Androidスマートフォンにおける位置情報ゲーム向きデバイス考察

機種毎にGPS精度にかなり差があるAndroid端末

私は去年Zenfone2をIngress目的で買っちゃったのですが、位置ゲー向けとは言い難いデバイスでした。

位置ゲーにおける最も重視されるハードウェア的な性能は恐らくGPSだと思われますが、Zenfone2のそれはドリフトが激しく、1メートル単位での測位が求められるIngressなどにおいては非常に使い辛いという結論にしか至らなかったわけです。

その後私のAndroid購入履歴としては、Xperia Z5 Compact(グローバル版)、Zenfone3(国内発売版)となったのですが、これらの端末のGPS精度はiPhoneに迫る程で非常に満足しておったのでした。

生じた疑問

しかし同時に疑問も生じました。
昨今ではGPSモジュールの低価格が進んでおり、コスパ重視のスマートフォンであっても粗悪品を採用する部分では無いですし、一年やそこらで急激に変化の見られるパーツではないはずなのです。

同じメーカーが発売するZenfone2とZenfone3でこれだけGPSの挙動に差が生じている理由は何か?

私のAndroidスマートフォン(タブレット)仕様歴から予測してみたのですが「CPUがQualcomm社製Snapdragonであるか否かでGPSの挙動が大きく変わる」という結論に至りました。

Qualcomm独自のIZat(イズアット)というGPSアシスト機能

IZat | Products | Qualcomm

Qualcomm製CPUにはIZatという測位精度を向上させるテクノロジーがサポートされており、これの有無が位置ゲー向きか否かを大きく分けているように思えます。

位置情報ゲームが受けるIZatの恩恵

QualcommのIZat解説ページによると、スマートフォンの各種センサーから得られる情報をも測位の為に活用しているようです。
興味深いのは加速度センサーも利用されている事で、これによりGPSドリフトと呼ばれる現象はかなり抑止されてるんじゃないかと予想します。

「加速度センサーの反応は少ないのに1秒間に数メートルも移動するはずがない、これはGPS誤差だ」と判断してピタッと位置を止めてくれる。

Snapdragon搭載のZpera Z5 Compact、Zenfone3、Nexus7(2013)などを使っていると、まさにこういった挙動のように感じます。

言い換えれば数メートル誤差が生じていようとも「任意の場所で停止出来る」という事が出来れば位置ゲー的にはとても便利になります。

GPSの電波が全く届かないような地下エリアでも近隣のWi-Fi情報などから位置を割り出せる、という点もIZatの恩恵だと思われます。(Google標準にもこの仕組みはありますがIZatの方が測位に掛かる時間が短い気がする)

但し国内キャリア発売スマートフォンだとIZat機能が…

Snapdragon搭載のスマートフォンであっても大人の事情でIZatを無効化されているデバイスもあるようです。
無効化されてないけどオプション扱いでユーザーが自発的にIZatをOnにしないと使えないようにしていたり。

「Googleですらない第三者機関のクラウドにデバイスの各種センサーが収集した情報をアップロードするのはいかがなものか?けしからん。」

好意的に捉えれば日本のキャリア(メーカー)はこのように考えてるのかもしれませんが、ユーザーを囲い込むような仕組みを自社が提供するのはよいが、他社のは許せない、機能を殺して販売してやる、といった非常に情けない理由なのかもしれません。

まとめ

IZatの有効性を体感してしまうと位置ゲー向けAndroidスマートフォンに求められる最低必須条件はIZatが使える事、と結論付けざるを得ません。

つまりCPUにSnapdragonを採用しているスマートフォンです。

前述しましたが国内キャリアが発売するスマートフォンはIZatが無効化されているケースがあるので注意が必要です。

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旅行者にぴったりな機能性のプリンストン ワイヤレスモバイルストレージ デジ蔵

ネーミングはイマイチ気に入らないのですが、このブツは旅行用途としては非常に有用なアイテムだと感じました。

この製品の基本的な用途は、モバイルアクセスポイントと、そのアクセスポイントに接続したUSBドライブへのスマートフォン等からのアクセスです。

この手の製品は競合製品が多数販売されておりますが、モバイル用途という固定観念から抜け出せない為か、殆どの製品がバッテリーを内蔵しており、それに見合った結構なサイズ、重量になっております。

