有料の買い切りアプリであるPS TouchはUIが古臭くなんともダサいアプリですが、iPad版Lightroomは別の会社が作ったんじゃないか?と思うくらいモダンな感じです。
操作時のアニメーションも心地よい。
Lightroom mobileを利用するための必須条件
Adobe Creative Cloudの契約が必須です。
Lightroom mobileを単体で利用する場合、iPadのカメラロールから写真をアプリに取り込みCreative Cloud上で管理することになりますが、Lightroom mobileではカメラロール内のRAWデータを読み込めません。これはひょっとしたらiOSの制限かもしれません。
(iOSはカメラロールに保存されているRAWデータを読み込めているように見えますが、あれはRAWデータ内にサムネイル的に保存されているJpgを表示しています。)
Lightroom mobileでRAWデータを扱いたい場合、既にCreative Cloudにアップロード済みのRAWデータしか扱えません。
というわけでデスクトップ版Lightroomのライセンスは必須ではありませんが、Creative CloudにRAWデータを流し込むにはデスクトップ版が必要なので実質的に必須になります。
デスクトップ版と全く同じ事が出来るわけじゃない
とは言え要所を押さえて色々できます。個人的には機能がありすぎると何をやっていいのかわからなくなるので、ある程度出来ることを絞ってくれた方がありがたい。
RAW現像の用途だけではなく、カメラロールのJPG写真の加工用途にも便利に使えそうです。
Creative Cloudの利用が大前提
iPadとカメラだけでRAW現像が完結すれば出先とかで荷物が減って便利そうだなぁと思うのですが、現状母艦は必須ですね。母艦があるなら母艦で全部やるわい、という事になりそうです。
Creative Cloudに上げたRAWデータをいつでも続きから修正出来るという使い方は非常に便利ですというか、そういう使い方なのでしょう。
Creative Cloud個人版は20GBの容量が割り当てられていますが、どのように活用すればいいか微妙な容量です。
Lightroom mobileしか使わないけど、その分容量が増えるみたいな超特化型サブスクリプションがあると嬉しいのですけど。
もう少し色々と遊んでみようかなと思います。
via PressSync