以前からアウトドアショップでよく見かけるNomadのようなソーラー充電器が欲しいなーと思ってました。しかし値段がかなり高い事と、そもそも実用性のあるツールなのか?という疑問があり、なかなか手が出せませんでした。
数年ソーラー充電器を買うか買うまいかと悩んでいた所、最近のお気に入りメーカーのAnkerから、ソーラー充電器が販売されてるじゃないですか!しかも安い!これは買うしか!
開封
アウトドア用にザックに吊るして使う事を想定してるのか、四隅に金属製のリングがあります。穴が空いてるだけなのでザックに吊るして使いたい場合は別途留め具などが必要になると思います。
私が買った14W版はパネルが4枚あります。
これほどの面積のソーラーパネルって初めて手に取ったのですが、一枚一枚って意外と重いんですよね…18W版だと全体重量はカタログ値では680グラムです。
飛び出す絵本的な何かが入ってました。スライドするだけですがw
実用性考察
充電対象を直接日光に晒さない為のポケットが設けられており、そのポケットも中にUSBポートがあります。ちょっと配置が悪い気がする…もっと端に寄せれないのか?(^_^;)
スマートフォンの中でも比較的小柄なiPhoneですら収まりが悪く、どうやってこのポケットを活用して良いのか悩みます。
ソーラーチャージャーは給電能力が天候に大きく影響します。登山中にザックに取り付けて使う場合、木陰に出たり入ったりすると、短時間に供給電力が大きく増減するのですが、普通スマートフォンはこのような電源に繋がれた場合、相手側を警戒してなかなか大きな電流を流す事を許してくれません。若干ロスが勿体無い気がしますが、モバイルバッテリーに一旦電力をプールしてから、モバイルバッテリーから目的のデバイスに充電する、という使い方が現実的な気がします。
曇天時の実用性
写真は太陽に向かって写真を撮ってみました。分厚い雲に太陽が遮られています。このような天候状態で充電してみました。
曇りの日は全く使い物にならないんじゃないか?という事を懸念していたのですが、このような悪環境でも0.3A出ていました。これは使える…
まとめ
登山の際にソーラーチャージャーを携行する最大のリスクは天候により使い物にならない可能性があるという事だと思いますが、雨天など、よっぽどの悪天候でない限り、それなりに使い物になってくれるという確信を得ました。
残る問題はソーラーチャージャーの重量だと思いますが、1、2泊の登山ならモバイルバッテリーの方が軽く天候に左右されないというメリットがあるので、ある程度正確に自分の持ち物の消費電力を予測出来る人ならば、モバイルバッテリーの方がいいのかな?って思います。
登山工程が伸びるほどソーラーチャージャーの優位性は増していくと思います。
またこの手のソーラーチャージャーは、ガジェッターが好んで買うキワモノ系ツールだと思っていました。でも実際使ってみてかなりパワフルで実用的で、防災グッズとして一枚所持していると、精神衛生上とても良いと思います。
via PressSync