しかしながら今日日、多くの人はモバイルバッテリーを携行してると思うんですよね。なのでこの製品は「USB給電すればいいし内蔵バッテリーは要らんだろ」という非常に割り切った設計になっており、故に非常にコンパクトに仕上がっております。

「モバイルアクセスポイント機能しか要らないよ」という人でも、このサイズならば十分に選択肢に入りえます。

有線LAN接続で2.5インチHDDを接続して見た図。それなりにごちゃごちゃしますwしかしこれでiPhoneやAndroid、PCから無線で2TBのデータにアクセス出来るようになりました。

無線リピーター機能を使えばLANケーブルも不要です。この機能は一般的なモバイルWi-Fiアクセスポイントには実装されておらず、前述ジャンルの製品よりも値段はちょっぴり高いですが、この製品を選ぶ理由の一つになりうると思われます。

まとめ

個人的にはWi-Fiリピーター機能が大ヒットな製品でした。最近のホテルではインターネット接続環境は「宿代に含まれる」という所が多いと思います。

というわけで、デジ蔵のようなWi-Fiアクセスポイントをスーツケースに忍ばせている方は多いと思うのですが、デジ蔵の素晴らしい事は、リピーター機能によりホテルのWi-Fiを更に再共有出来る点にあると感じます。

各部屋にWi-Fi接続環境はあるが有線LANポートが無い…というホテルは最近増えてきておりますので。

客室に無線LAN環境があるならば、それぞれの端末から接続すればいいじゃないか。という話はありますが、デジ蔵で環境を作ってしまえば、各端末の設定が全く不要になりますし、各端末に一時的にしか使用しない接続情報を記憶する事を嫌う方も多いと思います。そういう用途においても、このジャンルの製品は需要があると思うのですが、客室に有線LANポートが無くてもそれが実現出来ちゃうというのが素晴らしいですね。

本来のUSBメモリ、HDD等を共有する機能ついてですが、一応最新のiOS、Androidの専用アプリで問題無く接続できました。Sambaに対応してるので専用アプリでなくてもファイルにアクセス出来るのがポイント高し。

また、バッテリー非内臓という点も気軽に航空機に預け入れ出来るという事で旅行者にはありがたいです。

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ZenPad(Wi-Fiモデル)でIngressをプレイしてみた

ZenPad(Wi-Fiモデル)でIngressをプレイしてみたのですが、GPSの感度の悪さはZenFone2譲り、というかZenFone2よりも、やや弱いもよう。

ドリフトが絶えず2メートル前後発生しているのと、コンパスが不安定でぐるぐると…

掴んでいる衛星の数的には申し分ないのですが、なんでこういった差が出るのか不思議であります。タブレットは単純に大きいので、破綻なくGPSアンテナを配置出来るなど設計上有利なので同じメーカーならばスマートフォンよりもラジオ系の性能は高くなるような気がするんですが、、、
ひょっとしたらWi-Fi版という事で、基地局情報を得られない分精度が落ちているのかもしれません。

ビデオ性能はかなり良いみたいで、ZenFone2よりも滑らかなアニメーションです。ここだけは評価できる点。

最近のスマートフォン、タブレットはどの端末も実用上十分なGPS精度を備えていますが、Ingress用途となると色々欲が出てきますね。

Zenfone2をIngressなどで3ヶ月使ってみた感想

Ingress端末として

先日も第一印象的な感触を書いたのですが、その時から悪い印象については現在も同じ感想を抱いています。

暑い季節になってきて、更に「Ingressには向かないよな」という点が見えてきたのですが、

  • 本体がめちゃくちゃ熱くなる
  • 熱くなるとCPUパフォーマンスが低下する
  • 熱くなると画面の輝度が低下する

ってあたりが新たな問題として見えてきました。
Zenfone2はとても高性能なCPUを搭載しているので熱くなるのはある程度仕方ないとは思うのですが、極端にハイパフォーマンスCPUを搭載しているスマートフォンはIngressには向いてないのだろうなと。

