台南と言えばオランダ統治時代からの都市という事もあり古都であります。現代では街も近代化されていますが歴史的な建造物と近代的な建造物が入り混じって共存しており「台湾の京都」と呼ばれる事もあるそうです。
というわけでタイトルからも何が言いたいのか察している方も多いかと思いますがポータルが多い土地柄なのです。
變電箱がポータルなのもポータルが多い要因
日本でいう電信柱に取り付けられる変圧器(變電箱)が台湾では歩道などに直置きされており、箱の外装にペイントが施されているためIngressのポータルとして承認されているようです。
現地の戦況
Ingressの戦況はちょっとした事でガラッと変わるので数日滞在しただけでは断定的な事は言えないのですが…
ざくっというとどこも荒れている印象でCFの発生率が非常に低いです。ポータルにModが挿されている事も稀で焼き放題。低レベルプレーヤーがAPを稼ぐ場としては最適な環境ですね。
私の渡航中はキャンペーンでUltraStrikeのDrop率が上がっていた事もあり現地での利用価値の無いUSがゴミのようにインベントリーを圧迫しました^^;
メダルアートミッションが多いのだけど…
歴史的建造物の周辺にはメダルアート用のシリーズミッションが多数存在するのですが、殆どがパスコード(クイズ形式)なので外国人にはクリア不可なミッションが多いです。安全にクリア条件がHackのみのミッションを選ぶ事になりますが、そうすると意外とミッションメダルは稼げません。せっかくのミッション密集地帯なのに非常に歯痒い思いをします。
また日本とは異なり「リンク作成」「フィールド作成」「キャプチャーまたはアップグレード」「モッドのデプロイ」がクリア条件に設定されている事が多いのも特徴です。日本では辛いこれらの条件ですが前述したように全体的にポータルが育ってませんので、これについては殆ど問題ありません。同行者とリンクやフィールドの取り合いにならないように計画的に…
もし事前にアイテムを準備しておくならこんな割合がおすすめ
武器少なめ、レゾネーターを低レベルを中心に大量に持ってるといい感じに回れます。
敵勢力ポータルを焼くのにバースターはあまり数が必要無いということと、前述したように荒れてますから、いくらでもレゾネーターを挿す余地があるのです。というか多めに持って無いと速攻でレゾネーターがなくなります…
行く先々でフィールドを作りまくる「日式」のプレイスタイルだと特に…
もっとも辛いのは現地の気候か
緯度的に沖縄と殆ど同じという事もあり、暑い季節はひたすら暑いです…秋から冬がベストシーズンだと思いますが、それ以外のシーズンだと、それこそ山に登るような装備が必要になってきます。
台湾は治安が良いので早朝とか日が暮れてから活動するという選択もありだと思います。
おすすめホテルなど
台南には二回しか滞在した事が無いので大した紹介は出来無いのですが、たまたま今回泊まったSilksPlaceというホテルが客室からポータルが届くのでIngress合宿におすすめの一つになりうると思います。
常時2、3本のポータルがレンジ内でGPSの揺らぎによって最大4箇所届きました。結構大きなホテルなので、部屋によっては…って事はありそうですが。ちなみに今回泊まった部屋は1024号室でした。
(私はiPhoneでプレイしているのですが、AndroidとiOSではA-GPSの誤差補正に大きな差があるので、Androidではスクリーンショットのような位置では安定しないかもです。)
まとめ
lv上げなどが目的でユニークハック、ユニークキャプチャー、ユニークミッションなどのゴールドメダルを求めて台南に行く、という事でしたら正直効率的におすすめしまでん。悪くは無いのですが、もっと効率の良い土地なら国内にいくらでもあります。
少ない物資でユニークキャプチャー数を稼ぎたいという目的でしたら、台南は良い土地だと思います。中立ポータルが多いですし、焼くにしても少ない物資で焼けますし、特に事前を準備してなくても体一つスキャナー一つで訪れればそれだけでユニークキャプチャーは稼げるような印象です。
私は台南に行ったのは二回目だったのですが、少し違った視点で台南を巡ることができました。
旅が趣味、Ingressが趣味という人にとっては、台南/Ingressは良い組み合わせになるかもしれません。
via PressSync