気に入って使ってます。良い面も悪い面も含めて書き綴っていきます。
ノッチやパンチホールの無い全面ディスプレイは大正義である
フリップカメラに注目されがちなZenfone6ですが、フリップカメラを採用による最大の恩恵の一つは画面占有率の高いディスプレイじゃないかと思います。
ビスタサイズの映画が殆ど無駄なく収まる画面のアスペクト比は映画好きには堪らんです。
有機ELディスプレイ(OLED)ではなくIPS液晶の採用がコストダウンを図った箇所なのかな?と思うのですが、このディスプレイはHDR10対応でハイスペック。NetflixとかYouTubeでHDR対応のコンテンツを視聴するとめちゃくちゃ綺麗ですね。
全く期待していなかったのですが外部スピーカーがそこそこの音質ですし、横位置で動画を再生すると端末の上部、下部スピーカーから同時に音がなり、ちゃんとステレオで音に広がりを感じるんですよね。若干上部スピーカーの音が弱いし、音量を上げると直ぐにビビっちゃう感じですけど。
ってわけで映画視聴を重視したい人にとっては魅力的な端末だと思います。
フリップカメラは長所だけど短所でもある
ポケgo用にスマートフォンを自転車に取り付けてる人っていると思うのですが。
Zenfone6のフリップカメラは自転車走行中にちょっとしたギャップを拾った衝撃だけでも影響があるみたいです。
これを回避するにはフリップカメラがぐらつかないようなマウントを自作する必要があります。専用マウントとか市販されてないので。
下の写真は市販のケースのフリップカメラ開口部をテープで封印した図。
落下を検出して自動的にフリップカメラを自動的に収納する仕組みがあるみたいですが、この感じだと落下の衝撃でフリップカメラが跳ね上がるんだろうなって^^;
フリップカメラのせいでサードパーティー製のケースの選択肢が少ないし、何を選んでもカメラ部分の開口部が大きいので本体の保護には最大限の気を配らなければならない機種であります。
ひょっとしてvlogを意識して設計してる?
Zenfone6の動画撮影性能って画質的には大した事ないのですが、めちゃくちゃ電子手ブレ補正が効くんですよね。
性能の良い背面カメラをフリップさせて自撮りに使えて電子手ブレも付いてるんだからvlogに使ってくれと言わんばかり。
下の動画はスマホを直接手持ちして撮りました。短めの自撮り棒みたいなのをハンドル代わりに使えば、所々「ガクッ」っとパンしてる見苦しいシーンも少なくなくなると思います。いやー、しかし手持ちでこれだけ動画が取れるのはすごい。
下は夜間の動画撮影。日中より手ブレ補正が効いてない感じですが、そこそこ綺麗に撮れてますね、、、が、映像の中にレーザービームみたいなのが写り込んでますね、、、なんじゃこりゃバグだろうか。
下はスマホを欄干に置いてブレにくくして撮った動画
ここで気がついたのですがZenfone6の標準のカメラアプリのビデオ撮影機能は細かい設定が出来ないんですよね。最大最小ISOの設定とか。これだけ明るく撮れるならジンバルに装着して最大ISOを800くらいまで下げて手ブレをOffにして撮影すれば、夜間撮影でもそれなりに綺麗な動画が撮れそうな気がしました。
私はvlogやりませんけど旅行記とかで気軽に自撮り動画を撮れそうなので色々試してみたいです。
Zenfone6のフリップカメラは、ひょっとしたら新しい撮影スタイルを生み出すかもしれないですね。
フリップカメラはLEDフラッシュごとフリップする
セルフィー時、ディスプレイを白く光らせてフラッシュ代わりにするのが普通のスマホですが、Zenfone6は強力な背面LEDライトをフラッシュとして使用できます。
いやー、発表された当初はキワモノ枠、変ガジェットかと思ってたのですが、実際使ってみるとフリップカメラは実に理にかなっていると分かります。
フリップカメラの微妙に惜しい点
アプリの実装にもよるのですが内部的にカメラを使用するアプリの中にはフリップカメラの角度調整までできるものがあるんですよね。めちゃくちゃ便利なのですが、、、
例えばGoogleマップのARナビでカメラの角度を変えて使うと映像と端末の傾きが一致しなくて誤動作するんですよね。
アプリ側で機種依存のフリップ角度なんて捉えれるわけないですから、OS側でフリップ角
