今まではMoza mini PにFujiのミラーレスやFX30を載せて使っていたのですが、最近メインで使いたいFX30はボディー自体が結構重いのでレンズを選んでペイロード(900g)ギリギリって感じなのですよね。
ペイロード内に収まったとしてもギリギリで運用するのもあまりよくないのかなぁ、とは思っていまして、ちょっとしたバランス調整ミスがモーターの過負荷を引き起こしてしまい、もうちょっと余裕のあるジンバル が欲しいなぁという事でDJI RS3 Miniの購入に至ったのでした。
今まではMoza mini PにFujiのミラーレスやFX30を載せて使っていたのですが、最近メインで使いたいFX30はボディー自体が結構重いのでレンズを選んでペイロード(900g)ギリギリって感じなのですよね。
ペイロード内に収まったとしてもギリギリで運用するのもあまりよくないのかなぁ、とは思っていまして、ちょっとしたバランス調整ミスがモーターの過負荷を引き起こしてしまい、もうちょっと余裕のあるジンバル が欲しいなぁという事でDJI RS3 Miniの購入に至ったのでした。
Ulanziというメーカーについてですが私は、低価格、お値段以上に高品質(但し超が付くような高品質ではない)というバランスが気に入って同社の製品をいくつか使っています。
今回、Falcamシリーズのベースマウントとクィックシューをいくつか購入してみたのですが、これがUlanziらしからぬ「超」高品質でびっくりしました。
安物のGoProマウントを買ってから後悔しがちなのが、ベースマウントとクィックシューの結合部のがたつきなのですよね。
ここがガタついていると撮影時に雑音が入ったり実際以上に余計なブレが発生してしまい、よい事が何もありません。
GoPro用のマウントは基本的に樹脂製なので多少安物でもそこまでガタつくモノは少なくのですが、GoPro純正品や、ちゃんと作っているサードパーティー製品は「かちっ」とクィックシューを嵌め込んだ後に、更に脱落防止のゴムで圧着度を高めています。
これがFalcamのような金属製のベースマウントとクィックシューだとどうだろうなぁ?と不安だったのですがそれは杞憂で、結合部は一切の隙間がなく、固定してしまえばあたかも最初から一つの塊のパーツだったのでは?と思わせるほど。
精度が高すぎる故に手探りで装着するのはやや難度が高く、ある程度真っ直ぐな角度でスライドしないと装着に梃子摺る事はありますが慣れれば問題無いかな。
外すのはGoPro純正タイプよりも明らかに楽になります、
工具なしでトルクをかけてサムスクリューを締め付けれるようにレックマウントのGP-Nezi2を利用してみました。これもいい感じ。
via PressSync
https://connect.garmin.com/modern/activity/11054629932?share_unique_id=280
先日、猛暑の撮影環境で使う機会があったのですが、全く問題なく使えました。
やはりファンを内蔵するモデルはオーバーヒートに強い。
撮影設定は4K/60FPS HLG 4:2:2 10bitです。
直射日光がカメラに直接当たる上に風が殆どなかったので撮影終了時にはカメラがかなり熱くなっておりましたが。
私はこれ以上過酷な環境で動画を撮るつもりは無いので私の用途ならFX30使用時に関して熱問題は完全に無視できるな、と判断しました。
via PressSync
コロナ禍も収まりつつあり海外旅行も気軽に行けるようになってきたのでスマホや小型カメラではカバーしきれないレベルの「暗所の動画」をある程度撮れるカメラが欲しいなぁと近年では思っていた所でした。
軽さだけを求めるならZV-E10がベストオブベストなのですけど、私のヘビーな使い方では安定稼働性に難ありだと容易に想像ができるので却下。
