Captain's Log, Supplemental

M1 MacでPressSyncを使ってみる

M1 MacはiOSアプリがネイティブで動く、、、動くはずなんですが動作がというか操作性がiOSデバイスで実行した時とかなり違いがあるんですよね。

インストールはできるけど動作しないアプリというのもあるし、その中で騙し騙しでも動作するPressSyncは我がアプリながら優秀な方なのでは?と思いました。

異なる点その1、タッチ操作がなんか変

スマホの一覧系アプリではよくある、上から下にプルダウンする操作をマウスで実行してみた動画です。
マウスの移動距離に追従しません、、、
トラックパッドのマルチタッチドラッグでも同じ状況です。

動画終盤ではキーボードの上下キーで一覧のスクロールを行っています。
一覧のスクロールはカーソルキーで行えという事かも知れません。

マウスでも一覧の操作は行えるのですが、かなり怪しい動きをしますね、ホィールが効いたり効かなかったり、左シングルクリックのドラッグ効いたり効かなかったりで。

とにかく何かおかしい。

異なる点その2、ステータスバーが存在しない


確かにM1で動作するiOSアプリにステータスバーは不要だと思いますが、、、これ互換性の為にはダミーでもいいから何か表示しておくべきなのでは?Appleさん?と思いました。

iOSのステータスバーは単なる情報表示域という役割だけでなく、タップすると一番上にスクロールする、という便利機能があるんですよね。
それとステータスバーはアプリ側の都合で消したり表示したりできます。スマホの画面は小さいのでできるだけ領域を広く使うためにシーンに応じてステータスバーの制御を行なっているアプリって多いと思うんですが、その前提が崩れてしまう、、、
M1 Mac用の特殊な実装が必要になってきます。

ま、現状隙間があって少し格好悪い、というレベルなのですが。

写真のアクセス権はiOSと同等になるみたい

via PressSync
許可しないとアプリが写真を扱えないはずです、、、
ただこれを許可したところで、写真をアップロードしようとすると落ちるわけですが(^^;

うーん、これどうやってデバッグしたらいいんだろ?
アセットのアドレス形式がiOSとMacで異なるとかだと対応がかなりやっかいなので、それはやめて欲しいなぁ。

(現時点での)まとめ

M1 MacでiOSアプリを動作させた場合、操作系がタッチ操作前提でなくなってしまっている事が色々と事態をややこしくしている気がします。
これ100%フル機能使えるアプリってどれくらいあるんだろう?という印象です。

あ、私が愛用しているCodeCaputureは期待通りの動作をしてくれました。この投稿に含まれるYouTubeのリンクもM1Mac上のCodeCaputureアプリで生成しています。

将来的にMacOSにパッチが当たる事で色々改善してくれたらいいのになぁと思いました。

現状、PressSyncをMacで使うのはしんどいなぁ、と我ながら思うんですが、もともとPressSyncは最終調整に使われている傾向で、そういう用途ならば使えん事もない、という感じでしょうか。

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