Kindle Paperwhite2015に純正カバーを装着してみた

Amazon Kindle Paperwhite用レザーカバー

Amazon Kindle Paperwhite用レザーカバー

Amazon Kindle Paperwhite用レザーカバー

Amazon Kindle Paperwhite用レザーカバー

新型Kindle Paperwhiteは旧モデルからサイズが無いという事でPaperwhite向けにデザインされているケース、カバーであれば適合するのだと思います。実際2015年モデルと今回ご紹介する純正カバーはぴったりサイズでした。

所有欲を満たしてくれる高品質レザーケース

サードパーティーメーカーのカバーと比較するとかなり高い値段設定だと思います。しかしこのレザーカバーの高い質感は値段相応、いや値段以上の価値を感じます。

私はAppleのiPhone、iPadの純正レザーカバーを幾つか持ってますけど、値段が高すぎる上に質感も最悪なんですよ。特にiPhone6 Plusの純正レザーケースは耐久性皆無というお粗末な品でメーカー純正レザーカバーに対して警戒心を抱いていました。

その点、Amazonのこのレザーカバーはグッジョブと賞賛出来る仕上がりです。

保護性能を重視した大きめのカバー

ケースに何を求めるのかは人それぞれだと思います。保護機能はそこそこに、出来るだけサイズを抑えたタイプ、もしくは大きく重くなるフルアーマータイプ。

このレザーケースは後者にあたりますが、このレザーカバーを装備すると感覚的にiPad miniに近いくらいのサイズ感になります。まさに「タブレットを持ち歩いてます!」みたいなサイズ感になるので、薄くて超軽いという電子ペーパー版Kindleの美点の一つをスポイルしてしまうんですよね。

「純正品を選んでおけば安心」とは言い難い好みの分かれるカバーだと思います。

電源がカバーの開閉に連動する

フリップに磁石が仕込まれていて、開閉に応じてKindleの電源が連動します。これは何気に便利というかかなり便利です。本体下部にある電源ボタンは意外と押し辛いので、ここを触らずに電源制御出来るのは非常にありがたい。

あれ?私は広告無し版を買ったのでわからないんですけど、広告有り版ってスリープ中に広告が表示されるんじゃなかったっけ?という事は…広告が見たくて広告有り版を買ってる人は悲しい事になりそうですねw

操作性がやや損なわれるかも…

先述しましたけど、このレザーカバーは大きめで、装着するとKindleが一回りでっかくなります。大抵の人はKindleを親指で片手操作していると思いますが、このケースを装着すると液晶パネルと親指の距離が1㎝(もっとかも?)くらい遠のくんですね。

もともとKindle Paperwhiteはベゼルの幅が広めですので、手が小さいとか人によってはこの1㎝が看過できない距離になるかもです。


このカバーの重量の表記が見つけられなかったので計って見たのですが、132グラムでした。本体の重量と合わせると実に344グラム程になってしまうという。女性とかだと長時間片手では操作出来ない重さかもです。

まとめ

保護性能が高く質感の高いレザーカバーで個人的にはとても気に入ったのですが好みが分かれそうですねー。

via PressSync

漫画用にKindle Paper White(2015)を買った

Kindle Paperwhite
電子ペーパーKindleを買うのはいったい何台目だろうというくらい持ってる割には最近の機種はそんなに持ってないボクです。こんにちは。

久しぶりの買い替えなので全ての性能が飛躍的に向上しており色々快適になっていることを実感出来ます。

しかし最近のKindle(Paper White)ってハードウェアボタンを廃する方向性で進化してるんですね。タッチパネルの感度は良好なので操作性に影響は…無いわけはなく、カチっというしっかりとしたクリック感で操作したいと思ってる人は少なくないんじゃないかなぁって勝手に思ってしまいます。

ハードウェアボタンは故障箇所の代表格ですから売り手としては排除したい、という気持ちはわからんでもないわけです。

でもタッチパネル操作だとなんのフィードバックも無いのでデバイスが処理中で固まっている時に「行った操作が有効だったのか?」と不安にかられるわけですが、デバイスの処理速度が向上している事により待ち時間も軽減されており、いや、それほどストレスでは無いかも?と、戸惑っている状況です。ま、慣れますかね。

