超小型スマホJelly proを買ったのでGPSデータロガーとして使えるか検証してみた

買わない理由を探しては見送ってきましたが結局買っちゃいました。

主な用途はGPSデータロガーを想定しています。

意外と文字は打てる

他の方のレビューにもあると思いますがQWERTYキーボード親指入力でも打ち間違いは多くなるものの、現実的なレベルでの入力が可能です。
しかし画面の端の方はかなり認識が悪い模様。

画面左上に戻るボタンが共通的に表示されますが、これを狙って押すことは困難です。しかしホームボタンの左のタッチボタンが固定的に「戻る」にアサインされているので困る事はないです。

困るのは右上に配置されているボタンですね…かなり難度高し。

パフォーマンスは良いがバッテリー残量が溶けていく

画面の解像度が小さい恩恵だとは思うのですが、何を行ってもキビキビ動作しています。

Lightroomモバイルすらも実用的なレベルで動作するという意外なほどのハイパフォーマンス。しかしながらバッテリーの消耗も激しくTwitter閲覧とか軽めの操作をしてるだけでもすぐにデバイスが熱くなります。というかバックライトの消費電力の割合がほとんどですので、CPUの負荷というよりはスマートフォンの画面を覗いている時間が同じならば、どんな処理をしていたとしても等しくバッテリーを消費する感じです。

輝度90%でNetflixを観たら2時間くらいで切れます。気になるのはBluetoothの消費電力ですね…この時確かにBluetoothはOnにしていましたが何も接続していませんでした。

消費に対して充電速度は速くない

計測してみたところ5V=0.44Aという昔ながらの入力です。気になったのは頻繁にに電流が0.2A付近に落ちてまた0.44付近に戻るという挙動なのですが、なんだろこれ?

フル充電には2時間半前後かかりますが使い方によっては使用時間よりも充電時間の方が長い、といった事が起きます。

Jelly proは格安スマホも真っ青な程に普通に使えるAndroidスマートフォンですが、どういう仕組みでバッテリー残量が消費されていくのか?という事を理解し自己解決出来る人しか使ってはいけない端末だと感じます。

GPS精度は普通

買う前から他の方のレビューなどを見てGPS精度は悪いと覚悟していましたが、思っていたほど悪くなくて安心しました。最近のGPS精度が良いと言われている機種と比べると悪い、というレベルですので格安スマホ感覚で十分実用に耐えます。

専用のGPSデータロガー並みのサイズで自発的に通信の行えるAndroidスマートフォンであるということは非常に有利な点があります。

いろんなGPSアシストを受けれるので屋内でもそれっぽい座標を得ることができるので記録が途切れる事は無いですし、自動的にGoogleロケーション履歴にアップロードしてくれるので、私みたいなデータジャンキーにとってはライフログ的な位置情報の記録に非常に向いているデバイスです。

GPSデータロガーとして使った場合の電池の持ち

使用するアプリはGPSLogger、Jelly proは常に身につけた状態での計測です。

検証1

「GPSを常にOn」はOff、「保存周期」は15秒間隔、「活動状況の自動認識」はOn。この設定で約12時間保ちます。おお、これは意外なほど良好な結果。

検証2

次はちょっと欲張った設定で「GPSを常にOn」はOn、「保存周期」は10秒間隔、「活動状況の自動認識」はOn。この設定だと4、5時間しか保ちませんね。「GPSを常にOn」オプションはかなりバッテリーを消耗する模様。

検証3

今度は検証1の設定でWi-Fiテザリングを常時Onの場合。GPSデータロガー兼モバイルWi-Fiルーターって素敵やん?と思ったけど4時間くらいしか保たないな。これは厳しい。

まとめ

Jelly proは市街地におけるGPSデータロガーとして非常に優秀だと思います。いや他にももっとGPS精度がよくて電池の保ちがよい端末はいくらでもあるんですがね。この小ささだけは今のところJelly proの代替になるものは無いです。

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Androidスマートフォンにおける位置情報ゲーム向きデバイス考察

機種毎にGPS精度にかなり差があるAndroid端末

私は去年Zenfone2をIngress目的で買っちゃったのですが、位置ゲー向けとは言い難いデバイスでした。

位置ゲーにおける最も重視されるハードウェア的な性能は恐らくGPSだと思われますが、Zenfone2のそれはドリフトが激しく、1メートル単位での測位が求められるIngressなどにおいては非常に使い辛いという結論にしか至らなかったわけです。

その後私のAndroid購入履歴としては、Xperia Z5 Compact(グローバル版)、Zenfone3(国内発売版)となったのですが、これらの端末のGPS精度はiPhoneに迫る程で非常に満足しておったのでした。

生じた疑問

しかし同時に疑問も生じました。
昨今ではGPSモジュールの低価格が進んでおり、コスパ重視のスマートフォンであっても粗悪品を採用する部分では無いですし、一年やそこらで急激に変化の見られるパーツではないはずなのです。

同じメーカーが発売するZenfone2とZenfone3でこれだけGPSの挙動に差が生じている理由は何か?

