GoProとDJI Pocket2にはそれぞれ後工程で色調整をしやすい撮影モードがあります。
GoProはフラットモード、DJI Pocket2はD-Cinelikeというカラーモードになります。
このモードで撮った映像は、彩度やコントラストが低い映像で録画されます。
そのままの状態でも使えない事は無いのですが、せめてSNSに上げる際には、普通のカメラで撮ったようなノーマライズした色に変換したい。。。
DJI Pocket2とかのLUTを無料で配布してくださってる方もおられるのですが、仕上がりがどれもシネマティックな感じで個人的に「コレジャナイ」って感じなのですよね。
これを一から手動で調整すると手間はもとより知識がない事には不可能なのですが「どうしたものかな」と悩んでいたのですが、個人的に楽な解決方法を見つけたのでご紹介。
GoPro、フラットカラーのノーマライズ方法
カラータブのシリアルノードを選択して→カラーホイール→自動バランス「A」をクリック。
なんかちゃんと色調整している人に怒られそうですが。。。
↓参考動画はこちら(曇天でわかりにくいかもですが)
DJI Pocket2、D-Cinelikeのカラーノーマライズ方法
カラータブのシリアルノードに「エフェクト」から「カラースペース変換」を適用。入力カラースペースに「DJI D-Gamut」を選択。
以上になります。
入力ガンマに「DJI D-Log」というのがあるので選びたくなるのですが、選択すると映像が破綻するのでDJI Pocket2では適合しない模様。
GoProと同じように「自動バランス」でも調整可能ですが、仕上がりは入力ガンマを「DJI D-Log」で選択した方が、ややビビッドな仕上がりになる印象。
さらに手動で微調整したい場合は、入力ガンマの変更を行ってから微調整するのが良さげです。
↓参考動画はこちら
まとめ
GoProのカラーモード:ナチュラルもDJI Pocket2の標準カラーもめちゃくちゃ優秀で、そのまま撮って出しで使えるからこれでもいいか。。。って感じなのですが、後々の為にはフラットとかで撮っておいた方がよいのかな?とか思ったり。
過去に特に深く考えずにフラットとかD-Cinelikeで撮っちゃった映像を簡単に鮮やかに甦らせる事ができますし、これを知っておけば積極的にフラット、D-Cinelikeでも撮れるかな?
via PressSync