私はTUMIが好きで持ってる鞄の殆どがTUMIなんですが、その前提で読み進めて頂きたいのですが。
TUMIといえばバリスティックナイロン製の鞄というイメージが大きいと思います。
勿論革製品も出してるけどお高いんでしょ?みたいな。
実際TUMIの革製品はそれなりに高いのですが、型落ちした平行輸入品はかなりお得な値段で入手可能です。
※ただし平行輸入品の場合、日本で売られていないモデルだったりする事があるので、売り手が主張する定価に対する割引率が、どれほど根拠があるのか微妙な所ではあります。
今回入手したのはTUMI 92371 ALPHA BRAVOビールというクロスボディーメッセンジャーバッグです。
外観
金具の部分は(恐らく)意図的にダメージ加工されています。買ってすぐに下ろしたてという感覚無しに使い始める事が出来ますw
本体の質感は高いのですが、ベルトとそれを繋ぐ金具はいたって普通です。また、この鞄は牛革製鞄ですが、さらに硬く鞣されたレザーで一部トリム加工がなされています。
最近のTUMIのALPHA BRAVOシリーズのトリム用レザー素材はだいたいこの素材だと思うのですが、この牛革製ビールにおいては、その箇所が若干浮いているような印象を受けます。
内装
システムノート、水筒、小型の折り畳み傘を入れてみました。収容力は少ないですが、鞄の形が変わる事を厭わなければ、もう少し入りそうです。
メイン気室はオープンポケットが2つ、ジッパー付きのポケットが一つあります。オープンポケットの一つはマグネット式で口を軽く固定することができます。長財布を入れる場所として最適なサイズ感。
二つ目の気室。メインに物を詰めると、圧迫されて、ここに物を入れる余裕はなさそうです。旅行中にパスポートや旅券を入れたり、ドキュメントを入れる場所として使えば便利かも。
背面のオープンポケット。あくまでもモバイラー視点ですが、ここにはタブレットを入れておけば便利かも。
付属品
恐らく鞄を保護するための袋ですが、保管用としてわざわざ同梱されているのでしょうか。
私はそのような使い方はしないと思うので、スーツケースにジム用シューズをパッキングする用途として、ありがたく使わせていただきます。
まとめ
実売価格と質感を照らし合わせると個人的にはとても気に入ったカバンで末長く使っていこうと思いました。
しかしこの鞄はコンセプトが不明確で、何となく日本の百貨店に並ばない理由がわかります。
牛革製で高級路線の品だとは思うのですが、それにしては若干詰めが甘いというか。だからこそ並行輸入品として安くで手に入るのでしょうけど。
TUMIの製品は全体的に上部で壊れる事は殆ど無い…のですが、レザー製品はナイロン製の鞄よりも繊細で、並行輸入品を入手した場合、国内代理店のサポートを受けれないのが若干不安な点ではあります。
しかし、この値段なら万一壊れても捨てて新しいのを入手するなり、諦めがつきそうです。
via PressSync