ZV-E1のS-Log撮影は8bitという点も引っかかる点で、ZV-E10は用途に合わない理由がいくつもあるにも関わらず、2021年の発売当初から現在に至るまで気になって仕方がない魔性の魅力を持つカメラ。
先日ZV-E1が発表された事で色々と自分の中で整理が出来て、逆に欲しいと思っていたけど買おうか迷っていたFX30の購入に踏み切れたのでした。
Miniの発売当初はサードパーティー製の販売がなかったので仕方なくお高い純正のUSBパススルードアを購入したのですが最近見たらサードパーティ製のも販売されていたので改めて入手してみました。
レビューが全然無かったので人柱な気持ちで買ってみたのですが素材はアルミでしっかりとしていて当たりでした。
MiniのUSBポートは標準GoProと比較して浅いので、このようなツライチのバッテリードアを取り付けた状態でL字型のType-C USBケーブルが挿せるのがいい感じです。
ついでに最近の私のMiniの運用方法をご紹介しておくと、基本的には旅行でしか使用しておらずリュックのショルダーベルトに取り付けたPOV撮影がメインになっています。
Miniは全く風のない固定撮影環境では比較的早めにオーバーヒートしちゃうのですが、徒歩などで移動する際に発生するそよ風レベルでも背面ヒートシンクが有効に働いてくれるので、実用シーンにおいては個人的には標準GoProよりも耐熱性が高い、と評価しています。
4K/30FPS ビットレート高という撮影設定で3月ピーカン宮古島で数時間連続撮影してみましたが一度もオーバーヒートしませんでした。
肝としては必ず外部電源で使用するという点と、空調の効いた部屋でも定点撮影になると10分くらいでオーバーヒートするのでそれを気をつけるくらいですかね。
屋内の定点撮影でも携帯USB扇風機を使えば全然大丈夫ですけどね。
外部電源必須なので純正のウェザープルーフ機能の為の飛び出た形状のバッテリードアではなく、今回入手したようなツライチのバッテリードアの登場を待ち望んでいたのでした。
この形状ならケーブルを取り付けたままケースが干渉せずにのケースの着脱ができるので便利なのです。
もともと私はPOV撮影に対してあまり興味はなかったのですが、Miniの特性的にPOV用途に非常に向いており、俄然活用している所なのでした。
via PressSync
GoProで撮影した動画ファイルは(GPMF : GoPro Metadata Format)というメタデータが含まれています。
これは写真データのEXIFに相当する撮影時の属性情報なのですが、動画ファイルのメタデータに関しては各社独自フォーマットで統一化されていないのですよね。
GoProに関してはアクションカム固有の加速度、ジャイロ、GPSといったセンサー情報も含まれるため、かなり特殊フォーマットと言えるのですが、メーカー独自フォーマットであるこれらの情報を一緒にがっちゃんこしてくれる動画編集ソフトなど存在するはずなどなく、ユーザーが動画編集ソフトなどで結合した動画ファイルは、もれなくGPMF(メタデータ)が欠落してしまうのでした。
このGPMFが欠落すると何が困るのか?と問われると、 GoPro Player + ReelSteadyによる補正が行えなくなるんですよね。
それとGPS情報もなくなるので、将来的に速度計とか地図をオーバーレイ表示するような動画も作れなくなります。
なんだたったそれだけか、と思われる人もいるかと思いますが、全く関係のない話とも言い切れないのです。。。
こういうオプションはカメラ本体の発売に合わせて販売してほしいものです。
何度も時期を分けて注文するとトータル送料を考慮して買い物しないと駄目なので。
ってかそういう作戦だとは思いますが。
カタログスペック的にはあんまり惹かれなかったですが、とりあえず買ってみて使ってみたらとても良いコンセプトカメラでした。
コンセプトとしては「動画撮影に必要無い機能を廃止して小型化を目指したアクションカム」だと個人的には思っているのですが大体認識合っているでしょうか?