のオフセット値をジャイロセンサーの出力にする、みたいなオプションが欲しいところです。
GoogleマップARナビの使い辛さは、周りから写真、又は動画撮影しているように見られる事だと思うんですよね。
フリップカメラはそれに対する一つの回答のように思えます。
あとカメラのフリップ角度だけど180度じゃなくて200度くらいまでなら更に便利なのになっておもいます。出来るだけ遠くに手を伸ばしてスマホを垂直に構えてセルフィーを撮るのって(人間の)間接的に無理があるので、、、
夜景モードがめちゃくちゃ使える
内部的には複数枚の写真を合成してるんだろうなあ、とは思うのですが、、、走行する電車も流し撮りみたいになっていて、まるで三脚で固定してバルブ撮影したみたいな。
下は超広角レンズ側で静止画を撮った写真。メインカメラと比べると少し暗めのレンズなのですが綺麗に撮れてますね。
望遠レンズ無しが惜しい
メインカメラが35mm換算で26mm、セカンドカメラ11mmらしいです。
私は旅行が好きなのでホテルの客室の写真を撮ってGoogleマップに投稿したりしてるのですが、この広角レンズは色々捗りそうです。
望遠レンズが無いのは、、、これは値段なりという事で妥協するしかないですね。
ハイパフォーマンス
私はあまり負荷の高いゲームはやらないので、そちら方面の評価はできないのですが。
私がスマホでやりたい最も重い処理は動画編集なのですが、それを難なくこなす余裕ある性能は頼もしいです。
下の動画はGoProで撮ったFHD動画をトリムして出力しているの図。
下の動画はZenfone6のメインカメラで撮った4K/FHD動画を前後トリム、色調変更、手ブレ補正をかけて4Kで出力した図。
これだけ快適に動画編集できればドローンで撮った動画をその場で共有とか、難なくこなせそうです。
Zenfone Max系と比べると電池の持ちは悪いが
Zenfone6はそのパフォーマンス故に同じ5000mAh系のスマホと比べると若干電池の持ちが悪いんですよね。
(快適に動作するので、かなり高負荷をかけちゃってるかもですが)
しかしそのデメリットを覆すくらいQuick Charge4.0の充電関連は便利ですね。
それに関する先日の日記はこちら。
USB Power Delivery互換(Quick Charge4.0)のASUS Zenfone6が素敵すぎた – Captain’s Log, Supplemental
Wi-Fi中継機能がめちゃくちゃ便利
今までもZenfoneの上位機種にのみ実装されていた機能らしいのですが。
Wi-Fi接続時にテザリングをOnにすると、接続したWi-Fiをテザリングで共有するという素敵機能。
例えば、客先とか友達の家、ホットスポットのあるカフェ、ホテルなどでZenfone6でローカルWi-Fiに接続しテザリングをOnにすれば自分の手持ちの他のデバイス(ラップトップ)も間接的にローカルなWi-Fiに参加できます。(当然、あらかじめZenfone6と手持ちデバイスの接続は済ませておく必要はありますが)
デバイス毎にWi-Fiに接続する手間が省けるので非常に便利です。
第2SIMスロットが独立してるのが素敵
実は私がZenfone6を買おうと思った一番のポイントがこれだったりします。
メーカー各社もDSDS、DSDVをサポートする機種を発売はしてるのですが、ほとんどが第2スロットがSDカードと排他なんですよね。それって実質、名ばかりデュアルSIMでは?って。
SIMスロットが独立してるスマホってむしろエントリー機種に多く、ハイエンド機ほど排他の傾向なんですよね。
Zenfone6くらいのスペックのスマホでこれを実現してくれるのは非常にありがたいですね。これで海外で現地SIMを刺すためにSDカードを外さなくてよくなりました。
まとめ
防水無し、望遠レンズ無しが私的には残念ポイントですが、それ以外は私的完璧仕様です。
小旅行くらいならZenfone6と少しズームの効くコンデジがあれば、何の不自由も無く過ごせそうです。
予備機が一台欲しいくらい。
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