この新型充電器は同社製品のAnker 40W 5ポート USB急速充電器と姉妹品と言った位置付けになるのでしょうか。
単純に上位互換機として語れないのは、やはり容量アップに伴い本体サイズもそれ相応に増大しており、40W充電器程のコンパクトさ、携行しやすさと言った点が少し弱いからです。
やはりAnker社自身が製品向けコピーとしても使っている、「ファミリーサイズ」であるという特徴こそが、この製品にはしっくりときます。
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供給電力はリッチだけどコンパクトな充電器
いきなりさっきと言ってる事が違うじゃないかと言われそうですが、もともとAnker 40W 5ポート USB急速充電器は、そのスペックには似つかわしくない超コンパクト充電器です。今回新たに60W版がシリーズに加わったのですが、40Wと比較して妥当なサイズアップだと思います。つまり、60W版もそのコンパクトなサイズに見合わない高性能充電器と言えそうです。
40W充電器と並べて撮ってみた写真。ポートが一つ増えています。
一応充電時の電流計測
この手の複数ポートを備えている充電器の性能として気になるポイントは、複数機器を同時充電した時に、1ポート当たりの電流が減っていないか?という点が気になると思います。
というわけで実際計測してみました。
iPad Mini Retinaは最大2Aで充電出来るので、これの充電時電流を基準にモニターする事で確認してみました。
先ずiPad Mini Retinaのみを先ず充電してみたところ計測機は約2Aを示しています。この状態から徐々に充電する端末を増やしていきます。
iPhone6 Plus×2台、iPad×1台、iPhone4×1台、Nexus7×1台と徐々に増やしていきましたが、ホントに?と目を疑う程に計測値が揺らがない。もちろん充電する機器たちはある程度電池減らしている状態ですので、これらもそれぞれ大きな電流流れているはずなのですが。
この事から40W充電器と変わらぬ素晴らしい充電器である事がわかりました。
同梱品とか
順番が逆になってしまいましたが、化粧箱はこんな感じです。今までのAnker製品の箱と違うなと思ったのは、ビリビリっと外装裂いて開ける方式になってたことです。箱も綺麗なまま取っておきたい人は抵抗がありそうですが裂かなくてもスライドすれば開けれそうです。ちょっと硬いけど。
汎用的な方式のケーブル採用しているので、色んな便利アイテムとの組み合わせが可能で色々と夢が広がります。
興味ある方は40W版のレビューの時に色々書いてますのでそちらを参考にしてください。
まとめ
今回新たに発売された60W充電器は、十分にコンパクトな充電器だと思いますが、持ち歩くアイテムにとって数グラムの重さの違い、数立方cmの違いが意外と大きなストレスになります。よっぽどのヘビーモバイラー意外はオーバースペックだと思いますので用途に合わせて入手したい充電器ですね。
私的にこの充電器は海外旅行用としてスーツケース常に忍ばせておきたいと思いました。
やはり家族分のモバイル機器の充電器となるとポート数は多いに越したことはないので。特に海外旅行用だと、日本のSIMが入った電話と現地SIMを挿した電話だけですでに4台(妻と私ので)…
その他タブレット、モバイルバッテリー等を加えると一気に6ポートくらいは消費してしまうんですよね。
まさにファミリーサイズといううたい文句ふさわしい充電器だと感じました。
via PressSync