CPUが高性能という事は電池の消耗も激しいという事です。エージェントにとってモバイルバッテリーは必携アイテムだと思うのですが、スキャナーを起動しながら充電を行うと、更に危険なくらい本体温度が上昇します。

となると、グリフハックが難しいくらい動作がもっさりするんですね。

落下が怖いのでケースを装着してましたが、放熱の妨げになっており、現在はケースを外して裸で使っておる程です。

というわけで夏場にZenfone2でIngressをプレイする事は「色んな事が悪循環になってしまう」というのが個人的結論です。

テザリング機能がファイル共有に便利

Android標準のキャリア通信を共有するこの機能ですが、Zenfone2のこの機能が素晴らしい点は、「SIMをさしていなくても機能が使える」という点です。(※私のZenfone2は台湾で買ったものです。ひょっとしたら国内版は異なるかも。)

SIMをさしていない場合、当然の事ながら子機ではインターネット接続不可になりますが、目的が「Zenfone2と他のデバイスを無線通信でデータの送受信を行いたい」という事でしたら、かなり便利な仕様だと言えます。

例えばZenfone2で何らかのDLNAサーバーアプリを実行してテザリングをOn→iPhoneなどからZenfone2に接続、とすると簡単にメディアサーバーとクライアントになっちゃいます。このようにZenfone2をモバイルストレージサーバー的な目的で使用する場合、必ずしもSIMが必要ではないのでSIM無し起動は嬉しい仕様です。

iOSデバイスの外部メモリの増設はとても高コストであるという事と、Androidは機種によるがメモリの拡張は安価であり容易である、という事からAndroidデバイスをサーバー用途で使いたい、と考えた事のある人は私だけでは無いと思うのですが、Zenfone2は特にこういう用途に向いているのでは無いかと感じます。

試しにZenfone2をDLNAサーバーにして一本5GB以上のHD動画をiPhoneとiPadの二代に同時配信してみたところ、再生開始までの時間も短く、再生位置のスライダーでの移動もサクサク。これって自宅にあるLINUXベースの据え置き型NASよりも優秀かも?と思ってしまいました。LANを介さずにスマートフォン同士が直接繋がってるからというアドバンテージもあるのかもしれませんが。

まとめ

Ingressに向いて無いという点はあるのですが、用途によっては高性能CPUと大容量RAMが絶対的正義というシーンは未だに非常に多いと思います。これだけスペックに余裕のあるデバイスならあんな事やこんな事も…と妄想が膨らみますw

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Zenfone2のカメラについて

食べ物の撮影について

店内では十分な光量が得られない事が多々あるかと思います。
レンズの明るさ的にはiPhone6がF2.2なのに対してZenfone3はF2.0なので暗いシーンでも綺麗に撮れる…のですが、iPhone6Plusは光学手ぶれ補正があるので、6Plusより少し劣るのかもしれません。

これだけ撮れれば十分って気はしますが。

特に気に入った点は、かなり接写が出来るという点でしょうか。

あ、写真撮るのを忘れてた!って時でも箸のつけてない場所だけを切り取って撮影とか簡単に出来そうです。

屋外での撮影について

オートで撮るとかなりハイキーな写真になります。Zenfone2はノーマルのカメラアプリのマニュアル撮影機能が充実しているので、なんとでも撮りようはあるのですが、スマホのカメラは何も考えずにパシャパシャ撮りたいですよね…

動画撮影について

私は殆ど動画を撮らないので特にコメントはありません。

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Zenfone2用に買った液晶保護シートと背面ケース

両方とも聞いたことのないメーカーの安い品を入手したのですが非常に品質の良いものでした。

Zenfone2にバッチリフィットする背面ケースです。表面が細かい突起になっておりサラサラとした手触りで手汗防止に良さそうです。

強化ガラスにしては安いな?と思って騙されたと思って入手してみたのですが、これが思いの他当たりで。
エッジにラウンド加工もなされており指滑りもガラスならではのしっとりとした感触です。

