Captain's Log, Supplemental

GARMIN vivosmart3を買った理由と感想

vivoactive HR Jを気に入って毎日付けてるんですが、自宅と職場を電車で往復するだけの日には少々オーバースペックでして。

一つのデバイスで出来る事がいっぱいあるってのは素晴らしい事なんですが、反面ちょっとデバイスが大きいという問題もあります。

平日は必要最小限の機能しか持っていない小さくて軽いリストバンドを付けるのがいいのかなー、って事で入手に至りました。

軽く薄い

vivoactive HR Jと比較したら圧倒的薄さ軽さです。

重さに関しては両方ともたかが数十グラムなので、そんなに差はないかな?って思ってたんですがvivosmart3の21.5グラムという重さは付けているのを忘れるほど。

厚みが薄いのでシャツの袖にも干渉しにくいですし、付けたままでも家事の邪魔にならならん感じが良いです。

LED心拍センサーが平坦


奥がvivoactive HR、手前がvivosmart3


vivoactive HR JのLED心拍センサーは四角く出っ張っており、付けてるとこんな無惨な跡が肌に付きます。

しかしvivosmart3は、割と平坦なデザインになっているので特定箇所のみに圧力がかかるという事がありません。

反面、センサーの位置がズレやすくなって正しい心拍計測が出来ないんじゃないか?という懸念はあったのですが、柔らかいシリコンバンドで腕の周り全体にフィットするのでその心配は無かったです。

ANT+ブロードキャストでサイコンと連動できる

これが出来るからvivosmart3を選んだんだ、という機能の一つです。

一般的なANT+対応のサイコンに心拍計として接続できます。
この間、活動量計としては機能しませんがね。

ウィジェットから心拍を選び心拍転送モードにします。

開始すると心拍転送モードのアイコンと現在の心拍数が画面に表示されます。

悪い点(バッテリーの持ち)

小型化を追求した代償だとは思うのですが、連続稼働時間が約5日と短めでアクティビティ記録を行うと更に短くなります。

という事は心拍計としてサイコンと連動した時の連続稼働時間も短めなわけで、一泊以上の輪行サイクリングに使う場合は充電ケーブルも一緒に持ち出さないと不安なスタミナです。

悪い点(ディスプレイの常時点灯が不可)

これはバッテリーの持ちを優先させた結果だと思うのですが、ディスプレイの常時点灯が出来ません。

必ずジェスチャーを行うか画面を押して画面を点ける必要があります。

また有機ELディスプレイという事もあり、屋外の自然光下だと太陽の光に負けて非常に表示内容が見にくい。

明るければ明るいほど見やすくなるvivoactive HRとは真逆な方向性です。

悪い点(充電ケーブルが使いにくい)

充電時に本体もしくはクレードルが死角になって何処がコネクタなのかわからん、というか「あれ全然ハマらんな?」と思ったら向きが逆だったりと血圧が上がりそうな仕様です、

悪い点(タッチ感度が微妙)

ダブルタップ操作で画面Onに出来るのですが、これの操作難度が非常に高い。

あと上下スワイプでメニューを捲るのですが、誤認識して横スワイプになる事がしばしば。横スワイプ操作向こう設定が欲しいです。

ソフトウェアが色々バグってる

致命的なのは無いのですが、スマートフォンのアプリと同期した時に色々変な点が散見されます。

GARMINの新製品はこなれてくるまで時間が掛かるようですね…

ウィジェットの並びの変更が出来ない

仕様頻度の高いウィジェットは1スクロールで表示出来るようにしたいんですがねー。

まとめ

色々と不満点を述べていますが、多くは小型軽量化のトレードオフと割り切れる感じです。

この小ささでこの値段だと、活動量計として普段使わなかったとしても、「サイクルコンピュータに接続する心拍センサーとして使う」と言った割り切った使い方も出来ます。

ガチのサイクリスト勢は活動量計機能は要らなくて、ハートレートセンサーとしてしか使わない、っていう使い方もあると思うので、心拍転送モードに至るまでのメニューを浅くしたほうがいいんじゃ?とは思います。

どっちかと言うと私はこの製品をハートレートセンサーとして期待していますので、活動量計とかスマートウォッチと言った部分での仕上がりに関しては、割とどうでも良かったりします^^;

via PressSync

モバイルバージョンを終了