しかしカタログスペック的に重量はあまり減っていなくて、通常モデルのHero11 Blackが154gなのに対してMiniは133g。
「うーん21g軽くなるだけかぁ」というのが最初の感想で、あまりMiniに心惹かれなかった理由だったのでした。
ただ形状的にカメラの横幅は劇的に小さくなっているのはプロモーションの写真を見ただけでも一目瞭然でしたし、私がGoProを使う主目的の自転車にも有効な形状であろう、という見込みで買ってみました。
私はGoProを自転車のシートポストに取り付ける事があるのですが、横幅が狭くなってくれたお陰で太ももとの干渉は無くなりましたし、筐体デザインが立方体に近くなった事で空気抵抗が改善される事で、実用上は21gの軽量化以上の恩恵はあるだろうな、という実感です。
GoProを自転車に固定すると常に衝撃がカメラに伝わり続けるので、カメラの取り付け角度などがズレてくる事があるんですよね。
特に延長アームとかで取り付けている場合はテコの原理で小さな衝撃でもズレやすくなります。
そういう意味では21gの軽量化はめちゃくちゃ安心感が増すんですよ。
たかが21gとはいえ衝撃が加わった時は質量に比例してマウントに加わる力は大きくなりますので。
ボディーマウントやショルダーベルトにマウントする場合は21gの差はあまり感じませんがヘルメットやハンドストラップなど振れ幅の大きな箇所にマウントした場合に生きてきます。
背面ディスプレイが廃されたHero11 Miniですが、カメラ設定は必ずしもアプリ経由で行う必要はなく、最低限(ProTuneや一部システム設定以外)の設定はカメラ単体で行えるようになっています。
しかもこのスクリーンの場所が絶妙で、自転車にマウントした時とかショルダーベルトとかボディーマウントした時とか、ちょっと視線をしたにやるだけでカメラのステータスが確認できるのが非常によい。というかこのディスプレイは通常版GoProにも実装して欲しいくらいです。。。
GoProって皆さんご存知の通りピーキーなアクションカムですから、連続撮影中って定期的に生存確認しないと不安じゃないですか?上部ディスプレイのおかげでそれの確認が非常に楽になりました。
オーバーヒート警告発生時も上部ディスプレイに表示されます。
上部ディスプレイに併設されている赤色LEDは、従来のモデルと同様に撮影中(点灯)や内部処理中(常時点灯)を示すのですが、上部LCDのおかげで私は赤色LEDは常時Offに設定しています。
ただしOffに設定していたとしても、システム的な警告が発生している時は常時点灯になるようで非常にわかりやすいです。
例えば、オーバーヒート警告が発生すると常時点灯するのですが、なんせ赤く点灯し続けている状態は「対応を要するヤバい状態だ」という判断ができます。
従来モデルのGoProでこのような挙動はあまり気にした事はなかったのですが、同じ動きなのでしょうか?
何せMiniはこの辺の設計がユーザービリティーを考慮した設計になっており「どうしたGoPro、何か悪いものでも食べたか?」と思うほどなのでした。
The Remoteを持ってはいたものの、それほど利便性は感じていなかったんですよね。劇的に操作性が上がるようなアイテムではないですし。
Mini単体では設定変更に難があるため、それを補完できるThe Remoteと組み合わせは良好です。モードボタンで簡単にプリセットの変更が可能です。
しかし、Miniはビデオのプリセット設定が「スタンダード」の一つしか存在せず、なぜ通常モデルと同様に
といったプリセットを残さなかったのか?なぜビデオ用のプリセットを削っておきながらタイムラプスはフルサポートしているのだ?という疑問が残ります。
プリセットがスタンダード一つしかないという事は、撮影状況に応じて設定を変えたいような場合、常にスタンダードプリセットに対して設定変更を行う必要があるんですよね。
敢えてMiniを使うユーザーがMIniでタイムラプス撮影するとは思えないのですが、引き算の美学というか割り切りが足りないというか、もうちょっと考えてくれと思ってしまうのでした。
タイムラプス機能を削れ、
とまでは言わないですが、「ビデオ集中モード」みたいなのを実装してくれませんかね?GoProさん?
引き続きユーザービリティーに関する事なのですが「カメラ単体では撮影設定を変更し辛い」という事は、反面として良い事もあると思っていまして、不意にボタンや画面を触ってしまう事で意図しない撮影設定になってしまう事故を防げる安心感があります。
通常のGoProだとモードボタンがタイムラプス→ビデオ→写真の切り替えと、長押しが電源ボタンを兼ねているのですが、長押しが足りないとモードが切り替わってしまい、次回立ち上げて撮影したときにタイムラプスになっている事に気が付かなかった?というのを体験したことがあるのは私だけでしょうか?