対指紋コーティングの持ちがよければもう一枚入手しておきたいと思える品でした。

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Ingress用にZenfone2を買ってみた

国内版が待ちきれなかったのと台湾ー高雄空港の免税店で不運にもZenfone2が視界に飛び込んできた為入手してしまいました。

日本で使う上では対応バンドを考えるとグローバル版より国内版が良いのだろうなぁとは思ったのですが、グローバル版はシャッター音が消せるという利点?がある上に国内版の価格よりもかなり安い、私は海外で使うことが多いので、必ずしもグローバル版の日本国内利用における弱点が弱点にならないのでは?という思案をボーディングタイムまでの10分間で脳内で駆け巡らせたのでした。

私は久しぶりにAndroidのハイエンド端末を入手したのでAndroid同士の比較は出来ませんので、iPhone6Plusを基準に感想などを書き綴っっていきます。

異様に裏蓋が開け辛い

出来るだけ軽量化薄型化を実現したい、という事で樹脂製の爪で薄い裏蓋をパチっとはめる系のスマートフォンは最近多いと思うのですが、Zenfone2の裏蓋は何せ硬く本体とくっついています。かなり力を入れないと開かない為、壊れないかと不安になります。爪が短い人はまず素手で開ける事は不可能…

これだけ硬いとなると専用のオープナーが付いてても良いのでは?と思いました。

しかもSIMスロット、SDカードスロットは裏蓋を開けた所にある為、空港のSIM屋で新しいSIMを装填する際にはかなり難儀しそうな予感です。

幸いにも?樹脂製の裏蓋は開閉を繰り返すうちに開けやすくなる為、それほど問題にはならないかもしれないですが、この事自体が精神衛生上我慢できるか否かでユーザーを分けそうな気がします。

Zenfone2は性能怪獣なのか?

メモリ(RAM)が4GBのモデルを入手したのですが、今までiOSデバイスを中心に使って来た私にとっては確かに怪獣のように感じます。

そもそもiPhoneは最高スペックの6Plusですら実行メモリが1GBしか搭載しておらず、iOSのバージョンが上がるたびにメモリ管理がおかしくなっていて、メモリを多く消費するアプリはほとんどシングルアプリモードみたいな使い方しか出来ません。ってか大して重くないWebページのブラウズでも裏のタブページがどんどんアンロードされるってどういう事なん…

その点、Zenfone2はかなりのタスクを同時実行しても裏のアプリがアンロードされる事は少ないです。

Ingress、Intel Map(ブラウザ)、Twitterクライアント、Swarm、カメラ、これだけのアプリを同時に起動してもまだ余裕があり、タスクの切り替えもスムーズです。

iPhone6Plusの場合は、Ingress、Intell Mapのこの2つですら排他的にしか起動せず、到底ガチプレイIngressに向いているとは思えないわけです…

充電速度が遅い

皆さんご存知の通りIngressはめちゃくちゃバッテリーを消費するゲームです。というわけでバッテリーマネージメントがゲーム内の戦略戦術と同じくらい重要な問題ごとなのですが、高速充電を行うにはかなり条件が厳しいみたいでして。

高速充電を行うにはケーブルはサードパーティーのケーブル(急速充電に対応している高品質なケーブル)でも良いみたいなのですが、充電器は対応充電器が必要な模様…

純正充電器で充電するとバッテリーアイコンが稲妻とプラスのマークに変わります。プラスマークの表示が急速充電である事を示しているようです。

しかし対応しない充電器で充電すると非常に遅い…。1A前後は出るようですがZenfone2のように大きなバッテリーを搭載しているスマートでこの電流ではかなり遅いと言わざるをえず。

ちなみに電池残量ゼロの状態からAnkerの充電器で充電してその受電速度を測ってみたのですが、40分経過後も電池残量は10%にも満たず。なんでこんな事になるのか…

付属の充電器使えばこのような事はないのでしょうけど、充電機器との相性によってこんなにおかしな事になると、短い時間でガツンと充電できるという事は全く期待出来ません。常に対応充電器を持ち歩いていれば話は別ですが。

液晶画面が明るくて暗い

最低輝度状態がかなり明るく、最高輝度状態が少し暗いんですよね…いや、日常使う上で全く問題無いレベルですがIngressをやってると炎天下の中スマートフォンの画面を確認するという事は日常的にありえます。

