空撮から動画編集まで私的に手法が確立してきたので、ここらで纏めておこうと思います。
ちなみに私はブログとかSNSに投稿する際にはiPhoneとiPadしか使いません。
自分に制約を課しているわけではなく、単純にめんどくさいからです。
ですので動画編集に関してもPCやMacを使わないというスタンスです。
いやね、家でデスクに向かって作業したくないんですよ。仕事みたいなので。
大容量データをHDDなりに移動(バックアップ)する際はどうしてもPCとかMacが必要になりますが、そこは大目にみてください。
恒久的に録画素材を残したい場合、PC、Mac無しでは辛いです。
逆にいうとフライトの都度、動画編集を行い素材を消していいという場合はPCも不要かもしれません。
ちなみに私の動画編集の経験はドローンを飛ばし始めてから(2018/03〜)なので超初心者です。
下手な空撮素材をもっと効果的に表現する方法があればコメント蘭とかで教えてください。
編集に必要なスペック
iPhone SEだと1080p(60fps)が限界だと思います。
私が使っている初代iPad Pro 12.9とiPad 9.7インチ 2018年春モデルならMavic Airで撮れる最高画質である4K(30fps)の動画を楽々編集可能。
動画をiOSデバイスへのインポート
Micro SDカードを取り外してLightning SDカードリーダー(変換必要)で取り込むか、Mavic AirはLightning USBカメラアダプターで直接ドローンに接続する事によりインポートできます。
Mavic AirはUSB type-cなので下のような短いtype-cケーブルがあると便利。
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空撮動画の容量は大きいのでできれば128GB以上のデバイスに取り込みたいです。
DJI GO4は使い辛かった
送信機と連携するアプリなのでMavicユーザーなら先ず最初に試すアプリがこれだと思いますが、このアプリの挙動は非常に掴み辛いのです。
例えば完成する動画の画質が見るに耐えない低画質に仕上がったりする事があるのですが、最初は原因がわかりませんでした。
どうやら幾つかやってはいけない事があるようで、
- 解像度、フレームレートの異なる動画の混在
- 逆再生指定
私が気がついたのはこんな所です。
これだけでも致命的なのですが、ちょっと長めの動画を作って書き出そうとすると書き出しに失敗したりアプリが落ちたりします。
編集に1、2時間かけた成果がなくなってしまう、または観るに耐えない画質の動画に仕上がっちゃった、という悲しい経験を何度かしたので、このアプリでメインの編集をする事は今後ないと思います。
iMovieが超絶便利だった
Apple謹製アプリですが、このクォリティーのアプリが無料とは。
長らくiOSユーザーをやってきましたが、今までこのアプリを使っていなかった事に後悔すら覚えます。
編集に使っているデバイスは初代iPad Pro 12.9ですがMavic Proで撮影した4K 30fpsの動画でもストレスなく編集できています。
タブレット端末で4K動画の編集が出来るとかマジで感心しました。
他の動画編集アプリを使った事が無いのでDJI GO4としか比較出来ませんがめちゃくちゃ使いやすいですね。
いや比較なんてしなくても、何が分からないのか分からないレベルの初心者にとっては直感的で使いやすいと思いました。
右側ペインに素材動画の一覧を表示し、カーソルをタップ、スワイプで動画の内容を簡単にプレビュー出来るのですが便利すぎですね。
「ガクッ、グィッ」という残念カメラワークが連続する素材の中からスムーズに繋がっているシーンをサルベージするのに非常に重宝します。
画面を切り替える事なく一つの画面で作業が完結するのがいいですね。
シーンの切り替わり効果も手軽に色々選べるのですが、この効果を加えるだけで動画の仕上がりが一味変わってきますね。
空撮技術が未熟だと、とにかく撮りまくって使えるシーンだけ使う、みたいな後ろ向きな編集になっちゃいますし、使える所を探して継ぎ接ぎするのは本来大変な作業だと思います。
iMovieはそれに対する回答を持っているアプリだと思いました。
最後の仕上げ(音楽付け)にDJI GO4は便利かも
色々残念なこのアプリですが、音楽はそこそこ充実してるんですよね。音楽を付けるくらいの仕事ならこのアプリでもしっかり果たしてくれます。
上記の手順で作成した動画
Mavic Airで土倉鉱山跡で空撮してきた – Captain’s Log, Supplemental
余呉湖 空撮 – Captain’s Log, Supplemental
まとめ
なんかiMovieつかおうぜ、としか言ってない気がするんですが^^;
しかし動画編集って高価なパソコンが必要だと思っていたのですが、最近はスマートフォンとタブレットで簡単に行えるんですね、すごい時代です。
iPhone SEだとスペック的に1080p(60fps)あたりが限界かなとは思うのですが、これでも十分過ぎる解像度ですし、動画のサイズも扱いやすいサイズになるし十分実用範囲かなと。
撮影して直ぐに公開とか出来たら素敵ですね。ネット環境いりますけど。
今後空撮以外でも積極的に使っていこうと思いました。
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