最近Googleマップの地図がゼンリンから独自地図になって劣化したという話題が多いですが、これを機にゼンリンがオンライ地図を提供したらいいのに、って思うのですが特許を押さえられたりしてるんですかね?
劣化したとはいえそれでも日本の地図は情報手厚いので私としてはそれほど気にはならないのですが。
さてGoogleローカルガイドですが当初は飲食店に対して料理の写真を上げておけば再訪した時の備忘録に使える、という目的で始めたGoogleローカルガイドだったのですが、最近はどっぷりと浸かっています。
何が面白いのか?と言われると何も面白くないですし、特典もほぼないんですが、、、
GoogleにしてみればGoogleマップは大きな金脈である事は間違いないですし、今後の動向に気をかけずにはおれない、というのはあります。
私は写真と動画しか投稿しないので、その情報限定で。
写真の投稿について
Googleマップへの投稿手段はPCかスマートフォンからになりますが、ポイントを稼ぐにはAndroidから投稿するのが最も効率が良いかな、と思います。
Androiデバイスによる飲食店に対する投稿の場合、同時にこの料理は何であるか?を問われるのですが、この入力もポイントとして加算されるからです。
ただでさえ写真投稿で得られるポイントは高いのでちょっと優遇されすぎな気もするんですがGoogleとしてはとても重要な情報なのだと思います。
メダルの獲得条件に写真の表示回数があるのですが、これは投稿数を増やして分母を上げれば上げるほど写真の表示回数増加は加速しますので、あまり気にする事はないのですが、高効率を狙う場合、写真を綺麗に撮って上位表示を狙うのは勿論の事、何に対して写真をあげるか?という事も非常に重要になってきます。
例えば自分がGoogleマップで何を検索するか?という事を想像すればいいのですが、駅とかで上位表示できれば、表示回数は爆発的に加速します。
しかし駅は投稿者が多すぎですので、病院とか郵便局とか上位表示を狙いやすく検索される可能性も高い場所の投稿がおススメです。以下の写真は1ヶ月前に撮った写真ですがすでに1万表示を超えております。
ストリートビューについて
私はGoogle認定フォトグラファーになりました。一応大手を振ってプロ写真家として活動できるっぽいです。(やらないけど)
しかしこのストリートビューの認定フォトグラファーになるハードルは極めて低いんですよね、、、RICOH THETAで撮ったような劣悪な画質の写真やスマホで撮ったスティッチずれがあるような写真を50枚アップロードするだけでも簡単に認定されちゃいます、、、ひょっとしたら将来的に難しくなるかもしれないので今なっておいた方がいいかもです。
ストリートビューに全天球写真を投稿するとGoogleマップにも自動的に連動して投稿されます。
撮影の手間が掛かるわりに、ポイント的には写真と同じ扱いになるのでポイント稼ぎ目的としては効率が悪いのですが、普通の写真と比較して投稿している人が少ないので上位表示を狙いやすいです。
↓こんな感じで検索した瞬間にサムネイル表示されるので駅で上位表示取れると爆発的な表示回数になります。
広角レンズを搭載しているスマートフォンなら撮影枚数が少なくて済みます。慣れてくると1分くらいで一枚撮れるようになります。(勿論じっくり撮った方が綺麗に繋がった写真に仕上がるんですが)
ストリートビューのビジネスでの利用
近所のタイ料理屋さんが小話でこの辺の事を教えてくれるのですが、インドアビュー撮りませんか?という営業をめちゃくちゃかけてくるんですって。
しかし個人的に思うのですけどインドアビューって集客に効果ある?むしろマイナスに作用する事すらあるのでは?って。
個人経営のお店の場合360度写真で店内を見ると、どうしても店内狭く感じちゃいますし、見えなくてもいいものまで見えるという全天球写真の特性は、、、プロの写真家に何らかのメッセージ性を込めて料理やインテリアを綺麗に撮ってもらった方が、恐らく集客効果は高いのだろうなぁ、というのが今のところの私の考えです。
インドアビューは5万円〜プラスアルファ料金という料金みたいなのですが、個人経営のお店の場合、費用対効果としてはちょっとねって。
動画の投稿
GoPro Hero7を入手して以来、手軽にブレない動画が撮れるようになってから神社仏閣とか公園で練習撮りした動画、もしくは旅行先で撮った写真を投稿しています。
こんな便利なツールを持っていたとしても観るに耐えるクォリティーの動画を投稿するには最低でも前後のトリムは必要ですし簡単な動画編集スキルが必須になってくるので敷居はめちゃくちゃ高いように思えます。
しかし動画の投稿で獲得できるメダルは写真とは独立してますのでメダルが欲しい人はやらざるを得ないやつです。得られるポイントは手間暇かかる割には少ないと言わざるを得ず、自己満足感が高いですね^^;
動画投稿に関してはGoogleやる気あんのかな?と思わざるをえない不具合が色々ありまして、、、わりと簡単にサービスを終了しちゃう企業なだけに一抹の不安があります。
重複コンテンツの投稿
生活動線って毎日固定されてますし、撮れる写真って同じ場所の写真や動画になりがちなのですが、、、当初は似たような投稿を憚っていたのですが、最近はじゃんじゃん投稿すればいいや、と思っています。
もともとGoogleは検索の会社ですし、膨大に登録されたデータの中から自動で公益性に優れたコンテンツを抽出して表示してくれるでしょう。
似たような投稿を繰り返しても良いと思うもう一つの理由は、Android用のアプリの仕様にあるのですが、地域に投稿された直近の写真がリストで表示されるんですよ。お気に入りのお店で繁盛して欲しいと思うなら、前回似たような写真を上げてるからなー、とそこで踏みとどまらず、遠慮なく投稿すればいいかと。
この仕様はスパムの温床になるので、将来的に何らかの変更が入るだろうなぁ、と個人的には予想しているのですが。
Local Guides Connect
一応加入はしてみたのですが今ひとつ目的の分かり辛いコミュニティ?ですね。
Connectというくらいですからガイド自体を繋げたいのかな?とは思うのですが、狭い地域のガイド同士を繋げるような事は全く想定されておらず、英語も必須みたいな雰囲気(実際には違うのですけど)なので、日本人にはとっつきにくいだろうなぁと。
今月にG+がサービス停止して影響を受けたのはIngressエージェントだけかな?と思ったのですが、どうやらローカルガイドも打撃を受けたようで。
まとめ
料理の写真を撮る際に妻からも冷ややかな眼差しを感じるのですが、最近では綺麗な写真を撮って上げているとお店の方から直接お礼を言われる事もあり。私の写真の影響ではなくて、もともとポテンシャルが無い店じゃないといい方向に作用する事なんてありえないとは思うんですけど。
とはいえお店の人が意識する程にはGoogleマップの影響力は増しているようで、ちょっと怖さもあります。
従量課金でローカガイドが登録した情報を取得するというLocationAPIという仕組みも既にあり、Googleが今後どこまで踏み込んでくるか?その際に今までのように公平性を保てるのか?今後が非常に気になります。
via PressSync