炎天下で全く見えなくなるほどには暗くは無いのですがIngress用スマートフォンとして考えると少々残念な点であります。

この点、iPhone6Plusの圧勝です。

GPS感度は上々だがA-GPSがiOSにおよばない

これはZenfone2だけではなくAndroid全般に言える事なのですが、A-GPSの誤差補正がiOSと比較するとかなり怪しいように思えます。

IIJmioのMVNO SIMを使っているのでA-GPSがうまく働いていないのでは?って可能性もなきにしもあらずなのですが、同じIIJmio SIMを挿しているiPhone6PlusはキャリアSIMを挿しているiPhone5Sと殆ど同じ正確な精度で位置を特定出来ているので、その問題ではないと結論。

まあこの辺は今までiOSばかり使って来てたので、補正の癖の違いに戸惑ってるだけかもしれ無いですが。

まとめ

正直メモリの多さしか魅力を感じないデバイスですが、この大容量メモリを搭載しているスマートフォンであるという事がIngress用スマートフォンとする上で得難い資質のように思えます。

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Androidの優良Twitterクライアント、Talon for TwitterがNEC Terrainでも使いやすい

最近はiOSデバイスばかり使っていたのでAndroid用のアプリの情報に疎くなっていたのですが、最近入手したNEC Terrainを使い始める環境構築の際に発見したTalonというアプリが素晴らしかったので、自分の考えをまとめる為の備忘録的なエントリー。

とてもリッチなUI

フローティングメニューとか、セル内の情報をオーナードローで緻密に描き込んでおり、かなり手のこんだUIです。

画面内の余白をかなり大胆にとっており、とても見やすくデザインされたTwitterクライアントだと思うのですが、NEC Terrainのような画面解像度の小さいデバイスだと、余白の使い方が「もったいない」と感じること請け合いなわけです。

デフォルト設定だとこんな感じ。

Talonは柔軟にUIをカスタマイズできる

TalonはUIをかなり柔軟にカスタマイズ可能であり、設定によって小さな画面領域を有効に使う事が可能です。

とりあえずレイアウトを「全画面」に変えるだけでも…

空間を隙間無く有効活用してくれるようになりましたw

UI設定項目の中に「UIエクストラ」という項目があって、これをOnにするとフローティングメニューが表示されるようです。

UIエクストラをOnに設定しておくと上部メニューバーが状況によって非表示になり、ほんのちょっぴりですがタイムラインを長く見渡せるようになります。

あとこれは個人的な好みの設定ですが、タイムラインの表示オプション類はOffに設定しています。

セルをタップするとデフォルト設定だとポップアップ画面で情報が表示されるのですが、これもやはり手狭感ががが。

ポップアップ表示をやめるオプションもありました。素晴らしい。

こんな感じにフル画面表示されるようになりました。

その他機能も盛りだくさん


正直AndroidにはiOS向けアプリのような洗練されたTwitterクライアントって無いなぁと思ってたんですが、TalonはAndroid向けアプリの中でも別格の完成度で、逆にこのアプリをiOS向けにも出してくれと思うほどです。

個人的まとめ

TalonはUIの設定をきめ細かく指定できるので、おおよそどのようなデバイスにでも設定次第で最適化可能なんじゃ無いかと思いました。

ただスマートフォンのアプリって自分でいろいろ設定してまで使ってくれるユーザーって少なそうなので、低解像度向け設定のプリセットとかがあって、それを選ぶだけ、もしくは初回起動時に勝手に切り替わってくれるとかだとさらに便利になる気がします。

やはりこのような文字打ちメインのアプリはハードウェアキーボード搭載のNEC Terrainのようなデバイスとの相性は抜群ですね。

とうぶんこの端末で遊べそうです。

こんなTV視聴アプリが欲しかった、SONYのTV SideViewが神

SONYのnasneは発売日に買った500gb版を一台持ってたのですが、このたび1tb版を新たに入手しました。そんなにTVは観ない方なのですがチューナーが一つしか無いと家族と録画時間が被ったり録画中はチャンネルが固定されてライブチューナー機能が使い物にならないなどといった不便さもあり、nasneを増設したいなっぁと常々思っていたわけです。

