iPhone6は充電時に最大2Aの入力に対応しており、最新のiPadシリーズと同じ仕様になっています。
にもかかわらずiPhone6に標準で付属する充電器は従来の5W/1Aの物なんですが、これでiPhone6を充電しようとすると結構な時間がかかる。
iPad用の充電器を利用するとほぼ倍の速度で充電できるようになります。
Appleが不当な金儲け目論んでいるような気がしないでもないですが、iPhone6は電池の持ちが良くなっており、少なくとも私の使い方では電池を1日では使い切る事は出来ない程ですので、夜寝ている間に満充電できる速度であれば十分実用に足ります。
一般的に急速充電は電池に与える負荷が大きいと言われており、必要無ければ低電流で充電すべきです。この辺の思惑があってAppleが5W/1Aを標準付属の充電器としているという事情があるのかもしれません。
しかし出先でモバイルバッテリーで充電する場合は短時間でガツンと充電出来た方がいろいろ都合が良いわけです。
さて、掲題の件ですが高速充電に対応したモバイルバッテリーを使うという事は大前提なのですが、ケーブルによっても流れる電流は変わってくるのでいろんなケーブルを計測してみました。
iPadとほぼ同じ計測結果
結論から書くと、前回iPadMini Retinaで計測した結果とほぼ同じになりました。
今回は最大2A出力が可能なANKER Astro 第2世代 6000mAhを使いました。
※これから紹介する計測結果はケーブルによって結果が大きく異なりますが、純正iPad充電器で利用すると概ね良いスコアになります。
純正ケーブル
Amazon Lightningケーブル(90cm)
1.7A付近。純正ケーブルよりも良い数値です。経験上短いケーブルの方が良い計測値になるのですが、90cmという長いケーブルでこれだけの値が出るのはとても優秀だと思います。
Amazon Lightningケーブル(10cm)
ほあー!2A。計測値は素晴らしいのですがケーブルが短すぎて充電中には使いづらいという問題はありそうです。
DCA-RL060WH
このケーブルは高速充電が出来る事をセールスポイントとして売られている製品です。高速充電に対応しているにも関わらず巻き取り式。ただケーブルが太くリールも大きいので以外と荷物になります。
BN-XperiaPB+純正ライトニング変換アダプタ
昔から定評のあるPLANEXの巻き取り式USBケーブルです。スコアはそこそこですがコンパクトな巻き取り式であるという事と値段を考えると、やはりこのケーブルは優秀だと思います。
OWL-CBJ5(B)-SP/U2A+純正ライトニング変換アダプタ
OWL-CBRJ(B)-SP/U2AT+純正ライトニング変換アダプタ
オウルテックの急速充電対応ケーブルはiOSデバイスと相性が悪いですね。
エネループに付属していた太いUSBケーブル+純正ライトニング変換アダプタ
ちょwなかなか凄いw
大きな電流が流れないのは純正ライトニング変換アダプタの問題かな?と思ってたのですが、この数値を見る限りそれは無いという結論に。
まとめ
オウルテックのUSBケーブルは相性問題がありそうで残念なスコアですが、安物ケーブルさえ避けて利用すれば概ね大丈夫なんじゃないかと思いました。
Amazonのライトニングケーブルは相変わらずコストパフォーマンス良いですねー。
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