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満を持してANKERから発売されたQuickCharge2.0対応のモバイルバッテリー PowerCore+ 10050

とうとうANKERからQuickCharge2.0対応のモバイルバッテリーが発売されたとの事で、早速入手してみました。

専用ポーチとMicro端子のUSBケーブルが付属します。その他ANKER製のモバイルバッテリーに付属するUSBケーブルよりも太く、しっかりしたケーブルです。おそらくQuickCharge用のケーブルなのでしょう。

PowerCore+ 10050はANKERのモバイルバッテリーには珍しく、他社に競合製品があります。それはこのブログでも先日取り上げたAUKEYの製品です。

両者ともQuickChargeに対応しており、容量も10000mAhと似たようなスペックですが、一目でわかる決定的な差は、その大きさです。

小さい!というかか10000mAhでこのサイズのモバイルバッテリーは、それだけで利用価値があるような…

ANKERがAUKEYのモバイルバッテリーを意識してPowerCore+ 10050をデザインしたのだろうなという事は一目見ただけでわかりますが、アルミ筐体をエッジ加工を施していたり、全てにおいて競合製品を上回ろうという気概を感じずにはおれません。

結果、今までのANKER製モバイルバッテリーを上回る質感を得た事は喜ぶべき事だと感じました。


QuickChargeは高い電圧で充電するため発熱が大きく、そのため放熱効果の高い素材を使う必要があるので、アルミ素材なのかなぁと思っています。なので、今後ANKERからモバイルバッテリーの新製品が出たとしても、全てがこのようなアルミ筐体にはならないような気はしていますが。

他デバイスへの充電速度

iPad miniをANKERの高耐久ライトニングケーブルを使用して充電してみました。最高で2A出ており、文句なしと言ったところです。

他のモバイルバッテリーと同ケーブルを使用した場合、決して2Aという数値は出なかったのですが、これはANKER独自技術のVoltageBoost効いているのではないかと予想しています。

QuickCharge対応デバイスを充電してみたときのボルトを計測してみました。USB定格5Vを上回る約9V出力となっており、紛れも無くQuickCharge充電になっております。

モバイルバッテリーへの充電速度

このモバイルバッテリーの素晴らしいところはOutだけではなく、InもQuickChargeに対応しているところです。

つまりバッテリー本体も急速充電が可能なわけです。ANKER説明に5時間でフル充電可能…とありますが、この事自体は特にユーザとって魅力には感じないと思います。だって5時間もかかるのなら、やっぱり寝る時に充電するしかないじゃないか、という結論にしかならないので。

しかしQuickChargeの真価はバッテリー残容量が少なければ少ないほど充電効率が良いという事です。

試しにANKERのQuickCharge対応AC充電器を使って0パーセントの状態から1時間ほど充電したところ40パーセントまで回復していました。速い!

たった1時間ほどで4000mAh相当充填できるとは…

このモバイルバッテリーと対応AC充電器を鞄に忍ばせておけば、カフェのちょっとした休憩時間でもがっつりと補給が可能です。

まとめ

給電側がQuickCharge2.0に対応している都合、出力ポートが一個しか無い点がユーザー選びそうなモバイルバッテリーだと感じます。

しかしポート数を無視すれば、現時点でこれを上回るモバイルバッテリーはこの世に存在しないと思われます。

大抵のQuickCharge対応の充電器は対応デバイスに対して爆速充電出来るものの、非対応デバイス(iOSデバイスなど)への充電は逆に遅くなるという物がほとんどです。

しかし、この充電器はiOSデバイスもAndroidデバイスもひっくるめて急速充電可能であるという、私的には夢にまでみたモバイルバッテリーでした。

via PressSync

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