旧型ではテザリング機能が使えなかったみたいですが、新型ではWi-FiテザリングもBluetooth PANによる回線共有も可能になりました。
Bluetooth PANで共有可能という点がWi-Fiルーター専用機をも凌ぐ機能ですが、Wi-Fiルーターとして見た場合、細かな設定が出来ない点がやはり専用機に及ばない点です。
SSIDのステルス設定ができないのが個人的には残念な点です。
しかし逆にいうと、細かい設定を行わないユーザーならば新型Nexus7をWi-Fiルーターとして何の問題も無く使えると思います。
とても長い連続稼働時間
AM07:15に充電ケーブルを抜きWi-FiテザリングをOnに設定してPM21:00時点でバッテリーが32%残っているという状況です。
ただ、このような使い方は最もバッテリーの劣化が激しいと思われます。
Nexus7はバッテリーの交換をユーザーが行えませんし、値段的にそれほど安くない事も相まって、こういう消耗品的な使い方を許せるかはユーザーによると思います。
しかしこれだけ電池が持ってくれれば、節電を意識せず丸一日使えそうですね。
電波が遠くまで飛ぶ
大容量バッテリーに物を言わせて、常にフルパワーでWi-Fiを飛ばしてるからこれだけ遠くまで電波が飛んでるのだろうなぁという予想です。
Bluetooth PANでもテザリング可能
電池の消耗を避けたい場合、Bluetooth PANでのテザリングは非常に有効な手段です。
どういうわけか新型Nexus7のBluetooth PANテザリングは通信速度が異常に遅いのですが、とにかく現時点では、BT PANに対応してくれている事に素直に喜びたいです。
iOSデバイスとの親和性も最高です。
まとめ
新型Nexus7 LTEの重量は299グラムと、タブレットデバイスとしてはとても軽い部類だと思います。
しかし毎日持ち歩くとなると「たった300グラム」とも言ってられなくなるわけです。
「タブレットはお遊びでしか使わない」という人間にとって、タブレットをどういう立ち位置で普段自分の持ち歩いている荷物の中に組み込むか?という理由付けは非常に難しいです。
究極の話、タブレットは無くてもスマートフォンだけで何とかなりますから。
とした場合に、タブレットがモバイルWi-Fiルーター機能を兼任出来るという点は私にとって非常に大きい。
もともとモバイルWi-Fiルーターを持ち歩いてる人にとっては、モバイルWi-FiルーターをNexus7(LTE)に置き換える事によって、普段持ち歩いている荷物の総重量をそれほど変える事無く大画面端末が持ち歩けるようになるわけですから。
Nexsu7(LTE)はSIMフリーで汎用性が高く、色々と選択の幅が広がるのは楽しいですね。
via PressSync