私は普段色々なガジェットを持ち歩いている人間ですが、新しいオモシロアイテムなら無節操に何でも持ち歩くわけではなく選定には一定の基準があります。
私の中で最も重要な選定基準はバッテリーの持ちなのですが「一日一回だけの充電行為で済む」という点を重要視しています。
とした場合にiPhoneは非常にシビアで私の使い方だと仕事が終わるころに充電警告が出る感じで、大きく選定基準から外れてしまうわけです、、、
しかしiPhoneは好きなので「なんとかバッテリーの心配をせずに持ち歩きたい」という想いがつのり、バッテリーケースを付けて運用するというスタイルに落ち着きました。
タイトルにも書いている「mophie」というメーカーのバッテリーケースはiPhone4の時から使用しており、入手するのは3個目です。
mophieについて
mophieは米国のモバイルバッテリーを中心に手がけるメーカーで、iPhoneに関しては私の記憶する限り、3Gから対応製品をリリースしています。
私はここのメーカーのバッテリーケースしか使った事が無いので他社製品との比較ができないのですが、世間的にも定評があるようです。
mophie juice packシリーズについて
mophie Battery Cases For iPhone Samsung HTC One
バッテリー容量差による三種類のラインナップです。
そこからさらにカラーバリエーションがあります。
もちろん容量に応じて値段と重さが変わってきます。
helium(1500mA)、air(1700mA)、plus(2100mA)の中から私はair(1700mA)を選びました。
外観、大きさ、重さ
シルバーを買いました。表面はグロスな感じで側面はシルバーです。
見た目的には薄手のクリアケースを使うのが一番好きなのですが、利便性を求めたい私にとって背に腹は代えられません(^^;
このケースバッテリーを装着しても、そんなに悪くない外観だと思うのですが如何でしょうか?
ケースバッテリーは通常のケースを装着するよりも、かなり大きく重くなります。
しかしiPhone 5(s)はスマートフォンの中でもかなり、小さく、薄く、軽い部類という事もあって、ケースを付けても尚、携行しやすいサイズにとどまっている、、、という事はiPhone 5(s)を使われている人にとっては周知の事だと思います。
ベースが小さく、薄く、軽いという事もあって、更にmophieの努力によるところもあると思うのですが、バッテリーケース装着時もストレス無いサイズ感、重さに抑えられているのではないかと思います。
計測してみた所、総重量は192グラムでした。
対して、iPhone4にmophie juice pack(1500mAh)を装備した総重量は208です。
旧機種よりも軽くなってるとは、、、
アクセシビリティ
iPhone側面に配置されている電源ボタン、マナーモードスイッチ、音量(Up,Down)に、ケースを装着したままアクセス可能です。
ケース自体にそれぞれボタンが配置されており間接的にiPhoneのボタンを押す事になるのですが、全く問題無く制御出来ています。
旧モデルから踏襲している特徴として、iPhone専用の充電コネクターを汎用的なMicro USBに変換してくれるのですが、これも便利ですね。
但しこのMicro USBポートで可能な事はあくまでも充電のみで、iPhoneをMacに繋いでデータを送ったりといった事は出来ません。
旧Dockコネクタに対応した同社製品では充電も同期もOKだったのですが、これはライトニングコネクタの仕様による所でしょうね。
一応Appleから正式に認定を受けて、ライトニングコネクタ用のチップの供給も受けて製造されているそうなので、安心して使える、、、のですが、であればMicro USBの同期も可能にしてほしかった
な、、、と、この製品に対する不満点の一つです。
Appleが悪いのかもしれませんが。
イヤホンジャック用に穴が設けられていますが深いので専用の中継ケーブルが付属しています。
イヤホン側の端子がL字型だと、届かなくなるので、その為の配慮だと思いますが親切ですね。
仕様です。とか、中継ケーブルはオプション品になります。とか主張してもよさそうなもんですがw
旧モデルから改善された点
電池残量を示す4段階のLEDライトが旧モデルから受け継がれているのですが、これが相変わらず明るすぎる(^^;
ただ、このLEDライトの位置がケース背面になった事で、普通に充電すればLEDが接地面で遮蔽されます。
また、一定時間経過すると充電中を示すLEDは自動的に消えるようです。
就寝時にこのLEDライトがチカチカと煩すぎたのですが、その悩みが無くなりそうです。
iPhone4(s)向けモデルでは、Dockコネクタを剥き出しにしたい場合、完全にケースを取り外す必要がありました。
しかし5s版は下側の小さい方のパーツを取り外すだけで可能です。
iPhone4(s)向けモデルでは小さいほうのパーツが「蓋」の役割しか果たしていませんでしたが、この製品は上下のパーツがドッキングして初めて機能する形状になっている為、成しえてる事だと思います。
またこの構造により、分散して内部構造を配置出来るようになったと思われるので、小型化とバッテリー容量の増量に一役買ってるんじゃないかな?と予想します。
前述しましたが、Micro USBケーブルで同期できなくなった点は残念ですが、このようにライトニングコネクタがすぐ見える状態に出来るのであれば、我慢出来るかな、って気がします。
外部スピーカーについて
このケースを使うと外部スピーカーの音が写真の位置から出るようになります。
iPhoneを横向きに両手でホールドすると、ちょうどスピーカーの位置を塞いでしまうという経験をされた方は多いのではないかと思うのですが、このケースを装着すると、いい具合にズレてくれます。
まとめ
まだ使い始めたばかりで長期利用した時の耐久性だけが不安なのですが、iPhone4(s)向け同社製品が最高のパフォーマンスを発揮してくれたので、この製品についても期待しています。
iPhone 5sを使いまくっても充電不要で丸一日電池が持ってくれるので、この安心感は何物にも変え難いです。
また、まったく触れてきませんでしたが、ケースとしてはかなり分厚くなるので保護能力は最高クラスなんじゃないかと思います。
おススメです。
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