私のAndroidスマートフォン(タブレット)仕様歴から予測してみたのですが「CPUがQualcomm社製Snapdragonであるか否かでGPSの挙動が大きく変わる」という結論に至りました。

Qualcomm独自のIZat(イズアット)というGPSアシスト機能

IZat | Products | Qualcomm

Qualcomm製CPUにはIZatという測位精度を向上させるテクノロジーがサポートされており、これの有無が位置ゲー向きか否かを大きく分けているように思えます。

位置情報ゲームが受けるIZatの恩恵

QualcommのIZat解説ページによると、スマートフォンの各種センサーから得られる情報をも測位の為に活用しているようです。
興味深いのは加速度センサーも利用されている事で、これによりGPSドリフトと呼ばれる現象はかなり抑止されてるんじゃないかと予想します。

「加速度センサーの反応は少ないのに1秒間に数メートルも移動するはずがない、これはGPS誤差だ」と判断してピタッと位置を止めてくれる。

Snapdragon搭載のZpera Z5 Compact、Zenfone3、Nexus7(2013)などを使っていると、まさにこういった挙動のように感じます。

言い換えれば数メートル誤差が生じていようとも「任意の場所で停止出来る」という事が出来れば位置ゲー的にはとても便利になります。

GPSの電波が全く届かないような地下エリアでも近隣のWi-Fi情報などから位置を割り出せる、という点もIZatの恩恵だと思われます。(Google標準にもこの仕組みはありますがIZatの方が測位に掛かる時間が短い気がする)

但し国内キャリア発売スマートフォンだとIZat機能が…

Snapdragon搭載のスマートフォンであっても大人の事情でIZatを無効化されているデバイスもあるようです。
無効化されてないけどオプション扱いでユーザーが自発的にIZatをOnにしないと使えないようにしていたり。

「Googleですらない第三者機関のクラウドにデバイスの各種センサーが収集した情報をアップロードするのはいかがなものか?けしからん。」

好意的に捉えれば日本のキャリア(メーカー)はこのように考えてるのかもしれませんが、ユーザーを囲い込むような仕組みを自社が提供するのはよいが、他社のは許せない、機能を殺して販売してやる、といった非常に情けない理由なのかもしれません。

まとめ

IZatの有効性を体感してしまうと位置ゲー向けAndroidスマートフォンに求められる最低必須条件はIZatが使える事、と結論付けざるを得ません。

つまりCPUにSnapdragonを採用しているスマートフォンです。

前述しましたが国内キャリアが発売するスマートフォンはIZatが無効化されているケースがあるので注意が必要です。

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GARMIN vivoactive J HRの充電ケーブル入手

Amzonでも怪しげな互換品が売られてるんですが、評価も低めで買う勇気が無かったので純正品が欲しいなぁと思っていたんですが、日本国内ではクレードルの単品売りはしていない模様。ぐぬぬ。

という訳で台北に行ったついでにGARMINショップで買ってきましたー。

さすが直営店だけあって欲しい品がすぐ見つかりますね。

まとめ

台湾はGARMINの自社工場もありますし、GARMIN製品の故郷とも言えそうですね。そういう土地柄のせいか、直営店でなくてもGARMIN製品を取り扱うお店はチラホラ見かけました。

J付きのデバイスを台湾で入手する事は出来ないと思われますが、このように純正オプションを入手するには非常に便利でした。

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GARMIN vivoactive J HRでウォーキングを記録

なんか「キャリブレーションするから歩け」的な事を時計に言われたので用事がてら一駅歩いてみました。買ってからチャリでしか使ってなかったもので^^;

