先日AUからdocomoにMNP転入しました。
MNPを利用したキャリア乗り換えは今回が初めてでは無く、割安価格で端末を提供する必要がある転入顧客に対して、タイトルのような事を顧客に強制しなければならない事情も、なんとなくわからんでもないわけです。
というわけで今までMNPの際には従順に強制加入プランには加入して手動で解約してきていたのですが…。
なんだか今回の強制加入プランはいつもより多い気がする…ちょっとうっかりしただけで一月の支払い総額は約5500円か…スカパーより高い、えぐい…けど話をややこしくしたくないので、取り敢えずはOKとしたわけです。
契約が終わるとカウンターでは無い初期設定テーブルという席に移動させられます。
そして店員さんにが私のiPhoneを操作して4桁の暗証番号を入力する画面まで持って行き、私に暗証番号を決めろと促します。
再度私のiPhoneを店員さんが操作して何らかの決済画面のパスワードを入力する所まで画面遷移し、再度私にパスワードを入力しろと促します。これを繰り返す事5回。
うわー、これ完全にアカン奴やん。ワイ決済手段がdocomoというだけのdocomoとは異なるサードパーティのサービスを契約させられている模様。ワイ何を契約させられてるのかわからないまま5契約も締結させられました。なんだか実印を取り上げられはいないけど、よく分からん書類に捺印を強制させられている気分ですよ。
とは言えdメニューから先ほど契約したサービスを一覧で確認可能という事で、めんどいけど一つづつ解約していけばいいかー、と楽観視していたのですが…
気になったのですぐに何を契約させられたのか確認してみた
自分が一体何を契約させられたのか、めちゃくちゃ気になったんで店を出てすぐに歩きスマホ状態でそれぞれのサービスを確認したのですが…
これ解約方法は加盟店毎に異なりますやん!だっ、だるい!しかも悪質な加盟店は解約ページに行き着けない…巧妙に解約させないようにページが構成されております。
こっ、これは、駄目なやつだ、という事で踵を返しdocomoショップに戻ったんですわ。それぞれのサービスの解約方法を教えといてくれと。
するとなんと「2ヶ月経過しないと解約方法はご案内できませんし、解約も許しません」ときた。ぐぬぬ、カウンターで言ってた事と違う…。という事は最低一回は使いもしないサービスのお金を払わないと駄目って事ですがな。
ちょっとキレてみた
この事に対して、ちょっぴり店員さんに対してキレたんですよね、そもそも最後に別テーブルに移動させたことも、何か問題があったときにdocomoショップとして業務範囲外でやった事だとか言い逃れする為でしょ?とかなんとかかんとか。
その言い訳が、「お待ちになられてるお客様がおられるのでカウンターを空ける為」とか言ってたけど、カウンターは空きの方が多い状態で、しかも初期設定に当たってくれたスタッフは契約の担当をしてくれた子と同じで、なぜそれ言い訳として通用すると思っているのか。
私もいい大人なんで、それ以上は追求しませんでした。怒りを「しめしめ、良いブログネタが出来たわ。」というエネルギーに転換してこの件は私の中では終わりにしたのです…
終わりにしたかったのにdocomoから電話連絡が
が、しかし再び店を出てから5分後くらいに見知らぬ番号から電話がかかってくるじゃないですか。この078局番は…ひょっとしてさっきのdocomoショップ?と思ったら、やっぱり予想通りで、「商品券をお渡し忘れてました。取りに来てください。」との連絡。
ぐぬぬ、クレーマー対応かー、最後まで客の心情を逆撫でする対応、低俗な連中とはこれ以上関わりたくなかったので、ここで「イラネ」と断りたかったのですが、いやいやここで短気を起こしてはいけませんよ。ブログネタにした上に商品券ももらっておこう。「はい、夜に取りに伺わせて頂きたく存じます。」
なんと1万円分のJCBギフトカードを入手
あまりに高額だったのでびっくりしたのですが、この値段を見て、なるほど「解約は許さん」と言った理由が見えてきました。もともとそういう合意のもと、客と店側の紳士協定上成り立つビジネスなんでしょう。
しかし、わたくし高額の商品券が貰えるというインセンティブがあるなんて一言も聞いてなかったし。夜までには全サービス解約済みで商品券だけはいただきましたわ。手数料として。
そもそも私が継続課金サービスに対するちょっとしたクレームを入れてなければ、このギフトカードを貰えてなかった可能性はヒジョーに高いと思うんですよね。ひょっとしてこれ、問題化してなければスタッフがこっそり商品券を懐に忍ばせてた案件では…
まとめ
わたくし携帯電話の契約の際には、めちゃくちゃ厳密に店員さんの口頭説明を聞いています。よく分からん事はさらに詳細な説明を求めたり、念押しの確認を行っています。
しかし今回口頭での説明との実情の乖離を感じてしまい、次からは会話の録音しておく必要を感じました。まさかdocomoのような一流企業にこんな騙し討ちを食らうとは思ってなかったので、ちょっぴりショックです。(ひょっとしたら本当に業務上のエラーかもですが)
もしこれが、世の中の事をよくわかっていない若者や、携帯電話の契約に疎い年配の方がこの方式で契約されたら…もし1ヶ月解約を遅れただけで、支払い総額は約5500円ですよ?クレジットカードの明細を確認しないようなうっかりさんだと更に被害は拡大します。2ヶ月以上経過しないと解約方法を案内出来ないとお店側が言われている事からも、そういううっかりで儲けようという意図が透けて見えます。
docomoは過去に迷惑メールのパケット通信料で自社ビルを建てた会社ですが、今回の一件は「そういえばそういうメンタリティーの会社だったよなぁ昔から」、自分は一体何をdocomoに期待していたのだろう?と悔やんだのでした。
2015/11/24追記
後々考えみると、わざとやられたんじゃないか?と思う程に酷い対応でしたので店の名前を記しておきます。書類もなんか客の前で投げるように扱うし、2度と関わり合いたくない店です。
私は最低7Gb前後のデータ通信料が欲しかったので、データSパックを選ぶ事は無かったのですが、「データSパックは選択不可」とカウンターで説明を受けました。これも完全に嘘ですよね。
確認したところカケホーダイライトプランを選択している場合、データSパックは選択不可との事でした。お店側の説明は正しかったのです…が、このへんのプランの相関関係を教えてくれてもええのとちゃいますのん?…
次の被害者が出ませんように。
via PressSync