このようにユーザーが気軽に増設可能なスケーラビリティの高さもnasneの魅力の一つなのですが。

今回取り上げるTV SideViewというアプリはDTCP-IPクライアントですが取り分けnasneで利用することを前提にデザインされているアプリです。SONYの作っているアプリですからね。

全能感すら感じるオールインワンアプリ



今までに、番組表閲覧、録画予約、番組視聴を全て行えるスマートフォン、タブレットアプリってありませんでした。TV SideViewはそれら全てが可能な上に、nasne内に保存されているコンテンツの管理も可能です。

簡単に言うとPS3上で動作するtorneにかなり近い事が出来ます。

今までは予約の実行や予約の確認、録画済みの番組を確認する為にPS3起動→torne起動という手順を踏んで、管理画面にたどり着くまでに最低でも一分以上かかっていたのですが、TV SideViewを使うことで、ほんの数秒でnasneにアクセス出来るようになりました。

オールインワンだからこその各機能のシームレスな連携

今まで私はレコプラ、Twonky Beam、CHAN-TORUなどいった複数アプリを駆使する事でテレビ視聴に関するおおよそ必要な機能をカバーしていたのですが、これらの機能を全て含んだアプリの登場は非常にありがたい。

今まではアプリ間を行ったり来たりして実現していたことをアプリ一つで行えるのですから、同じ事をするにしても、TV SideViewを利用した時の操作手順の短縮は相当なものです。

UIに関しても極力OS標準に準拠して作られているような印象で、操作を覚える為の学習コストが殆どかからない点もグッドです。

TV SideViewの良い点

良い点は前述の通りなのですが、それ以外だと、

  • 他の競合アプリより若干安い
  • nasne特化アプリだけどnasne以外のNASでも使える
  • 番組の検索キーワードを保持しておける(お気に入り番組表)
  • 480p固定で動画を再生する為、再生制御がキビキビしている
  • アプリを終了しても番組の停止位置を個別に記憶している
  • ユーザーが疑問に感じるような「これは仕様なのか不具合なのか」といった???な部分が少ない

と、現時点ではこのような感想です。ただし480p固定は弱点にも繋がります。

TV SideViewの悪い点

  • 480p固定である

今のところ、この点だけが私の感じるTV SideViewの残念ポイントです。

なんで480pなのか?という問いに対してSONY開発者の思想的な事が下記記事で語られています。

【西田宗千佳のRandomTracking】開発陣に聞くPS Vita版「torne」のカタチ -AV Watch

おおいに共感出来る開発陣のコメントです。実際720pで再生するTwonky Beamはかなり無理をしてストリーミング再生してる印象で、再生が開始されてしまえば綺麗に再生出来るんですが、一時停止や頭出しといった操作が非常に厳しい。最悪の場合再生に失敗して停止することも。

誰しもが自宅に高品質な通信環境を持ってるわけでは無いので、現代の通信技術では確かに480pあたりがちょうど良いのだろうなぁとは思います。

しかし解像度に関してはユーザーに選択出来るようにして欲しいなーと思うわけです。動画の持ち出しに関しては、転送時間に多少時間がかかっても問題は無いわけで、殆どのユーザーは可能であれば綺麗な画像で視聴したいと思うんじゃないかなと。

おそらく本家のVitaシリーズがハードウェアの制限で480pでしか再生出来ないのに、iPadやAndroidタブレットでバリバリ高解像度で再生されるとマズい、と言った大人の事情があるんだろうなぁと予想してるのですけど。

2014/08/09追記


このアプリ、出先で視聴する際にかなり困った問題が発覚して、Bluetoothオーディオを繋いでる状態では再生させてくれないというふざけた仕様で…
AirPlayで映像を飛ばせなくするとかなら理解できるんですが、これでは使い勝手悪すぎです。

まとめ

480p固定な事が唯一不満な点ではあるのですが、iPhoneで観るなら全く気にならない解像度ですし、iPad Miniくらいまでなら何とか気にならないレベルだと思います。てか480pでも結構綺麗なもんだなと感心する画質。