Garmin Connect

そしてGARMIN connectで初共有。

改めてvivoactive J HRの使用感は書きたいと思いますが、このデバイスは運動をするためのモチベーション維持に非常に大きな効果をもたらしてくれますね。

心拍、高度、移動距離など、様々なパラメータが記録されるので、今日はちょっと頑張って記録を伸ばしてみようか!という気にもなります。

甲子園口で「徒歩で来た」というと、「意味がわからん、阪急で上の駅まで来て南下して来たら、ここは意外と近いよ」と、地元の人にアドバイスもらいましたが、いや違うんや、運動が目的なんや、というと、更に混乱を招きそうだったので有り難く忠告うけた事にしときましたw

まともな活動量計はGARMINのこれが初体験なので、他のメーカーがどうなのかはわかりませんが、少なくともvivoactive J HRには1発でハマりましたね。友達の運動不足なあいつやこいつにもオススメしたいくらいです。

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GARMIN vivoactive J HR入手

スマートウォーッチは、わたくしZenWatchを持っていてたまに使っている程度でした。

しかしスマートウォッチってウォッチと名前が付いている割には機能としては時計未満の機能性よなぁという感想でして。
屋外で盤面が見にくいとか、電池が持たんとか、でかすぎるとか、単体では機能しえないのにスマホとの連動が不安定とか、Bluetoothオーディオ機器と併用すると電波干渉を起こして音飛びするとか、なんせ私にとって不満タラタラのジャンルなんですねスマートウォッチは^^;

これだけ不満があったのに完全に捨て切れなかった理由としては、活動量計としてはなかなかいいじゃない?って感じていたからでした。

ほな、最初からスマートウォッチというよりかは活動量計に寄せてきている製品を買えばいいじゃないか、というのがタイトルのブツを入手した動機です。

装着感と見た目

見た目は悪くない、というかサイズがホドホドなので付けていて威圧感が無いですね。ZenWatchは誰に見せても大きさに驚かれましたが。

バンドの留め具はフラットなマットな感じのアルミ製?

時計によっては、この留め具の部分がMacBook操作時に接触して、擦れていやーな音を立てるのですが、、、

私の場合、腕が細めで留め具がかなり上の方にくるので、パームレスト部に金具が接触しない模様。これはよかった。

この時計は心拍センサーを備えており、その部分が若干突起になっておるのですが…

長時間つけてると、こうなりますわなwつけてると時は気にならないんですが。装着時の安定感はとても良いのですが、バンドがラバー製ですので、長時間付けていると接触箇所の皮膚が呼吸できてない感はひしひしと感じます。

盤面の見易さについて

屋内で見辛く、屋外で見やすい液晶です。

屋内での盤面の見た目。iPhoneのカメラがいい感じに露出を調節してくれてますが、実際の見た目はこれより暗いです。

屋外での盤面の見た目。バックライト無しでくっきり。

GPSについて

上の動画はウォームスタートですが速いですねー。というかスマホと連携して常にA-GPSの情報を持っているから、実質コールドスタートって無いのかしら?…

朝一の利用でも空への視界が開けている状態であれば、10秒くらいで衛星補足完了する感じです。

アクティビティの記録

Ingress活動中の軌跡をサイクリングモードで記録してみました。なんだこりゃ?って感じのジグザグですが^^;

スマートフォン単体でログ採りしてもこれくらいの精度で記録できるんでしょうけど、時計というちっこいデバイス単体でこれが出来るってのは素晴らしいですね。しかもvivoactive HRには心拍計もついてますし、これは普通スマホでは記録できません。

この心拍情報はおもしれーwこのパラメーターがあるおかげでおおよその運動強度も求めれます、というかアプリが勝手に求めてくれます。
この情報がないと、いくらジョギングやサイクリングで距離を移動したこと記録できても、体力的な個人差による本当に必要な運動量って求めれないはずで。

時計を付けているだけの感覚で、常時心拍を計測してくれているのは非常に楽です。

GARMIN connectが素晴らしい

そういえばわたくし、GARMIN製品を買ったのってこれが初めてなんですよ。だってどれもお高いんですもの。
そういうわけでGARMIN connectも初体験なのですが、いいですねー、これ。
ライフログとかフィットネス記録を保存出来るWebサービスですが、さらにそれらの記録をSNS共有できるような機能もあり、モチベーションの維持には非常に良さそうです。

スマートフォンとの連携


GARMIN vivoactive J HRはAndroid WearでもAppleWatchでもなく、Garmin独自仕様のスマートウォッチです。ですので一般的なスマートウォッチアプリは利用できません。