Kindle Paper White(2015)は現実的なレベルで漫画が読める

Kindle Touchなど解像度の低いKindleで試しにKindleストアで買った漫画を読んでみた事があるのですが解像度が低すぎで絵が擦れるわけです。特に漫画の場合、吹き出し内の文字も画像なので文字すらギザギザなんですね。

というわけで電子ペーパーKindleで漫画を読むという行為は無理だと早々に諦めたわけですが、6インチ300dpiスクリーンを得た新型Kindleを使ってみて、これならば漫画が読める許容レベルであろう、と感じました。

2バイト文字などを見ると若干ドット感を感じるディスプレイです。6インチ300dpiといえば相当な高精細ディスプレイのはずですが、昨今のRetinaディスプレイとかを見慣れてしまうと気がついてしまいますね。ここまで気になる人は殆どいないと思いますけど。

電子ペーパーパネルでこの解像度を実現している事が素晴らしいです。

ディスプレイは合格レベルだが、そもそも問題はコンテンツデータにあり

絵が綺麗に写っているか、汚いかと感じる基準は人それぞれ異なるかと思いますが、わたくし視力がかなり良い方でして、細かい粗も見えるんですよ…そもそもアマゾンが配信するコンテンツの画質が良くない、という事もあって忠実に元画像の画質の悪さを映し出せる性能を有してるんですね。新型Kindleは。

絵がぎっちり詰まって吹き出しの文字サイズが小さいような漫画を読むのはそもそもiPadで読む事すら辛いわけで、元画像の文字が潰れちゃってるとそれ以上綺麗に出力なんて出来ないんですよね。

判別しにくい箇所を拡大してみても汚いままで、「なんだよ元から汚いのかよ」となった時のガッカリ感ときたら。自分の視力はまだ衰えてないな、というちょっとした優越感も味わえるけど、あんまり汚い画像を見せ続けられると良い視力も悪くなるわ。

漫画に関しては、配信データの画質を上げてくれない事には永遠に「最高の読書体験」というやつは訪れないのだろうなと思います。

しかしこのコンテンツの画質の悪さが逆に新型Kindleのハードウェア的な懸念事項が概ね払拭されているという事に気が付かせてくれます。

3G版か?Wi-Fi版か?

私がKindleを買う時は大抵3G版を買うのですが、やっぱりいつでもネットワークに繋がるというのは便利です。クラウドのインデックス情報にアクセスする際や書籍情報の参照など、Kindleがネットワーク上の情報を得ようとする機会は意外と多く、出先でいちいちWi-Fiルーターに繋ぐという手間が省けるのは非常に大きい。

大きなデータサイズの書籍は3G回線ではダウンロード不可ですが、漫画とかでもサンプルであればダウンロード可能サイズらしく、電車移動中に気軽に試し読み出来るのはいい感じですねー。しかもデータ通信使用量を一切気にする事なく。

これがWi-Fi版Kindleだとスマートフォン等から回線を借りる必要がある為、データ通信量を多少意識する必要があるかもしれません。

Kindleは家でしか使わないって人ならばWi-Fi版一択だと思います。

電子ペーパーKindleはやっぱり目に優しい

漫画読んでるやつが何言ってるんだよ、と怒られそうですが、液晶画面タブレットを長時間使ってるとバックライトが煩く感じてくるんですよね。人間年を重ねると何が身体に良くて何が悪いのかという事を敏感に感じ取れる殊能力が身につくのですが、その点Kindleは紙と同じ感覚で読めるという謳い文句に偽りなしという感想です。

まとめ

電子ペーパーディスプレーが液晶と比較して目に優しいという事はKindle初期の頃からわかっていましたが、これで解像度が上がって漫画が読めるようになれば、どんな素晴らしい世界になるのだろう?と夢見ていたわけです。Kindle PaperWhite2015を手にして、かなり理想郷に近い所まで到達したなと思いました。

画質面において、かなり手厳しい事を書きましたが、今後Amazonさんにはこの辺を頑張って欲しいなぁと。画質向上するとトラフィックが増えたり他の問題も出るので一筋縄にはいかないのでしょうけど。

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