カメラモードだとすぐに気がつけるのですが、タイムラプスモードだとパッと見ビデオを撮ってるように見えるので気がつけないんですよね。。。
Miniを単体で使用する場合は、この辺の心配はかなり軽減されますし、この仕様はプロの撮影現場でも重宝しそうですよね。演者が不意にカメラを触って設定が変わってしまうという事故も防げますし通常モデルより安いですし。
毎度の事ながらGoProの初期ファームウェアは不安定という事でGoPro Hero11 Miniも例に違わずという感じなのですが、Miniは輪をかけて不安定で、設定の変更や充電中に電源のOn/Off、アプリの接続などを行うと高確率でフリーズします。
フリーズした場合、ソフトリセット(ソフトリスタート)を行う必要があるのですが、方法としては「ステータス/ペアリング」ボタンの10秒長押しなんですよね。
10秒って長すぎなじゃい?っていうのと、リセットがかかってからの再起動時間もかなりかかるので、Miniを使い始めの状況がわからない時に、再起動中に何度もソフトリセットをかけてしまったのでした。。。
この辺、そもそもファームウェアアップデートで落ちる頻度を下げて欲しい所です。
という問題もあるのですが、一旦撮影を開始してからの安定性は歴代GoProシリーズの中で最高という感触です。
Miniは背面がヒートシンク構造になっているのですが、これの放熱効果が非常に高く、手でさわれなくなるなるほど熱くなります。
屋内など無風状態で固定カメラとして使用した場合、4K/60FPS以上で連続撮影をすると15分前後でオーバーヒートしてしまいますが、徒歩などのPOV動画の撮影時など、多少なりとも空気の流れが生まれる時の空冷効果は素晴らしい。
個人的に思っているGoProの実用上の最高解像度設定って、4Kだと思っているんですよね。5.3Kに上げてもビットレート的にはそんなに変わらないし編集も面倒だし。
なので実用上の最高画質設定は4K(16:9)/60FPS、ビットレート高、10bit:Onだと思っているのですが、この撮影設定でPOV動画を熱停止を気にせずに長時間撮影できるようになったのは非常に嬉しいことです。
まだ日本の秋という涼しい環境でしか撮影できていませんが、暑い環境での撮影もかなり期待できそうです。
色々と言いたい事はありますが、トータルで非常によい製品というか、ちゃんとコンセプトに沿った製品でした。
特に背面のヒートシンク化は飾りではなく、ここまでしっかりと機能する物とは思っていなかったので嬉しい誤算でした。
暑い環境で撮影する場合にヒートシンクの溝に水を垂らしておけば気加熱で冷却性能があがるんじゃないかしら?とか、まだまだ試してみたい事はありますね。
初見で使いこなすのは難しく何人向けのカメラではないですがだ、過去にGoProを使用した事があって撮影設定でどのような映像が記録されるか頭の中でイメージできる人ならば戸惑う事なく使い始めれると思いました。
via PressSync
SONYのスマートフォン、Xperia 1シリーズにはHS(Heat Suppression)パワーコントロールという機能がありまして、指定されたアプリ(主にゲームなど)の起動中は電源ケーブルを接続していても 内蔵バッテリーへの充電を行わず発熱を抑えるという機能があります。
発熱が抑えられる為、スマホが常に最大パフォーマンスで稼働可能で、バッテリーの消耗も抑えられる、といういいことずくめの機能なのですが、実はGoProも似たような機能があります。
GoProの場合、外部電源を接続している状態で録画を開始すると、内蔵バッテリーへの充電を停止し、優先的に外部電源の電力を使用して稼働します。 なので外部電源の電力が弱い場合など、もしくは5.3Kや9:3解像度といった高負荷な設定で撮影を行った場合、外部電源に接続しながらの撮影であっても、内蔵バッテリーの残量がジリジリと減っていく事があります。 上記の事から、Voltaを使用すると高熱で落ちるまでの時間が延命される(ような気がする)という昔の感想は、あながち間違ってはいないと思うのですよね。
熱源が外部電源に分散されるので。
GoProのステータスをリアルタイム監視するアプリを自作して 下の辺りのステータスを確認してみました。
https://gopro.github.io/OpenGoPro/ble_2_0#status-ids
外部給電中、録画中の各種ステータス。
続きを読む 誰も教えてくれないGoProのHeat Suppression power controlに似た高熱対策機能について
GoPro Hero10以前は「SuperView(16㎜相当)」という画角が周辺の歪みが気になりつつも、ロードバイク用途ならば個人的に使いやすいなぁ、と思って重宝していたのですが、GoPro Hero11には更に広角なHyperView(12㎜相当)という画角が実装されました。
試しにHyperViewでマウント位置を色々変えて撮影してみました。