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MacBook Pro 2018 13インチを2018年中に駆け込みレビュー

MacBook Airが発売された後に入手したので、入手タイミングとしてはちょっと遅れた感があり、私がレビュー記事を書く価値があるかな?ってくらいに既に情報が溢れていまして。

ですので客観的な感想ではなく、なんちゃってアプリ開発者としての主観的な感想を述べていきたいと思います。

入手したのはUltimateモデル

SSDだけを1TBに留めて、それ以外はBTOで選択可能な最上位スペックです。

2018年版MBP13インチモデルが個人的に当たり年だと思えた点は、BTOで高性能CPUが選択可能である、という点でした。

2017年以前は2コアまでしか選択出来ず「Pro」という名前を冠する割には性能不足じゃね?という事で眼中にも入りませんでしたが、2018年版では4コアを選択出来るようになり、俄然選択肢に入ったのでした。

高温、排気騒音を気にしていたが

高性能CPUを選んだ場合、どうしても熱問題が心配になります。

心配していましたが、ブラウジングや動画視聴程度ではファンの回転数が上がる事もなく静かなもんです。

やはりアプリ開発、動画編集を行うと俄然ファンが唸りだします。本体も熱を持ちキートップまで熱が回りますが、これは15インチMBPでも似たようなものなので想定の範囲内かなと。


どちらかというと私は低負荷時の静粛性が非常に気に入りました。13インチMBPくらいのサイズ感であれば、ソファーで膝の上に乗せながら使えますし、ほぼ無音、本体温度も安定しているので操作時に不快に感じる事はなく、タブレットを使っているような感覚ですね。

このような立ち位置は本来、MacBook Airが担うべきなのでしょうけど、MBP13の低負荷時の安定性がここまで優秀だとAirの立つ瀬が無いように思えます。

SSD速すぎ問題

意味が分からんくらい速いです。(動画も数秒で終わるので注意)
早いというう噂は聞いていましたがここまでとは…
上記はGoProで撮影した4TBの動画ファイルのコピーを作成している動画ですが、時間の測定不能なほどの速度です。速度にびっくりし過ぎてマウスが左右に泳いでます。

これほどのSSDの速度ならプログラムのビルドもさぞかし速かろうと思いきや

プログラムのビルドとは多数のファイルにアクセスする処理なのでランダムアクセスに強いSSDの優位性、有効性は多くの開発現場で証明済みです。

SSDの性能向上はMBP2018の開発機としての価値を高める事に直結している事は間違いないです。

間違いないですが、驚異的なSSD性能の期待値程には速くないというのが正直なところの感想ですね。いや、めちゃくちゃ快適なんですよ。勝手に私がハードルを上げていただけで。

ソリューションのクリーン(中間ファイルの削除)は爆速で、この箇所に関しては従来機に比べて明らかな差を感じます。いや、やっぱり全体的にも早いです!ひゃっほーい。

TouchBar使いにくい問題

2018年版のMBPはTouchBar搭載モデルしか無いので一択なわけですが、、、

私みたいにMacを使いこなせていない人間にしてみれば、状況に応じた適切なナビゲーションがTouchBarに表示されているという事は、便利なシーンも多々あるのですが、ファンクションキーが排他的に使えない(Fnキー要)ので文字入力が不便すぎです。

またTouchBarを固定して使う場合でも物理キーではありませんので、プログラムのステップ実行とか、同じファンクションキーを連続で押すようなシーンでは、指がズレて隣のキーを連打とかよくあります。

TouchIDは結構便利

指紋認証でロック解除できますので、毎回パスワードを入力するよりは断然便利です。

しかしセンサーの場所が悪いよなって思います。

トラックパッドとかスペースキーの近辺に配置してくれたら解除したままの手のポジションでカーソル操作、もしくはタイピングが出来るのにって。

最近のAppleってユーザーをちゃんと見てるとは思い難いですね。

まとめ

TouchBar関連に不満タラタラではありますが、まだ真価を問える程には使いこなせてはおりませんので、、、

総評としては大満足で確実に5年以上は使える、優秀な道具となってくれそうです。

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