アプリのインストールはGARMIN独自のアプリストアからインストールする事になりますが、もうちょっとアプリの数がほしいなぁとは思いますね。

独自仕様とは言え、スマートフォンとの接続性は全く問題ないですね。通知も全て時計の方に飛んできます。画面がちっさいので時計だけで完結出来ないですが、比較的画面の大きなZenWatchでも同じでしたので、個人的には問題ないかな、と思っています。通知が来たという事だけ知ることができれば、あとはスマホで確認すればいんですわ…

時計でいろいろやろうなどと夢見たいな事を考えたらアカン。

まとめ

液晶の視認性の良さとバッテリーの持ちの良さ、50m防水などから腕時計の代替となりうる機能は持っていると感じます。
それに加えて心拍センサー、GPS機能を装備している全部入りのデバイスですので、すごい時代になったなーと感じます。

GARMIN vivoactive J HRはおもちゃではない、嗜好品ではない、十分に道具として使えるガジェットである、という感触です。

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Powershot G1X mark II用に買ったカメラバッグ(2個目)

先日日記で書いたポーチ型ケースですが、あれはあれでG1X mk2を最小構成で持ち運ぶにはジャストサイズなポーチだと思います。

しかし山では常にレンズフードを付けて撮りたいのですがジャストフィット型のポーチだとレンズフードをいちいち逆に装着した状態で無いと収納できません。

Aperture:F16.0, Camera:Canon PowerShot G1 X Mark II, Created Timestamp:2014/03/29 11:19, Shutter Speed:1/500sec
山の日差しはこんな感じでキツいわけです…

というわけでレンズフードを付けたままで収納できるカバンを探してたのですが、良さげなのが見つかりました。

リンク先では1万円以上という高価な品ですが、ヨドバシカメラで2500円くらいで買えました。
この品は良い品だとは思いますが2500円くらいが妥当かなと。リンク先(Amazon)では買わないで下さい。

やはりそれなりのサイズになりますが致し方ないかなと。また値段が安いのであまり多くは望めないのですが、ナイロン製のショルダーベルトが衣服に引っかかる感じで高価な登山用のシャツに装備するとヒヤヒヤします。

逆に言うと私にはこの辺りくらいしか欠点を見出せませんでした。

カメラを収納するメイン気室。

G1X mk2の場合、レンズフードを装着すると写真のような形で安定して収納できます。

フリップを開けるとそのまま液晶にアクセスできるので結構便利かなと思ったり。

サイドにポケットが一個あります。薄い物しか入りませんが使用頻度の高いレンズフィルターを入れておくといいかも。写真では純正のレンズフィルターとPL-Cフィルターを収納しています。

もともとこのカメラバックはミラーレス向けにデザインされているので、メーカーとしてはここに交換レンズを収納する想定だと思います。

G1X Mk2の場合は使用頻度の低いレンズフィルターやEVFを入れておくと丁度良さそう。

普段使いならポーチ型ケースでもいいかなと思いますが、山にG1X Mk2を持って行くならばこのケース以外無いというくらい気に入りました。ショルダーベルトを交換すれば個人的には完璧っぽい。

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Powershot G1 X mark II用に大容量SDカードを入手してみた

私はEye-Fi愛好家なのですがPowershot SX280HSを使い始めた頃から通常のSDカードでもいいかな?と思っていました。

理由としてはデジカメ自体にWi-Fi機能が搭載されており、データをスマートフォンに移動するだけならデジカメ単体でEye-Fiと同等の事が出来るんですよね。

特に「にーはちまる」はGPSも搭載しており、GPSをOnにしつつストレージにEye-Fiを使うとなると、あっと言う間に電池が干上がるわけです。

G1x mk2はGPSを搭載してませんしバッテリー容量も大きめなのでEye-Fiを利用しても体感出来るほど電池の減りは早くならないとは思うのですが、デジカメの電波とEye-Fiの電波が干渉してるんじゃ無いかしら?と思うシーンに何度か遭遇したので、一旦通常タイプのSDカードに戻して運用してみようと思った次第。

入手したのは何かとコストパフォーマンスの高いトラセンド製のSDメモリーカードです。
UHS-Iという規格に対応している製品のようでG1x Mk2も対応してるので、若干高めでしたがこれを選んでみました。

しかし体感速度だとClass10のSDカードでも何らストレスを感じないのですよね。
Raw撮りとかムービー、連写などで使っても。

とはいえ、これだけ容量があればMacBookProの拡張ストレージ的な使いかたにも流用がききそうで、ちょっとの値段差なら新しい規格に対応してるのを選んでおいた方が得策かなと。

