QC3.0に対応したデバイスを持ってませんので、そこの評価はできないのですが将来的にも長く使えそうという事で入手しときました。
私は初代版?のAnker PowerCore+ 10050からの乗り換えで一世代スキップしていますので、かなり仕様が変わっているな、と感じました。
外装はアルミからプラスチックに
アルミ外装のずっしりした質感と金属のひやっとする手触りで 高級感を感じる事が出来るのはいいのですが、いかんせん重いという事とメッシュ状の専用ポーチでは保護するのに心もとない。
「保護」というのはバッテリーの保護ではなく鞄の中に入れる他の物に対する保護です。 アルミ素材の高質量の塊をメッシュポーチだけで鞄の中に入れるのは怖すぎたので私は別途サイズの合いそうなポーチを買って使っていました。
その点プラスチック外装だとある程柔軟性がありますし、全ての角がラウンドしてますので付属のメッシュポーチでも不安感は無いですね。 そもそも外装のプラスチック化により小型化軽量化がはかられておりますのでバックのなかでごろごろと他の物とぶつかり合ったとしても当たりが柔らかいんですよ。
プラスチック化のデメリット
プラスチック化のデメリットはもちろん高級感が損なわれるという点が げられると思いますが、実用的な面でのデメリットはおそらく放熱性の低下ではないかと思われます。
実際第一世代のPowerCore+ 10050をQuickChargeで充電すると、「低温火傷待ったなし」というほどの熱さに達していますので、アルミという熱伝導性の高い素材を外装に使うという事は、それなりに意味のある事なんだと感じます。
最新モデルのPowerCore Speed 10000 QCは、本体に対するQC充電は対応しておりませんので、外装のプラスチック化の弊害はこういう所に出てるのかな?と感じます。
プラスチック化のメリット
アルミと違って自由自在に形状をデザインできるので、メーカーにやる気があればバッテリーセル、充電基盤の形状に合わせて、極限まで小型化出来るという事だと思います。
それに加えて、PowerCore Speed 10000 QCは実用上を考慮してだと思われるのですが、全ての辺がゆるーくラウンドしております。
手に持った時に角を感じにくい形状なので、実際より小さく感じる効果がありますし下の写真のように鞄の中の小ポケットにもねじ込みやすいんですよ。
TUMIのナイロンバッグ内のポケットですが、まるで専用ポケットのように収まりますね。
下の写真はTUMIのレザーバッグのポケットですが、こちらもいいバッテリー収納場所を見つけました。
外装がプラスチックだと、裸で鞄に入れていたとしても、荷物同士がぶつかり合って、相手に傷をつけてしまう心配も無いんですね。そもそもバッテリーポーチも荷物だと私は思ってますので、上の写真のように、あつらえたようなサイズのポケットが鞄にあれば、そこにバッテリーを裸で放り込んめば最小の荷物で済みます。
それにしてもPowerCore Speed 10000 QCのサイズ感はいいですね。こいうサイズのポケットを有する鞄って結構ありそうで、色んな鞄にスマートに組合わせれそうです。
念のために電圧を測定
全く問題なしですね。
まとめ
バッテリー本体のQC充電が行えない事のみが、私にとっては残念ポイントでした。この辺は小型化軽量化の代償として諦めるしかないのでかもです。
ANKER製品は比較的短いスパンでマイナーバージョンアップを繰り返しておりますが、基本的にユーザービリティを上げる方向性ですので好感が持てます。
新しい物好きとしては新しいモデルが出るたびに買わずにはおれず 「もう勘弁して 」と思う事も多々あるんですが、絶えず進化を続けているANKER製品は面白いです。
今後もAKERから目が離せません。
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