使用する人はM1 Macを買えばいいですね。オススメはしない。買え。
via PressSync