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GPSに対応していないデジカメで撮った写真をジオタギング

写真のExif内に保存されるジオタグ情報は時にプライバシーの観点から問題視される事があります。

しかし写真に位置情報が紐付く事により、時間が経ってから改めて写真を見た時に、映像以上の付加情報を伴って記憶が蘇るのは非常に魅力的です。

スマートフォンで撮った写真は、通常初期設定では自動的に位置情報が保存されますが、旅行中で利用する、コンデジ、ミラーレス一眼、一眼レフデジカメなどで撮った写真にも位置情報を付与したいと思った事は無いでしょうか?

実はスマートフォンにアプリを導入してGPSデータロガー化すれば意外に呆気なく実現出来てしまいます。

数年前はGPSデータロガーを使って、GPSロガー毎の特殊なフォーマットを、PCやMacなどで動作する、これまた特殊な専用アプリで解析ジオタグの埋め込みを行う必要がありましたが、スマートフォンのコモディティー化により、このジャンルの製品は淘汰されつつあるのでは無いかと思います。

ジオタギングを実現する為のアプリは無料で調達可能

スマートフォンに汎用的なgpx形式でログファイルを出力可能なアプリケーションをインストールする必要があります。

gpxファイルから写真にジオタグを埋め込むには、WindowsまたはMacにて行うのが一般的だと思いますが、Windows、Macの両方に対応しているViewNX2というNikonのアプリが超オススメ。こんな高度なアプリが無料で、しかもジオタグにしか使わないのは申し訳ないくらい。

オススメのGPSロガーアプリ

極力安定度の高い実績のあるアプリの利用をオススメします。
特にiOSをGPSロガー化する場合、iOS7自体が不安定な事と、アプリのGPSロギングが裏でひっそりと死んでいる事に時間が経ってから気がつくという体験を何度かしているので、複数のデータロガーアプリを並走させる事をオススメします。

ログ採りが中断している時に撮った写真のジオタグ埋め込みは当然の事ながら不可であり、取り返しがつきませんので…

という意味ではログ採りはAndroidデバイスが向いているように思えます。

因みに私がiOSで使っている鉄板アプリはMotionX-GPXというアプリです。

Windows、Mac両対応のNikonのアプリ、ViewNX2に惚れた

実はトラック情報と写真の撮影時刻をマッチングしてジオタグを埋め込むというアプリは他にもあるのですが、Nikonという得体の知れたメーカー…というか写真の事を知り尽くしたメーカーがジオタグ機能を持ったアプリを提供してくれるのは非常に有難い。このえも言われぬ安心感。
WindowsとMacでUIが全く同じな点も両方のOSを使っている身としては嬉しい点です。

ViewNX2の使い方

アプリケーションを起動して画像のフォルダを選択します。我が家は写真をNAS上に保存しているのですが、ネットワーク上のフォルダも選べるのが地味に便利。

Commad+Aで全ファイルを選択してLog Matchinを選択。

メイン画面で選択したファイルが右側ペインに表示されます。(このスクリーンショットは二回目の実行なので、既に位置情報が埋め込まれている写真があります)

追加ボタンをクリックし、ログファイル(gpx)を選択します。

写真一覧に位置情報が反映されます。(既にジオタグが埋め込まれている写真に対しては上書きになるため赤色の警告色になります)
保存ボタンを押すとバックグラウンドで実際に画像ファイルに対してジオタグの書き込みが行われます。

メイン画面で写真のアイコンに地球儀のようなマークが表示される画像がジオタグの設定されている画像のようです。

地図で場所の確認が可能です。

まとめ

スマートフォンのコモディティー化が進む中で、所詮何かの機能に特化専用デバイスには敵わない、、、とは言い切れない昨今だなと感じます。特にGPSデータロガーの分野においては一般の人間にとってはスマートフォンで必要十分な機能が得られます。

スマートフォンやタブレットデバイスの進化が停滞する兆しも今のところ感じませんし、これからもっとスマートフォンに色んな仕事を任せられるようになるんだろうな、と思いました。

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GPSカメラ PowerShot SX280HSの実用レポート

ゴールデンウィークの後半に兵庫県最高峰の氷ノ山に行ってきました。
前提の使い方としてはSX280HSをGPSログ機能をONにしつつ、普通にデジカメとしてトレッキング中の写真を撮るという使い方です。

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