動画の持ち出しに関してはTwonky Beamに任せると言った運用対処も可能だと思うので、個人的にはこの点についてそれ程悲観的では無いです。

そんな事よりもnasneを制御する為のアプリとしての完成度が高すぎでnasneユーザー必携のアプリじゃないかなぁという感想です。

おすすめ。

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GPSに対応していないデジカメで撮った写真をジオタギング

写真のExif内に保存されるジオタグ情報は時にプライバシーの観点から問題視される事があります。

しかし写真に位置情報が紐付く事により、時間が経ってから改めて写真を見た時に、映像以上の付加情報を伴って記憶が蘇るのは非常に魅力的です。

スマートフォンで撮った写真は、通常初期設定では自動的に位置情報が保存されますが、旅行中で利用する、コンデジ、ミラーレス一眼、一眼レフデジカメなどで撮った写真にも位置情報を付与したいと思った事は無いでしょうか?

実はスマートフォンにアプリを導入してGPSデータロガー化すれば意外に呆気なく実現出来てしまいます。

数年前はGPSデータロガーを使って、GPSロガー毎の特殊なフォーマットを、PCやMacなどで動作する、これまた特殊な専用アプリで解析ジオタグの埋め込みを行う必要がありましたが、スマートフォンのコモディティー化により、このジャンルの製品は淘汰されつつあるのでは無いかと思います。

ジオタギングを実現する為のアプリは無料で調達可能

スマートフォンに汎用的なgpx形式でログファイルを出力可能なアプリケーションをインストールする必要があります。

gpxファイルから写真にジオタグを埋め込むには、WindowsまたはMacにて行うのが一般的だと思いますが、Windows、Macの両方に対応しているViewNX2というNikonのアプリが超オススメ。こんな高度なアプリが無料で、しかもジオタグにしか使わないのは申し訳ないくらい。

オススメのGPSロガーアプリ

極力安定度の高い実績のあるアプリの利用をオススメします。
特にiOSをGPSロガー化する場合、iOS7自体が不安定な事と、アプリのGPSロギングが裏でひっそりと死んでいる事に時間が経ってから気がつくという体験を何度かしているので、複数のデータロガーアプリを並走させる事をオススメします。

ログ採りが中断している時に撮った写真のジオタグ埋め込みは当然の事ながら不可であり、取り返しがつきませんので…

という意味ではログ採りはAndroidデバイスが向いているように思えます。

因みに私がiOSで使っている鉄板アプリはMotionX-GPXというアプリです。

Windows、Mac両対応のNikonのアプリ、ViewNX2に惚れた

実はトラック情報と写真の撮影時刻をマッチングしてジオタグを埋め込むというアプリは他にもあるのですが、Nikonという得体の知れたメーカー…というか写真の事を知り尽くしたメーカーがジオタグ機能を持ったアプリを提供してくれるのは非常に有難い。このえも言われぬ安心感。
WindowsとMacでUIが全く同じな点も両方のOSを使っている身としては嬉しい点です。

ViewNX2の使い方

アプリケーションを起動して画像のフォルダを選択します。我が家は写真をNAS上に保存しているのですが、ネットワーク上のフォルダも選べるのが地味に便利。

Commad+Aで全ファイルを選択してLog Matchinを選択。

メイン画面で選択したファイルが右側ペインに表示されます。(このスクリーンショットは二回目の実行なので、既に位置情報が埋め込まれている写真があります)

追加ボタンをクリックし、ログファイル(gpx)を選択します。

写真一覧に位置情報が反映されます。(既にジオタグが埋め込まれている写真に対しては上書きになるため赤色の警告色になります)
保存ボタンを押すとバックグラウンドで実際に画像ファイルに対してジオタグの書き込みが行われます。

メイン画面で写真のアイコンに地球儀のようなマークが表示される画像がジオタグの設定されている画像のようです。

地図で場所の確認が可能です。

まとめ

スマートフォンのコモディティー化が進む中で、所詮何かの機能に特化専用デバイスには敵わない、、、とは言い切れない昨今だなと感じます。特にGPSデータロガーの分野においては一般の人間にとってはスマートフォンで必要十分な機能が得られます。

スマートフォンやタブレットデバイスの進化が停滞する兆しも今のところ感じませんし、これからもっとスマートフォンに色んな仕事を任せられるようになるんだろうな、と思いました。

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