Zenfone6のカメラが超広角側も含めて動画が綺麗に撮れるので旅行用に新製品のOsmo Mobile3を買ってみました。
実は前世代のOsmo Mobile2は所有しておりまして、Osmo MobileシリーズのAndroid用の接続アプリがイマイチ出来が悪い事は知ってたんですよね。スマホの性能を活かしきれないとか。
私は標準カメラアプリを使う前提で入手しました。
コンボセットに付属するキャリーケースとグリップ式三脚
単品と比べて2500円くらい価格差があるのでコンボじゃなくてもいいかな?と思ったんですがグリップ式三脚が欲しかったのでコンボを買いました。
同じメーカーだから当然なのですがMavic Airのキャリーケースと酷似するセミハードなしっかりしたキャリーケースです。
下がグリップ式三脚。標準的なカメラのネジ穴で固定する形式なので似たような製品をAmazonとかで購入できるんですが、しっかりグリップできるだけの太さを確保しながら肉抜きして軽量化も図られている品質は純正品ならではです。
この土台がしっかりしていないと倒れてスマホまで破損の恐れなのでしっかりしたものを選びたいですね。
静かな動作音
聞こえないレベルの動作音。旧モデルは過負荷が掛かるとモーターが唸りだす事があるったのですが、新機種では今のところその現象には遭遇していません。極めて安定。
コンパクトに持ち運べる
衝撃には弱くなるけど、、、裸の状態ならリュックの小ポケットに入るのサイズなので取り出しも簡単。
取り付け
一般的なサイズのスマホであれば背面ケースを取り付けた状態でも装着可能だと思われます。このクリップ部はスマホのサイドボタンと干渉しないように斜め上方向からスマホを固定するように設計されているようです。よく考えられています。
逆にiPhone SEはサイズが小さくて裸では固定不可なのにはびっくりさせられましたが。もう世間的には存在しない機種なのね、、、
折り畳んだ状態でスマホを着脱するのが、可動部位が少ない状態なので安定するようです。
旧機種は3点固定方式で装着時に左右のバランスを取るのも一苦労だったのですがOsmo Mobile3はクリップで挟み込むだけという簡単な仕組みですので、「組み立てて動画を取ろう」という精神的な敷居がめちゃくちゃ下がりました。
モバイルバッテリーにもなる
航空機に必ず手荷物として持ち込まないといけなくなる諸刃の機能ですが
5V=1A出力で高速充電ではないですが安心感のある機能ではあります。
Osmo Mobile3は旧機種からの完全上位互換機じゃない
軽くなって折り畳めるようになり更には組み立てもめちゃくちゃ楽になったという超絶進化を果たしているのですが、、、
スマホの固定方式が変わった事も関係していると思うのですがチルト方向の可動範囲が極端に狭くなったのです。下の写真は限界まで上下に振った図です。
ってわけで地面スレスレを撮ることが出来ません。
作例
Zenfone6標準カメラアプリ、超広角カメラで電子手ブレ補正をOFFでOsmo Mobile3に取り付けて撮影しています。
電子手ブレ補正の効きがよいZenfone6に電動スタビライザーを使う意義としては、手持ち撮影ではどうにもならない(というか人間のスキルに依存する)滑らかなパンニングの実現です。
それと電子手ブレ補正を切れるので超広角レンズの画角をフルに使えるって事。
まとめ
チルト可動域が極端に狭い事を除けば大満足な旅行向けジンバルでした。チルト角が狭い事自体もコンパクト性、利便性を追求した結果だと思えばトレードオフとして割り切れます。
DJIはライトユーザーのフィードバックをちゃんと理解した上で思い切った設計をしてくれました。
自己責任にはなりますが、リュックのサイドポケットなどに雑に放り込んでおけば取り出しが非常に楽ですし、ジンバルで撮ろうと決断する為の精神的敷居が下がります。個人的には値段がめちゃくちゃ安いジンバルなので雑に扱っていいと思うんですよね。
旧モデルと違って折り畳んだ状態はある程度ロックがかかっているので適切なサイズのポケットにさえ収納すれば、カバンの中で揺れてガタガタする事も殆どないです。
私はモバイルや電子機器に関しては「餅は餅屋」っていう考え方をするタイプなのです。カメラを求めるなら独立したカメラを使うべき、とか。
なのでKarma Gripを使ってたりしてるわけですが。
しかしZenfone6は5000mAhという大容量バッテリーを搭載しているので、いろんなタスクをこいつに担わせても、いざという時に電池が干上がってる、という状況が起きにくいんですよね。それでいてSoCは現行最強レベルだしカメラもそこそこ綺麗だし。
一つのデバイスに色んなタスクを集約させれば荷物も減って素敵やん?という理想郷はなかなか実現してこなかったのですが、最近は望みが見えてきた気がします。
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